離婚の話し合いが進まない!離婚をスムーズに成立させるためのポイントと流れをご紹介
離婚の話し合いが進まないために、離婚できないことで悩んでいませんか?離婚には話し合いが付きものです。ここでは、離婚の話し合いが進まないときに考えられる理由と、離婚に必要な流れについてご紹介します。離婚の流れがよくわかれば、話し合いの論点が絞れてくるかもしれません。
離婚の話し合いが進まなくて離婚できない…
離婚は、基本的に夫婦間の話し合いによって合意が得られればできるものです。
でも、その肝心の話し合いができなければ、スムーズに離婚することは難しくなります。
夫婦のどちらかが離婚したいと思っているのに、話し合いが進まないとき、夫婦間にどのようなことが起こっているのでしょうか。
また、
離婚に向けた話し合いをスムーズに行うためには、どのような流れが必要なのでしょうか。
離婚したいのに、話し合いが進まない場合、夫婦はどのような状況にあるのでしょうか?
離婚の話し合いが進まないケース(1) 相手が話し合いを渋って応じない
離婚に向けた話し合いを成立させるためには、お互いに話し合いをしようと思う気持ちがなければいけません。
それなのに、相手が話し合い自体を渋ってなかなか応じない場合は、離婚に向けた話し合いの場を持つことが難しくなります。
話し合いの席にもつかなければ、当然話し合いも進まないでしょうから、離婚までの時間もかかってしまうでしょう。
離婚の話し合いが進まないケース(2) お互い仲が険悪すぎて話し合いにもならない
離婚を考えるまでには、夫婦間には穏やかではない事情がいくつか、あるいは数多く訪れたことでしょう。
既に夫婦間の仲が目を見て話せないくらいの険悪なものになっていた場合、話し合いは成立しないかもしれません。
少し話すたびに喧嘩になっていたら、肝心の中身について話し合いをすることは困難です。
離婚の話し合いが進まないケース(3) 何をしていいのかわからず何もできない
そもそも、何から話せばよいのか、また話し合いをどのように進めたらよいのかがわからなければ、話し合いをしても徒労に終わってしまいます。
話し合いをどのように離婚につなげていき、話し合いによって何を決めれば離婚に向けて動き出せるのか、まずは話し合いの流れを把握することも大切です。
離婚の話し合いが進まない?|進めるときのポイントを3点ご紹介!
せっかくの話し合いの場を無駄にしないために、離婚に向けて話し合いをする際のポイントをおさえておきましょう!
離婚の話し合いが進まないときのポイント(1) 当事者だけで無理なら第三者を入れて話し合い
夫婦間だけで話し合いをすることによって、本題に入るのが難しいのであれば、第三者をいれて話し合いをしましょう。
この場合、理想的な第三者は、できるだけ夫婦の双方のことを客観視できる人物がふさわしいでしょう。
たとえばどちらかの親族や友人だと、意見が偏ります。
よって、双方共通の友人や、弁護士などの専門家が第三者として理想的です。
離婚の話し合いが進まないときのポイント(2) 何をしていいのかわからなければ専門家に相談
第三者を間にはさんだとしても、話し合いに参加しているメンバーも誰もが離婚の流れについて正しい知識を持っていなければ、話し合いは進められません。
よって、第三者が弁護士などの法的な知識がない人物の場合は、改めて男女問題に強い弁護士に相談しましょう。
離婚の流れをよく把握している人物でも構いませんが、思わぬ落とし穴があるかもしれませんので、やはり専門家に依頼する方が安心です。
離婚の話し合いが進まないときのポイント(3) 相手が応じないなら専門家に相談して調停や裁判に持ち込んで離婚へ
配偶者が離婚の話し合いに応じない場合は、協議離婚では済まされなくなります。
協議離婚から先に進む場合は、どうしても法的な知識が求められます。
離婚の流れを確認しよう!
離婚に向けた話し合いをするためにも、離婚の流れをお互いにきちんと知っているのかどうかは重要なことです。
まずは離婚に合意できるか話し合い
基本的に、夫婦間の合意があれば離婚することは自由です。
最も簡単で、最もわずらわしくないのは、話し合いが成立して互いが離婚することに合意した場合でしょう。
お互いに離婚したい、離婚してもいいと思ったなら、話は簡単なのです。
条件をお互い決めて離婚届を出して終了
夫婦の双方が話し合いの上、離婚に合意したら、離婚後の条件について話し合いを行います。
慰謝料、養育費、財産分与などの諸問題について具体的な決定をしたら、役所に離婚届を提出します。
これだけで離婚が成立してしまうのです。
ただし、財産分与・親権・養育費などについては、離婚届提出前にできる限り
公正証書を作成しましょう。
話し合いが円滑に行われれば、本来離婚は、あっけないほど簡単に済んでしまうものなのです。
ただ、だからこそあとから取り返しのつかないことになってしまわないように離婚届提出前の協議は入念に行いましょう。
協議離婚できなければ調停・裁判に進むことに
ところが、協議(話し合い)で離婚の合意が得られなかった場合は、さまざまな手続きが必要になります。
まずは離婚調停を行う手続きです。
離婚調停とは裁判所で調停委員、裁判官という中立的な第三者を介して話し合うことです。
それでも離婚が成立しなかった場合は、裁判を提起することになります。
ここでは書類、対策などを専門家に依頼することが望ましい
調停、裁判ともなると、法的な知識や経験がまったくない人の場合、非常に面倒で、難しく感じるケースが多いようです。
裁判所に提出する書類を作成するにしても、専門家に依頼しておけば、問題なく、時間も手間もかけずに離婚成立の近道となります。
男女問題に強い弁護士に相談・依頼をし、書類作成から調停や裁判での対策についても万全にしておきましょう。
離婚の話し合いが進まない!離婚をスムーズに成立させるためのポイントと流れをご紹介のまとめ
離婚の話し合いが進まないと、離婚原因となることについてのイライラや不安が募ったまま長期間過ごすことになり、あなたの精神をむしばむかもしれません。
離婚の話し合いが思うように進まない場合、弁護士の力を借りて第三者として話し合いをすすめてもらいましょう。
それでも離婚が成立しなければ、調停、裁判と深刻化しますが、このときにも弁護士に依頼すれば、あなたに有利になるように動いてくれるはずです。
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