離婚すべき?妻の離婚診断チェックリスト10でその悩みを解決します!
離婚すべきどうか、一瞬でも頭によぎるとその悩みから抜け出せない人も多いのではないでしょうか。離婚するか迷っている方へ、「離婚すべきか診断チェックシート」を作ってみました。この記事を読んで、離婚についての悩みから解放されましょう。
離婚すべきかどうかわからない…
結婚生活が上手くいかないことで、
離婚をするべきか、このままの生活を続けていくのか色々悩みは尽きませんよね。
離婚したいけど子供のことや経済状況を考えて、さらにまた悩み続けます。
自分でも悩みすぎて「どうすればいいのか分からない!」という方は、一度客観的に今の自分を見てみることが大切です。
そのために、離婚するべきかどうかを客観的に判断できる、悩み診断チェックシートを用意しましたので是非やってみて下さい。
次の10の質問にYesかNoで答えてみましょう。
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離婚すべきか悩み診断〜10のチェック項目を考えてみましょう〜
離婚をしてみないと後悔するかしないかなんて誰にも分かりませんよね。
勢いで離婚をして後悔しないためにも、まず10個の項目で離婚すべきかの悩み診断をしてみましょう。
- 夫の暴力・暴言はある?
- 離婚しても経済的にやっていける?
- 子供が15歳以上ですか?
- 離婚後に子供を養っていける環境がある?
- 自分に離婚の責任はない?
- 夫は離婚に同意してくれる?もしくは同意してくれそう?
- 夫に改善する気持ちはない?
- 周りの人は離婚に賛成してくれている?
- あなたは離婚について理解している?
離婚すべきか?悩み診断(1) 夫の暴力・暴言はある?
夫から暴力や過度の暴言はありませんか?暴力や暴言があるならすぐにでも何かしらの対策をしましょう。
相手への恐怖から、本音を言い出せずに家庭内で対等な存在ではいられなくなってしまいます。
命の危険に関わる可能性もあるため、酷いようであれば警察や自治体に相談しましょう。
離婚すべきか?悩み診断(2) 離婚しても経済的にやっていける?
専業主婦やパートの方は特に、離婚後に経済的に不安はありませんか?離婚をした後の生活は大丈夫ですか?
基本的に離婚後は母親が親権っを持つことが多いので、子供にかかるお金のことも含めて考えてみましょう。
離婚の際、場合によっては慰謝料や養育費がもらえるということも頭に入れておきましょう。
離婚すべきか?悩み診断(3) 子供が15歳以上ですか?
子供の年齢はいくつですか?15歳以上であればもう高校生になるので、離婚しても子供に手がかかる年齢ではなく、シングルマザーでも助け合いながら生活ができるかもしれません。
しかし離婚によって子供が精神的ショックを受けるかどうかは別の話です。
長い間両親を見てきて、もう大人に近い年齢だからこそ、大きなショックを受けることもあるので注意して下さい。
離婚すべきか?悩み診断(4) 離婚後に子供を養っていける環境がある?
離婚後に子供を育てていける環境は整っていますか?
実家を頼れるのであれば住む場所も経済的な面でも何かと安心ですよね。
実家に戻れなくても実家近くのアパートや、何かあった時に頼れる友人の近くに住むことも選択肢の一つです。
離婚すべきか?悩み診断(5) 自分に離婚の責任はない?
離婚の原因が自分にある場合は、夫が離婚に合意をしてくれないと離婚成立が困難になります。
具体的には、DVはもちろん、不倫や家出なども含まれます。
もし夫婦の話し合いでまとまらないと、調停や裁判に移行します。
その場合も自分に離婚に至った責任があれば、離婚は認められづらくなってしまいます。
離婚すべきか?悩み診断(6) もう絶対に夫とはやっていけない?
離婚をしてしまったら、その後再婚できずにずっと独り身の可能性もあります。
老後も一人で過ごさなければいけないかもしれないというリスクもあることを忘れないで下さい。
それを考えても夫とは一緒にいれないという気持ちがあるなら、離婚を考えましょう。
離婚すべきか?悩み診断(7) 夫は離婚に同意してくれる?もしくは同意してくれそう?
夫が離婚に同意してくれていない場合、夫の不倫や暴力など、「法定離婚事由」に当てはまらなければ離婚が認められません。
離婚事由は下記5つを参考にして下さい。
1.不貞行為
2.悪意の遺棄(夫婦の同居・協力義務を無視した行動 勝手に出ていく、生活費を入れないなど)
3.3年以上の生死不明
4.強度の精神病にかかり、回復の見込みがないこと
5.その他婚姻を継続し難い重大な事由(セックスレス、暴力など)
離婚すべきか?悩み診断(8) 夫に改善する気持ちはない?
離婚を考える理由を夫に伝えた上で、改善の意思はありますか?
もし夫に非があるにもかかわらず、頑張って変わろうという行動は見受けられない時は、離婚を考えても仕方がありません。
離婚すべきか?悩み診断(9) 周りの人は離婚に賛成してくれている?
親や友人などに離婚したい旨を伝えていますか?もし離婚に同意してくれていないのであれば、離婚後に後悔しないためにも、周りの人の意見も聞いて、もう一度考え直しましょう。
もしかしたら自分の視野が狭くなってしまっている可能性もあります。
離婚すべきか?悩み診断(10) あなたは離婚について理解している?
