ズルズル不倫をきっぱり断ち切る・やめる方法4選と不倫がバレた場合の対処法を弁護士が解説
ズルズル引きずってしまっている不倫を断ち切るにはどうすれば良いのでしょうか?不倫関係を上手に断ち切る方法・やめる方法や不倫を断ち切るメリット、配偶者や相手の奥さんに不倫がバレた場合のリスク等をご紹介します。

「不倫をしていることが配偶者にバレてしまった」
「相手の奥さんに不倫がバレてしまい、慰謝料を請求されないか不安」
というお悩みがある方は、弁護士に相談することで下記のようなメリットを得られる可能性があります。
弁護士に相談・依頼するメリット
・あなたのケースの場合、どのように対応するのが最適かアドバイスをくれる。
・慰謝料を請求されている場合、相手が提示している慰謝料が適正なのか判断し、場合によっては減額交渉まで行ってくれる。
・些細な疑問にも丁寧に回答してくれる。
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不倫を断ち切る方法4選

それでは、具体的に不倫をやめる方法にはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは4つの不倫をやめる方法をご紹介します。
不倫を断ち切る方法(1) 独身であれば新しい恋愛を始める
ズルズル不倫を断ち切る方法の一つ目は、新しい恋愛をはじめるというものです。
これは独身の人にしかできませんが、今の恋人である不倫相手から自分の気持ちを断ち切るには一番の方法といえるでしょう。
不倫相手に対する依存が強いと感じている人は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。
不倫を断ち切る方法(2) 集中できる趣味を作る
既婚者で不倫を断ち切りたい場合は、自分が集中できる趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。
恋愛だけが人生を生き生きとさせてくれることではありません。
趣味によって自分が輝くことで、生きているという充実を感じることができるでしょう。
不倫を断ち切る方法(3) 連絡を取れないようにする
どうしてもズルズルと不倫関係を引きずってしまうのであれば、物理的に関係を断ち切るのも不倫を断ち切る方法のひとつになります。
- 相手から連絡できないよう携帯の番号を変える
- メールアドレスを変える
- 思い切って引っ越す
など、相手と関わる方法をなくしていくのです。
最初は辛いかもしれませんが、ズルズルと不倫を続けていてもいつか別れが訪れるはずです。
少しでも早く確実にやめたいのであれば、こんな直接的な方法も選択肢のひとつとして考えてみてください。
不倫を断ち切る方法(4) ひたすら不倫のデメリットを意識して過ごす
最後に紹介する不倫を断ち切る方法は、ひたすら不倫のデメリットを意識して過ごすというものです。
ズルズル不倫を断ち切りたいのなら、まずは不倫がなぜダメなのかという理由をひたすら考えてみましょう。
思いつかないという場合は、なぜ不倫がダメなのかネットで調べてみましょう。
「自分はこんなひどいことをしていたのか」「自分はこうなりたくない」という不倫をやめるきっかけになるはずです。
他人の不倫での失敗体験談を調べてみるのもいいかもしれません。
また、現実的なリスクとして慰謝料を請求されたり、離婚を請求されたりする可能性があるため、「不倫を続けていると今の幸せな生活を続けることができなくなるかもしれない」と改めて認識するのも良いでしょう。
不倫を断ち切る方法(5) 親や親友など第三者に相談する
不倫は他人には話せないというのが基本ですが、「不倫をやめたいのにやめられない」「ズルズルと引きずられてしまってもう自分ではどうすることもできない」となったら、他人に助けを求めるのも一つの手です。
親や親友など、自分が信頼できる人に思い切って相談してみるのです。
あなたのことを親身になって考えてくれる人なら、あなたの辛い気持ちとあなたが不倫をやめたいと思う気持ちを汲み取って話を聞いてくれ、解決策を一緒に考えてくれるでしょう。
それでも不倫を断ち切れない人の心理とは?

まずは、ズルズル不倫の特徴をご紹介します。
やめたいのに不倫を断ち切れない人には、このような心理が働いているかもしれません。
考えるだけで行動に移せない
「不倫をやめたいと思ったことがある」人でも、今までまったく不倫を断ち切ることを考えなかったわけではないようです。
誰でも一度は不倫をやめたいと思っているはずです。
しかし、
- うまく不倫をやめる方法が見つからなかった
- どうしても好きな人を失う寂しさに勝てなかった
このような理由から実行できない人が多いのです。
なんだかんだ現状に満足している
ズルズル不倫を断ち切れない心理として、
- 今までバレなかったからこれからも大丈夫なんじゃないかと思っている
- 結婚は考えていないので、不倫のような恋愛の方が自分には向いていると思う
など、現状について不満を持っていないことがあげられます。
理性では不倫は悪いこととわかっていて、できればやめたいと思っていても、「なんとかなるかも」という誘惑には勝てないのです。
不倫のデメリットが見えていない
どうして不倫はいけないこととわかっているのに、やめたいと思っていてもズルズル不倫を続けてしまうのでしょうか。
それは、不倫をしている本人が不倫のデメリットをよく把握できていないことにも関係しているでしょう。
今のところ自分には困ったことが起こっていないからという理由から、これからも大丈夫と思ってしまうのです。
不倫のデメリットとして、
- 不倫相手の配偶者から慰謝料請求される。
- 自分の夫(妻)からも慰謝料を請求される。
- 友人にバレたら信頼を失う。
- 会社にバレたら会社に居づらくなる。
というものがあります。
これらをしっかり理解しましょう。
不倫を断ち切る勇気がない
不倫をズルズルと続けてしまう人は、やめたいと思っていてもいざやめようとした時に、自分から別れを言い出す勇気がないという原因があります。
- 1人になるのが怖い
- 不倫相手が自分の生きがいだと思い込んでいる
- この人以外に自分のことを理解してくれる人はいない
というあなたの思い込みも勇気が出ない原因になるでしょう。
不倫相手に依存しすぎているのではないでしょうか。
配偶者に満足していない
既婚者が不倫を断ち切ることができないのは、夫婦関係が冷めきっていて配偶者に満足できておらず、不倫でその寂しさを満たしている可能性があります。
子どものこと、親のことなど複雑な人間関係が理由で、冷めきった夫婦でも離婚することができない場合もあります。
結婚生活に希望がなければ不倫をするというのが許されるわけではありませんが、ズルズルと不倫関係を断ち切ることができないのも理由のひとつといえるでしょう。
不倫を断ち切るとどんなメリットがあるのか

