内縁の妻とは・・・?!内縁の妻と証明するための三箇条と相続権や慰謝料について

内縁の妻というと聞こえはあまり良くなく、社会的一般的には認知されにくい立場とされています。でも、どうしても結婚したい相手と法律上の婚姻が難しい場合、内縁の妻という関係を結ぼうと思う人がいるでしょう。そんな人のために内縁の妻とは、内縁の妻にはどんな権利があるの?ということを見ていきましょう。

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目次
 

内縁の妻の実情って・・?内縁の妻になるための条件と内縁の妻には出来ない事

 

内縁の妻という言葉を知っていても、その実情まで詳しく理解しているという人はあまりいないのではないでしょうか。

そんな内縁の妻について今回は見ていくことになりますが、まずは内縁の妻になるには条件があります。 

  1. 法律上の配偶者がいないこと 
  2. 婚姻の意思を持って共同生活をしていること 

この2点です。

また、内縁の妻は遺産相続の権利がありません。

これらのことを中心として、内縁の妻について詳しく見ていくことにしましょう。

内縁の妻とは?そもそもどんな関係・・・?

 

まずは、内縁の妻の基本的情報として、内縁の妻とはどんな人のことを言うのかというところからお話します。

内縁の妻とは?⑴ 内縁の妻の定義と関係性

内縁の妻のお話をするには、まず内縁関係とはどんな関係なのかということを知る必要があります。

内縁とは、「法律的に認められていない内々の関係」のことです。

内縁の妻の定義は、「戸籍上には婚姻関係にはないが、事実上婚姻と同様の関係にある女性」です。

内縁の妻とは?⑵ 内縁と同居の違いについて

それでは、内縁関係と同居人は違うのか?という疑問も生まれてきますね。

内縁の妻となるには、同居していることも証明の一つにはなりますが、判例としては住所を同じくしていなくても内縁の妻と認められたケースもあるのです。

問題なのは、その二人が婚姻と同等の関係を結んでいたのかということになります。

つまり、同居しているだけで婚姻の意思もなく、お互い恋人同士だと思っているのであれば、内縁の妻とは言えないのです。

内縁の妻とは?⑶ 内縁関係には義務が発生する

内縁の妻となるには、それなりの義務も生じてきます。

しかし内縁の妻だからと言って特別な義務があるのではなく、法律婚の夫婦と同じように、

  • 夫婦生活を維持していく義務
  • 財産を共有する義務
  • また内縁の夫以外の異性と肉体関係を持たないという貞操の義務

という3つの義務があります。

内縁の妻と証明するための三か条!

 

内縁の妻と名乗るのは個人の自由です。

しかし、内縁の妻として法的な権利などを主張するには内縁の妻と認められる必要が生じてきます。

内縁の妻と証明するための条件⑴ 互いが夫婦同様に暮らしていく内縁意思を待っている

まずは、内縁の妻となる条件でもある「お互いに婚姻関係を結ぶ意思がある」ということが認められなければいけません。

具体的にどう証明するのかというと、結婚しようとしたけれど戸籍を入れられない問題があるということを証明したり、提示したりする事があげられます。

これで、第三者が見ても、あなたが内縁の妻であるということが証明することになるでしょう。

内縁の妻と証明するための条件⑵ 家族や周囲に夫婦同然として認識されている

夫婦に決まった形はありませんが、周りから見ても「あの人たちは夫婦だ」とわかる空気感がありますよね。

内縁の妻であると認められるのは、この周りから見たときに「奥さんだ」と思えるというのも大切なことなのです。

内縁の妻と証明するための条件⑶ 共同生活の実態がある

法律婚では別居しながらも婚姻関係が続いている人もいます。

内縁の妻であっても、そのように別居でも夫婦関係を築いている人もいます。

しかしたとえ別居していたとしても、内縁の妻には共同生活を送っている事実が必要です。

わかりやすく言えば、生計をともにしていることが必要になるのです。

内縁の妻として必ず知っておくべきこと4選

 

内縁の妻となるには、あらかじめ知っておくべきことがあります。

ここでは、そんな内縁の妻に必要な情報をご紹介します。

内縁の妻として必ず知っておくべきこと⑴ 内縁の妻に相続権はない

内縁の妻は、法律上では夫婦とは認められていない妻です。

法律上の婚姻関係を結んでいる妻と全く同様というわけにはいきません。

内縁の妻と法律婚の妻の違いとして最も大きいものが、相続権の有無でしょう。

どれだけ長い間妻として夫に添い遂げてきたとしても、夫が死亡してしまった場合にその財産を相続する権利は無いのです。

内縁の妻として必ず知っておくべきこと⑵ 内縁関係を公的に証明するのに有効なのは住民票

内縁の妻であると周りに認めてもらえる公的な書類として、住民票があります。

住民票には、内縁の妻であることを示す「妻(未届)」と記載してもらえるのです。

一緒に住むことになったときに登録すれば、簡単に行うことができます。

また、これは夫である男性と共同生活を送っているという証明にもなりますので、ぜひ手続きをしておきましょう

内縁の妻として必ず知っておくべきこと⑶ 内縁関係を解消するときは財産分与請求慰謝料請求が可能

内縁の妻は相続権がないなら、財産分与も無いのだろうかと考える人も多いでしょう。

しかし、財産分与に関しては法律婚の妻と変わりなくしてもらうことができます。

また、内縁の夫が浮気をしたときに慰謝料請求する権利もあります。

財産分与と慰謝料請求については覚えておかないと損をしてしまうので忘れないようにしましょう。 

内縁の妻として必ず知っておくべきこと⑷ 詳しい相談は専門家である弁護士に!

内縁の妻として知っておくべき基本的なことのみお話しました。

まだまだ内縁の妻である場合のみ、特別に変わってくることもあります。

中でも法律的なことは、素人にはなかなか判断がつきにくいのではないでしょうか。

内縁の妻としてやっていく上でわからないことがあれば弁護士に相談しましょう。

 

内縁の妻とは・・・?!内縁の妻と証明するための三箇条と相続権や慰謝料についてのまとめ

 

よく知らない人も多い、内縁の妻についてお話してきました。

内縁の妻となるには、お互いに婚姻の意思があればできることなので簡単に婚姻関係を結ぶことができる方法として利用できますね。

しかし、婚姻関係を結ぶのが簡単な分、内縁の妻であることの証明をしなければならなかったり、相続権が無かったりというデメリットもありました。

内縁の妻として夫婦生活を送っていく上で、法律的に迷うことや困ることもたくさん出てくるでしょう。

法律的なことは周りの人に聞きにくいし、聞いてもわからないことが多いですよね。

法律的に困ったときは、ぜひ男女関係に強い弁護士に相談することをおすすめします。

 

 

この記事の作成者

カケコム編集部