親の病気による失職など家庭の経済的事情が重なり、大学は夜間学部に入学しました。工場勤務、清掃業、引越し業などをしながら大学に通っていました。
当時、さまざまな仕事で多くの人の価値観や人生観に触れることができました。当時の社会経験は大きな財産となっています。
大学3回生時に昼間学部へ転部し、法律を深く学ぶにつれ、「自分の力で人生を切り開ける仕事」「社会の役に立てる仕事」に就きたいと考え、法曹の道を目指しました。 大学卒業後の司法浪人時代は、親の交通事故被害なども経験しました。
当時は弁護士への相談は敷居が高かったことを記憶しています。
私が司法試験に合格した平成14年当時、裁判所支部があるにも関わらず実働弁護士がいない地域(弁護士ゼロワン地域)が日本全国に50か所以上ありました。
せっかく弁護士資格を取るのであれば困っている人の役に立ちたい、自分で事務所を運営してみたい、期間限定での地方生活も良い経験になる、などの思いがあり、弁護士ゼロワン地域に派遣される日本弁護士連合会の公設事務所プロジェクトに手をあげました。
当初は北海道や東北のゼロワン地域への派遣も検討されていましたが、東京の修行先事務所のボス(青木信昭弁護士)が茨城出身というご縁があり、茨城県鹿行地域に派遣されることになりました。
鹿行地域は工業地域で裁判所の管轄人口が20万人以上いるにも関わらず、当時、実働弁護士がゼロでした。
平成17年11月から茨城県鹿嶋市に赴任し、開設当初から多数の法律相談を受け、多忙な日々を過ごしていました。
鹿嶋で忙しく働きつつも、自分の将来の方向性に悩み、また、より多くのトラブルを抱えた人の力になりたいなどと思っていました。
平成20年6月に公設事務所の任期を終え、同時に、弁護士法人を設立しました。 その後、事務所展開をし、働く弁護士やスタッフも増えました。
「リーガルプラス」という名前は、私達の活動を通じて、クライアント・地域社会・構成メンバーそれぞれにプラスがあって欲しいという思いからつけたものです。
まだまだ道半ばですが、これからもより良い弁護士サービスを提供すべく、活動地域やサービス分野の拡充に努めていきたいと思っています。
石川県金沢市生まれ 東京都三鷹市育ち
明治大学法学部法律学科
読書、旅行、食べ歩き
人間50年
両親
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