不倫関係を断ち切る方が良いのか悩んでいる人は、不倫を断ち切ったらどんなメリットがあるのかということを考えましょう。
それによりズルズル不倫を断ち切りたいという気持ちが強くなるかもしれません。
不倫を断ち切るメリット(1) やましいことがなくなる
不倫を断ち切る方法を知りたいと思う人の多くは、配偶者に対してやましい気持ちや罪悪感があるからという人ではないでしょうか。
他人に隠しておかなければいけないことは、最初は刺激が多く魅力的に思えますが、だんだんと他人に話せないことが辛くなってくるものです。
いつかバレてしまうかもしれない、いつも胸にモヤモヤと残っている。
そんな気持ちがなくなるのは、不倫を断ち切る大きなメリットとなるでしょう。
不倫を断ち切るメリット(2) 慰謝料や離婚などのリスクが少なくなる
肉体関係のある不倫は不貞行為とみなされます。
不貞行為は違法行為であり、法律的にも正当な離婚理由や慰謝料請求理由として認められています。
不貞行為が認められた場合の慰謝料相場については、ケースにもよりますが50〜300万円程度とされています。
慰謝料請求の対象になるのは、不倫関係にある当事者二人です。
というのも、不倫関係にある二人は、パートナーがいながら不貞行為をした配偶者と、既婚者であることを知っていながら不貞行為をした不倫相手どちらにも責任があるとする「共同不法行為」をした人にあたるからです。

例外として、不倫の慰謝料請求の時効が成立していた場合は基本的に慰謝料請求することができませんので、その場合は慰謝料請求される心配はないでしょう。
ただし、不倫の慰謝料請求の時効は、(1)不倫及び不倫相手を知った時から3年、(2)不倫があった時から20年と比較的期間があります。
時効が成立するまでは、不倫をやめたからといって慰謝料請求されないことはありませんが、不倫を断ち切るのが早ければ早いほど慰謝料の額を減額できる可能性は高くなりますし、時効が成立する時期が早まります。
自身が離婚や慰謝料請求される可能性を極力下げたいのなら、今すぐに不倫関係を断ち切るようにしましょう。
万一、不倫がバレて離婚や慰謝料請求をされた場合は、弁護士に相談するのが最もおすすめです。
弁護士なら、慰謝料を減額させられる可能性がありますし、豊富な知識と経験で代理交渉を行ってくれたり、離婚するとしてもあなたに有利な条件を掴み取ってくれるでしょう。
些細なことでも不安がある場合は、一度相談してみましょう。初回の相談を無料で受け付けている弁護士もいます。
不倫を断ち切るメリット(3) 普通の恋愛や結婚生活ができるようになる
ズルズルと続けていた不倫を断ち切ることで、友人にも悩みを相談できるような普通の恋愛をすることができます。
近所の奥さんたちと井戸端会議で話すことができる。
会社の休憩時間に同僚に惚気けたり、愚痴ったりできる。
そんな普通の夫婦関係に戻ることができるのです。
人は誰でも他人と気持ちを共有することに楽しみや喜びを感じます。
その楽しみを取り戻すことができるのです。
不倫を断ち切る前にトラブルが起きたら

ズルズル不倫がバレてしまい、配偶者、不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されてしまったなどの場合は、必ず弁護士に相談しましょう。
あなた一人で立ち向かうことはかなり難しいですし、心が折れてしまうこともあると思います。
弁護士が協力してくれれば、慰謝料の減額や最短での解決が実現できる可能性が高いです。
特に男女問題に強い弁護士なら離婚や慰謝料問題を解決した実績を豊富に持っているので、あなたが抱えている様々な悩みや要望を叶えてくれるでしょう。
最後まであなたに寄り添って問題解決の手助けをしてくれるはずです。
カケコムなら男女問題に強い弁護士も在籍していますし、1分で入力できる簡単なご相談内容をお送りいただくだけで、あなたの相談内容に合った弁護士から連絡が届きます。
初回相談が無料の場合もありますので、まずは相談だけでもしてみることを強く勧めます。
不倫相手の奥さんに不倫がバレた場合の対処法は?
もし不倫相手の奥さんに不倫がバレ、電話等で連絡がきた場合はどう対処するのが適切なのでしょうか?
慌ててその場で対応してしまうと、あなたにとってより不利な方向に話が進んでしまうリスクがあります。
そのようなリスクを避けるために、適切な対処法を知りましょう。
下記の記事で詳しく説明していますので、ご参照ください。