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卒婚状態で浮気されたらどうなる?卒婚からの離婚や慰謝料について

卒婚状態の浮気は、どのような扱いになるのでしょうか。卒婚で浮気をした場合、離婚できるのかどうか、そして卒婚で浮気されないためにはどうしたよいのかについてご紹介します。

卒婚状態で浮気されたらどうなる?

卒婚とは、離婚とは違って、まだ法律上は婚姻関係にあるものの、別居状態にあることを指します。 

つまり、離れて暮らしてはいるものの、まだ夫婦関係が続いているというのが卒婚です。
 
普通の別居と異なる点は、お互いが尊重し合っているという点にあります。
 
お互いのやりたいこと、ライフスタイルを優先した結果、卒婚に至ったという方が多いようです。
 
現代では、熟年夫婦の間で離婚ではなく卒婚を選択する人が増えています。
 
でも、卒婚状態で浮気した場合は、どうなってしまうのでしょうか?

卒婚しても浮気をしない方が良いってほんと?

ブームになりつつある卒婚。でも、卒婚状態なのに浮気したら、夫婦関係はどうなってしまうのでしょうか。

卒婚でも、離婚していない以上不貞行為になる

卒婚状態で浮気をした場合、離婚届を提出していない以上、貞操義務違反=不貞行為になります。

卒婚をしているからといって浮気をすると、離婚や財産分与などで不利になることもあるので注意が必要です。

もっとも、卒婚時点で夫婦関係が破綻していたといえる場合には、慰謝料は発生しません。

離婚になれば卒婚のメリットは得られない

離婚することになれば、「離婚の面倒な手続きを回避する」「周囲への影響をなくす」などの卒婚のメリットはなくなってしまいます。
 
はじめはそんな面倒な離婚をしたくないから卒婚を選んだのに、結果的に浮気が原因で熟年離婚になってしまったら意味がありません。

卒婚状態で浮気されたら離婚できる?慰謝料は?

卒婚状態で浮気をして、結局離婚することになったら…そもそもそんなことが可能なのでしょうか?また、慰謝料はどうなるのでしょう?

卒婚状態で浮気されたら(1) 協議離婚は可能

日本では、夫婦の合意があれば離婚届の提出だけで離婚することが認められています。
 
よって、協議(夫婦間の話し合い)によって離婚の合意が得られれば、その前に卒婚の有無や期間に関係なく、いつでも離婚することができます。
 
熟年夫婦でも協議離婚なら簡単に手続きが済むため、卒婚中の浮気が原因で離婚する人もいます。

卒婚状態で浮気されたら(2) 相手が離婚に同意しない場合、調停・裁判離婚へ

配偶者が離婚したくない!と、離婚に合意しなければ、調停、それでも決まらなかったら裁判という流れで離婚を進めていく必要があります。

浮気相手との性交渉が立証される限り、熟年であっても不貞行為を理由に離婚を請求することができます。

卒婚状態で浮気されたら(3) 慰謝料の請求は難しいかも

不貞行為時に夫婦関係が破綻していた場合、浮気がたとえ事実であったとしても、慰謝料を支払ってもらうことはできません。
 
夫婦関係が破綻していたと判断される大きな要因の一つに「別居」があります。
 
つまり卒婚(別居)したことによって夫婦関係が破綻していたと判断される可能性があるということを覚えておきましょう。

卒婚で浮気されないためにはどうしたらいいの?

離婚より手軽なことがメリットの卒婚。卒婚中に浮気されないためには、どうしたらよいのでしょうか。

卒婚で浮気されないために(1) 定期的に会う機会を設ける

卒婚をしても、定期的に会って絆を確認することが大切です。

別々に暮らすことによって、夫婦互いのよい面が見直せるのも卒婚のメリットです。

定期的に会うことは、特に熟年期に夫婦であるということを確認する機会になるでしょう。

卒婚で浮気されないために(2) あらかじめ浮気をしないというルールを作っておく

貞操義務は法律上の義務とはいえ、再確認することでより意識できるものです。
 
浮気によって卒婚のメリットをぶち壊しにされないためにも、浮気の線引きを共有し、卒婚中の浮気のリスクを確認しておきましょう。

卒婚で浮気されないために(3) 浮気による離婚のデメリットを共有する

卒婚中に浮気をすれば、結局離婚となる可能性もあり、卒婚のメリットを得られません。
 
熟年になってからの離婚は、経済的にも身体的にも不安が大きいでしょう。
 
また、浮気により離婚すれば、親族へ迷惑をかけたり、世間体が悪くなったり…デメリットはたくさんあります。
 
このような浮気によるデメリットを夫婦間で共有し、再確認しておきましょう。

卒婚についてはこちらの記事で詳しく解説しています

卒婚中に浮気されたらどうなる?離婚や慰謝料についてのまとめ

卒婚状態でも浮気をすれば、数々のメリットは失われ、離婚のデメリットを被ることになります。 

卒婚を決めた時の目的をお互いに忘れなければ、浮気が原因で離婚することも回避できるでしょう。
 
熟年になっても浮気する人はしますし、しない人はしません。
 
熟年での卒婚状態で浮気する確率は、低くはなるものの、ゼロでは決してないのです。
 
でも、それでも離婚したほうがいい!浮気された事実に耐えられない!という場合は、弁護士に相談したうえで離婚の手続きを代行してもらいましょう。

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