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自己破産した元夫に不貞行為の慰謝料を払ってもらえる?

慰謝料の請求相手が自己破産をしたら、慰謝料が支払われることはないのでしょうか。不貞行為による慰謝料であるにもかかわらず、自己破産をしたら免責されるのではないか?と心配になりますよね。自己破産をした人に慰謝料の支払い義務があるのか、慰謝料を請求するにはどうすればいいのかを詳しく説明していきます。

 自己破産したら慰謝料の請求はできなくなる?

不倫など不貞行為を賠償させるために慰謝料を請求した相手が自己破産をしたら、慰謝料を支払ってもらうことはできなくなる?とお悩みの方。
 
自己破産した相手に慰謝料を請求する際には、いくつかの注意点があります。
 
慰謝料を受け取るためには、まず自己破産をしたらどのような支払いの義務がなくなるのかを知っておきましょう。
 
さらに、慰謝料が免責されるケースとされないケース・自己破産した相手から慰謝料を受け取るにはどうすればいいのかについても分かりやすく解説していきます。  

自己破産したら払う義務がなくなるお金とは?

 

自己破産をしたら、支払う義務がなくなるお金があります。まずは自己破産についての理解を深めましょう。

そもそも自己破産とは?

自己破産とは、借金が多額になり自分一人では支払う方法が持てなくなったときに、法に則り借金を免責することです。
 
借金を免責するには、裁判所からの免責許可が必要です。
 
免責許可が下りると返済は免除されますが、その後ローンを組みにくくなったり、財産を失うなどのデメリットもあります。

免責債権と非免責債権

自己破産をすると免責債権により、借金などの債務の支払い義務がなくなります。
 
ただし、免責債権によって全ての借金が免責されるわけではなく、一部免責できない借金や支払いも存在します。これを、非免責債権と言います。
 
非免責債権に該当するものは、たとえ自己破産をしても支払いの義務は継続します。

不貞行為の慰謝料は免責されることが多い!?|ただし免責されない”例外”もある

 気になるのは、自己破産をした人の不貞行為の慰謝料が免責されるのか、ということですよね。
 
実は、不貞行為による慰謝料は免責されることが多いといわれています。
 
慰謝料請求をしている相手が自己破産をしてしまうと、受け取れないケースも実際にあるようです。
 
ただし、免責されない例外もありますので、詳しく見ていきましょう。

不貞行為の慰謝料が自己破産しても免責されないケースとは?

 

不貞行為の慰謝料が自己破産をしても免責されないケースについて、解説していきます。

どんな場合だと慰謝料を受け取れるのでしょうか。

単純に不貞行為があっただけだと免責される可能性が高い 

慰謝料請求の理由が不貞行為のみだと、自己破産をした相手には免責される可能性が高くなります
 
不貞行為による慰謝料を受け取るためには、なぜ不貞行為に及んだのか、という経緯が重要です。
 
ほんのはずみで不貞行為をしてしまった・出来心で不貞行為をしてしまったが今は反省しているなどの場合には、免責されてしまうケースが多いのが現実のようです。

積極的な加害意思があった場合は免責されない 

ただし、不貞行為をした経緯に明らかな悪意があったと判断される場合には、慰謝料は免責されないこともあります。
 
破産法253条1項2号は、「破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権」を非免責債権としており、非免責とする範囲を相当限定していることがわかります。
 
具体的にいえば、配偶者に、積極的に害を与えてやろうという意思の下で不貞行為に及んだのであれば、「悪意」があったとして、慰謝料は免責されないことが多いです。
 
積極的な加害意思があったのかどうかが、免責されるかどうかの鍵といえます。

恋愛感情からの不貞は免責されてしまう!?

不貞行為そのものは違法と判断されますが、恋愛感情があったということにより「悪意」が否定され、慰謝料が免責されることは実際にあるようです。
 
しかし、その時のケースによってどう判断されるのかは異なります。
 
恋愛感情があったか否かでなく、やはり積極的な加害意思があったのかどうかが重要なのかもしれません。

暴力行為(DV)の慰謝料は免責されない

慰謝料請求の原因がDVなどの暴力行為である場合には、基本的に自己破産をした相手にも慰謝料を請求することができます。
 
暴力行為は本人に積極的な加害意思があったといえる場合が多いからです。

自己破産した人から不貞行為の慰謝料を取りたいなら・・弁護士に相談を 

自己破産をした相手から不貞行為による慰謝料を受け取りたいのなら、弁護士に相談することをおすすめです。その理由とは?

弁護士に相談した方がいい理由(1) 免責されるか?されないかの判断は難しい!? 

不貞行為による慰謝料請求を自己破産した相手にする場合、免責される・されないの判断は非常に難しいです。
 
相手に悪意があったのかどうかを証明するのも素人では難しいので、専門家である弁護士に任せるのが良いでしょう。
 
相手が応じないなどのトラブルを引き起こさないためにも、弁護士に相談することを強くおすすめします。

弁護士に相談した方がいい理由(2) 交渉から書面の作成まで任せることが可能  

弁護士に依頼をした場合、慰謝料の交渉から請求する際の書面などの作成まで、全てを任せることができます
 
反対に、弁護士がいなければこれらの作業を全て自分で行わなければいけません。
 
免責されることなく確実に慰謝料を受け取りたいのなら、やはり弁護士に相談するのが正解です。

弁護士に相談した方がいい理由(3) 調停や裁判になった時は早めの相談が鍵に  

慰謝料を請求しても相手が即座に応じてくれるとも限りませんので、調停や裁判になる可能性も十分に考えられます。

調停や裁判になってしまった時には、できるだけ早く弁護士に相談しましょう。

適切な慰謝料を受け取るためには専門家である弁護士の力が重要になってくるでしょう

自己破産と慰謝料の関係について知りたい方はこちらの記事もご覧ください

自己破産した人に不貞行為の慰謝料を請求できる?のまとめ


自己破産をした人に不貞行為の慰謝料を請求できるかどうかは、場合によって異なります。
一体なぜ不貞行為に及んだのか、という理由によっては免責されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
 
また、分からないことや不安な部分があるのであれば、迷わず弁護士に相談するのがおすすめです
 
相手が自己破産をしている場合における慰謝料請求方法を検討してくれるはずです。
 
自分だけの判断で諦めず、法の力を借りてきちんと制裁しましょう

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