カップルの別れとは違い、離婚はそう簡単なものではありません。
子供や財産など様々な法律が絡んでくるため、離婚後のトラブルを防ぐためにもたくさんの取り決めが必要です。
それを理解せずに離婚をすると結局困るのは自分なので、事前に勉強しておくといいですね。
「離婚すべきか?悩み診断」の質問に7つ以上YESであれば離婚を考えましょう
離婚するべきか悩み診断をやってみて、どれくらい当てはまりましたか?当てはまる数が少ないようであれば、離婚をすると後悔してしまう可能性が高くなります。
特に離婚を考える原因が以下の3つだった場合は、該当項目の数が7つ以下でも離婚を検討するようにしましょう。
- モラハラやDV被害を受けている
- 不倫などの異性トラブルを抱えている
- お金の浪費グセが直らない
モラハラやDV被害を受けている
モラハラやDVなど、精神や肉体的な暴力を受けている場合は、離婚を検討してください。モラハラやDVは、家族の尊厳を踏みにじる悪質な言動です。
もちろん離婚事由として十分に認められる行為なので、慰謝料を貰うこともできます。度が過ぎると殺人行為にまで発展する可能性もあるので、被害にあっている場合はすぐに避難し、弁護士など第三者機関に相談するようにしましょう。
不倫などの異性トラブルを抱えている
浮気・不倫は裁判で離婚が認められる5つの理由の中に入っており、離婚をする十分な理由に該当します。
不倫は今後の婚姻関係に重大な支障をきたし、さらに不倫相手からの執拗な嫌がらせなどに発展する恐れがあります。仮に相手側にも家庭があった場合、慰謝料の請求を受ける可能性も高いです。
十分に反省しているのであれば離婚しなくてもいいかもしれませんが、あまりにも悪質な場合は離婚して慰謝料の請求などを行いましょう。
お金の浪費グセが直らない
お金の浪費グセが直らない場合も、今後の婚姻生活に重大な支障をきたす恐れがあるため、離婚を検討したほうがよいでしょう。
特にギャンブルやショッピングで借金を抱えるなど、生活を保障してくれないくらいお金を使い込む人とは「悪意の遺棄」という離婚理由が成立します。
お金は生活に密接している大事なものなので、何度注意しても浪費が直らない人とは離婚を考えるべきです。
離婚すべき?離婚で後悔しないためにやっておくこと(1) 必ず弁護士に相談しておく
離婚で後悔しないためにも離婚を切り出す前に弁護士に相談すべきです。
離婚話は相手が同意をしていないと、それなりの時間や労力がかかります。
場合によっては慰謝料などが関わってきますが、法律に関して知識がないと請求できない可能性もあります。
そこで知識と経験が豊富の弁護士に依頼することで、円滑に離婚話が進むように間に入ってくれるのもメリットの一つです。
離婚すべき?離婚で後悔しないためにやっておくこと(2) 子供のことについてきちんと話しておく
離婚後にトラブルで多いのが、子供に関わることです。
面会の回数や時間、場所などは詳しく決めておきましょう。
また大学に進学させるかどうかの話し合いも必要です。
大学に行くか行かないかで養育費の金額が大幅に変わります。
離婚は自分達だけでなく、子供にも大きな影響があることを忘れないでください。
離婚すべき?離婚で後悔しないためにやっておくこと(3) 決まったことは書面に残しておく
離婚の話し合いで決まった取り決めは必ず書面に残しておきましょう。
自分たちで書面を作ることも可能ですが、もしかしたら話し合うべきことが漏れていたり、書き方を間違えてしまう危険性もあります。
そこで弁護士の出番です。
弁護士に相談して、公正証書にしておくとトラブルが起きる確率が大幅に小さくなります。
もしトラブルがあっても、すぐに解決ができるでしょう。
離婚すべき?離婚をするにはどうすればいい?
離婚を決めた後はどのように離婚の話が進んでいくのでしょうか。
一般的な離婚の流れについてご説明します。
まずは協議離婚に進む
まずは夫婦での話し合いが行われます。二人もしくは両家の親も同席する場合があります。
お互いに離婚事由に当てはまるような行動がなくても、この話し合いで夫も離婚に同意をすれば離婚成立です。
このときに離婚後の取り決めについても話し合いをして、決まったことは公正証書にしておきましょう。
それでも決まらなかったら調停・裁判
話し合いで離婚が成立しなかった場合は、調停を申し立てることができます。
調停では、家庭裁判所にて調停委員が夫婦の仲裁役に入り、話し合いが行われます。
双方の主張を調停委員がまとめて、解決の方法を探してくれます。
もしそれでも平行線の場合は、裁判に移行します。
調停と裁判の大きな違いは、自分たちで判断するかどうかです。
調停では調停委員を挟みますが、夫婦の合意で離婚が決まります。
一方、裁判は法定離婚事由を元に裁判官に離婚について決定をしてもらいます。
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離婚すべき?妻の離婚診断チェックリスト10でその悩みを解決します!のまとめ
離婚をするべきかどうか悩んでいる方は離婚診断をやってみてどうだったでしょうか。
これはあくまでも簡単な診断になりますが、離婚するべきなのか、どうしたら後悔をしない選択ができるのか、あまり悩みを抱え込みすぎず、誰かに相談をしてみましょう。
もし離婚をするという場合は、離婚前に弁護士に相談することをおすすめします。
そこで現在の自分の状況を話して、どんな形で離婚話を進めていくかアドバイスを貰えると、自分の希望する形で話が進むかもしれません。
慰謝料を請求したい場合や養育費を確実に受け取りたい方も弁護士に依頼をしてみましょう。
できれば離婚問題に強い先生にアドバイスをもらうようにして下さい。
思い当たる状況があれば、いち早く弁護士に相談し、どのような法的問題が発生し得るか・どのように対応すべきかを確認するのも一つの手です。
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