外国人との離婚手続きガイド|ケース別離婚の手続きと注意点

外国人との離婚には、通常の離婚と違いどんな注意点があるのでしょうか。国際結婚は結婚時にも様々な手続きがありますが、同様に外国人と離婚する際にも手続きが必要になるようです。離婚を外国人をする際の、国際結婚ならではの手続きについて詳しく見ていきましょう。 

男女の事故・トラブル(1315)離婚(575)
目次

弁護士に相談する

外国人のパートナーと離婚したい!

離婚を外国人をする際には、国際離婚ならではの手続きが必要になります。
 
外国人のパートナーとの離婚を考えているのであれば、国際結婚ということで、様々な手続きの準備をしておくことをおすすめします。
 
外国人と離婚する際、スムーズに手続きできるよう備えておきましょう。 

外国人との離婚手続き(1) まずは協議離婚から

国際結婚の後に外国人と協議離婚する場合、通常の離婚と同じような手続きが必要となります。

日本人同士の離婚と同じように”合意”と”離婚届”が必要

協議離婚を外国人とする際には、まずお互いの離婚への合意と離婚届が必要です。
 
これは日本人同士の離婚届けと同様の手続きであり、外国人との離婚であっても変わりません。
 
協議離婚の際には、日本人相手でも外国人相手でも、夫婦の同意がなければ認められないのです。

外国籍の方は外国人登録証明書が必要

 外国人と協議離婚をする際、外国籍である場合には外国人登録証明書が必要となります。
 
国際結婚をするときに国籍を日本に変えなかった人は注意してください。
 
国際結婚の離婚の場合、必要書類は自治体ごとに異なっている可能性がありますので、必ず、事前に戸籍課で確認をしておきましょう。 

本人確認書類も忘れずに

国際離婚の手続きをするときには、本人確認書類も忘れないように準備しておきましょう。
 
外国人の場合、国際離婚の手続きにおいて、様々な窓口で本人確認書類を求められることがあるかもしれません。
 
本人確認ができないと離婚が受理されないケースも考えられるので、忘れないようにしてください。

外国人との離婚手続き(2) 協議で折り合いがつかなければ調停へ

協議でお互いが納得できない場合には、外国人との国際離婚でも手続き上調停へと進みます。 

調停管轄はどこ?

外国人との国際離婚をする際、調停を利用するのなら、外国人のパートナーの住所によって管轄が変わります
 
通常、日本人同士の離婚であれば国内の裁判所で手続きできますが、外国人のパートナーとの国際離婚である場合には異なる場合があるので注意しましょう。 

相手の住所が日本にある場合

外国人との国際離婚をする場合、パートナーの住所が日本にあるのなら、通常の離婚調停通り国内の裁判所で離婚手続きが可能になります。
 
例え相手が外国人であっても、離婚する時の住所が国内であれば、その地域の裁判所で国際離婚の手続きを行いましょう。

相手の住所が外国にある場合

外国人との国際離婚をする時に、パートナーの住所が外国である場合には原則として、日本で調停、裁判はできません
 
しかし、「相手の行方が不明な場合」「遺棄された場合」「その他これに準ずる場合」には、日本で国際離婚の手続きをすることが可能になります。
 
「その他これに準ずる場合」とは様々な状況がありますが、過去の事例を見てみると
  • 「相手の住所が分からない場合」
  • 「未成年の子が日本に住んでいる場合」
  • 「相手の来日回数が極端に少ない場合」
  • 「相手がそもそも婚姻届を提出していない場合」

などがあります。

 外国人との離婚手続きの注意点

外国人との国際離婚で手続きをする際には、いくつかの注意点もあります。
 
国際離婚ならではの気を付けるべき点とは? 

外国人との離婚手続きの注意点(1) すべての国が協議離婚を認めているわけではない

外国人のパートナーの国籍によっては、協議離婚を認められないケースもあります。
 
日本では外国人との協議離婚が認められているものの、 すべての国が同じように協議離婚を認めているわけではありません。
 
場合によっては協議離婚が認められないこともあるので、予めパートナーの国の情報を調べておく必要があります。

外国人との離婚手続きの注意点(2) 確実なのは裁判所の手続きで離婚をすること

外国人のパートナーと国際離婚の手続きをする場合、協議離婚はできなくとも、まずは裁判所で行う手続きは行っておきましょう。
 
協議離婚が認められていない国であったとしても、裁判離婚や調停離婚は認められる国もあります
 
専門家に相談しつつ、国際離婚の手続きを検討しましょう

外国人との離婚手続きの注意点(3) まずは離婚問題に強い専門家に相談することから

外国人との国際離婚の手続きには、様々な法律的な問題点も多く、スムーズに話が進まないことも多い可能性があります。
 
自分だけで悩むのではなく、離婚問題に強い弁護士を味方に付けて、正しく対応するのがおすすめです。
 
外国人との国際離婚で後悔しないためにも、専門家の力を借りましょう。 

離婚についてもっと知りたい人はこちらの記事も合わせて読んでみてください!

外国人との離婚手続きガイド|ケース別離婚の手続きと注意点のまとめ

外国人との国際離婚の手続きは、基本的には日本人同士の離婚と同様の流れになりますが、相手の現住所や国によっては異なる点もあります。
 
また、外国人との国際離婚の手続き上、注意すべき点もあるので前もって不安な点を調べておくのが安心です。
 
後々トラブルに発展しないためにも、専門家を味方に付けて冷静な対処をしていくのが良いでしょう。

弁護士に相談する

この記事の作成者

カケコム編集部