離婚届を郵送で提出したい!離婚届を郵送で提出する際の注意点5つ
離婚届を郵送して、離婚したいと考えていませんか?離婚届を提出するのを見られなくない、離婚にまつわる諸手続きで忙しい!といった理由で、「離婚届を郵送できたら…」と思いますよね。そこで、ここでは離婚届を郵送で提出する方法や、受理されやすい離婚届の送り方についてご紹介します。

目次
離婚届を郵送で提出することができます

離婚することは決まったけど、役場に行って離婚届を提出しているところを誰かに見られるかもしれないという不安もあるでしょう。
また、離婚が決まればインフラ系の解約、引っ越し、保険の名義変更など、離婚にまつわる様々な手続きがあるため、結婚する時よりも離婚する時の方が大変で、「離婚届を提出するのを忘れていた!」という人もいます。
でも、実は離婚届は郵送でも提出できることを知っていましたか?
注意点さえ守れば、郵送でも離婚届は問題なく受理されるのです。
また、離婚が決まればインフラ系の解約、引っ越し、保険の名義変更など、離婚にまつわる様々な手続きがあるため、結婚する時よりも離婚する時の方が大変で、「離婚届を提出するのを忘れていた!」という人もいます。
でも、実は離婚届は郵送でも提出できることを知っていましたか?
注意点さえ守れば、郵送でも離婚届は問題なく受理されるのです。
離婚届を郵送で提出する際の注意点

不手際なく、きちんと役場に離婚届を受理してもらうためには、こんなことに注意しましょう。
離婚届を郵送で提出する際の注意点(1) 不備を修正できないので、不備がないよう十分に確認する
役場に出向いて離婚届を出せば、その場で役場の職員から不備についての指摘があり、修正箇所によってはその場で訂正し、提出することができます。
ところが、郵送の場合はそれができないので、離婚届に不備が1つもないことが条件となります。
ところが、郵送の場合はそれができないので、離婚届に不備が1つもないことが条件となります。
不備が1か所でもあれば離婚届は受理されませんので、注意しましょう。
離婚届を郵送で提出する際の注意点(2) 本籍地に郵送する場合:身分証明書の写しの同封が必要
本籍地に離婚届を郵送する場合は、離婚届のみでは受理されません。
必ず身分証明書の写しの同封が求められます。
身分証明書の写しがなければ、離婚届は受理されないこともあるので、注意しましょう。
必ず身分証明書の写しの同封が求められます。
身分証明書の写しがなければ、離婚届は受理されないこともあるので、注意しましょう。
離婚届を郵送で提出する際の注意点(3) 本籍地以外に郵送する場合:身分証明書の写しと戸籍謄本の同封が必要
本籍地以外の役場に郵送する場合は、身分証明書の写しに加えて戸籍謄本が必要です。
つまり、本籍地以外に離婚届を郵送し、正しく受理されたい場合は、
- 離婚届
- 身分証明書の写し
- 戸籍謄本
この3種類の書類を同封する必要があります。
ただ、戸籍謄本を取り寄せるのは面倒なので、実際には、夫婦の本籍地に郵送することがほとんどでしょう。
離婚届を郵送で提出する際の注意点(4) 内容に不備や誤りがあった場合は受理されない
きちんと身分証明書や戸籍謄本を同封しても、肝心の離婚届に1か所でも不備があれば、不受理となり、離婚は成立しません。
現住所や氏名などは間違えようがありませんが、よくあるミスは押印を忘れること、未記入の欄があってもそのまま提出してしまうことです。
現住所や氏名などは間違えようがありませんが、よくあるミスは押印を忘れること、未記入の欄があってもそのまま提出してしまうことです。
また、番地を間違えたりするなどの書き間違いもあります。
郵送で離婚届を提出する場合には、最初から最後まで何度も確認する必要があります。
離婚届を郵送で提出する際の注意点(5) 正しく受理されているかどうか電話で確認すると良い
郵送した後は、きちんと役場に届いて、受理されたかどうか確認しましょう。
忙しいからといって、郵送したまま放置しておいて、実は受理されていなかったということもあり得ます。
このようなことを防ぐためにも、提出先に電話で受理されたかどうか、確認することをおすすめします。
忙しいからといって、郵送したまま放置しておいて、実は受理されていなかったということもあり得ます。
このようなことを防ぐためにも、提出先に電話で受理されたかどうか、確認することをおすすめします。
離婚届の取り寄せ方法は?

郵送するために、まずは離婚届を以下のような方法で取り寄せましょう。
離婚届の取り寄せ方法(1) 役所にもらいに行く
最も確実な方法は、自分で役場に離婚届を取りに行くという方法です。
役場の窓口に大量に置かれていて、自分で取りに行けるところもあれば、窓口で発行を求めてもらうところもあります。
ただ、昼間に働いている人には難しいことと、役場まで遠いところに住んでいる人には向かない方法かもしれません。
役場の窓口に大量に置かれていて、自分で取りに行けるところもあれば、窓口で発行を求めてもらうところもあります。
ただ、昼間に働いている人には難しいことと、役場まで遠いところに住んでいる人には向かない方法かもしれません。
離婚届の取り寄せ方法(2) ダウンロードも可能
実は離婚届は役場に行かなくても、自宅などでダウンロードして、任意の用紙に印刷して使用することもできます。
ただし、A3用紙での提出が求められていますから、自宅のプリンターがA3に対応していない場合は、コンビニなどで印刷する必要があります。
ただし、A3用紙での提出が求められていますから、自宅のプリンターがA3に対応していない場合は、コンビニなどで印刷する必要があります。
離婚届の取り寄せ方法(3) 郵送で取り寄せが可能な役所も
すべての自治体ではありませんが、一部の自治体では、郵送で離婚届を送ってくれるところもあります。
パソコンを使いこなす自信がないからダウンロードはちょっと…。
かと言って、役場に行けば近所の人に見られるかもしれないし…。
という不安がある方は、離婚届を郵送で取り寄せるという方法もあります。
パソコンを使いこなす自信がないからダウンロードはちょっと…。
かと言って、役場に行けば近所の人に見られるかもしれないし…。
という不安がある方は、離婚届を郵送で取り寄せるという方法もあります。
離婚届の取り寄せ方法(4) 自治体によってその仕組みは異なるので注意
離婚届の取り寄せ方法は、各自治体によって少し差があります。
たとえば離婚届のダウンロード案内のある自治体もあれば、ない自治体もあります。
また、先ほどご紹介したように、離婚届の郵送に対応している自治体もあれば、対応していない自治体もあります。
各自治体によって対応が異なりますから、お住まいの自治体、もしくは利用したいと考えている自治体の案内をよく確認してから利用するようにしましょう。
離婚届の郵送での提出についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください
離婚届を郵送で提出したい!離婚届を郵送で提出する際の注意点5つのまとめ

離婚届は郵送することができることについてご紹介してきましたが、離婚届がきちんと郵送されるかどうかは、書類に不備がないかどうかによります。
離婚時のいざこざで、離婚届の不備を確認してくれる第三者がいない場合、弁護士に相談するという方法もあります。
離婚届の郵送だけではなく、それ以前に必要な慰謝料、養育費などの問題も含めて、事前に相談しておくと安心できるでしょう。
後悔しない離婚ができるよう、応援しています!