結婚して貧乏になって後悔…経済力のない夫と離婚できる?
結婚後に貧乏になって後悔をしていませんか?結婚する前までは経済面のことなんて気にしてなかったことかもしれませんが、いざ結婚すると徐々に生活苦になって貧乏になって後悔するというケースもあります。今回は結婚後の経済的な悩みを解決する方法をご紹介します。

目次
低収入の男性と結婚して後悔…
結婚してから夫の収入が低いということが分かり、離婚を悩むほど後悔するケースも少なくありません。
貧乏な生活を送っていると自分が惨めに思えてしまいますし、低収入で経済力のない男と結婚して後悔してしまうのも無理はありません。
結婚生活を支えるには収入が多いほど良いものですし、このまま低収入が続くようだと離婚を考えてもしょうがないといえるでしょう。
結婚して貧乏になり後悔するパターン

結婚生活は愛はもちろんですが、貧乏は避けたいと考えてしまう人も少なくないでしょう。
経済力のない男と結婚してしまった人は、様々な後悔のパターンがあります。
結婚して貧乏になり後悔(1) 経済力のない夫にイライラ
まず、経済力がないということに驚きながらも、この先どうやって生活するべきなのか考えていないことにイライラするでしょう。
今後の収入の目処が立たないのに、経済力のない男だと貧乏から抜け出せないおそれがあるのでなおさらイライラすることになります。
結婚して貧乏になり後悔(2) 友人などと比べて惨めに
何より友人との生活の違いが大きくて、貧乏な結婚生活を送っている自分が惨めになってくることも多くあります。
つい他人と比べてしまうのも無理はありませんし、低収入だと分かっていれば結婚しなかったと後悔するのでしょう。
結婚して貧乏になり後悔(3) 今後の生活や子供の教育への不安
夫が低収入だと当然生活を切り詰めなければならないので、いつまでもこんな結婚生活を続けていると不安になってきます。
子供がいるなら、子供に不自由な生活をさせてしまうことになりますし、教育の幅も狭くなってしまうのでこれからどうすればいいのか不安が止まらなくなるでしょう。
貧乏生活から抜け出す方法

貧乏な結婚生活を打開するためにも、様々な方法で抜け出す必要性があります。
夫が変わるのはもちろん、自分も様々な方法でサポートできることがあるはずです。
貧乏生活から抜け出す方法(1) 夫の転職や再就職を応援する
まず、低収入だった夫と結婚して後悔しないためにも、夫の転職や再就職をサポートしてあげましょう。
夫のやる気がでれば以前より収入が高い職場に就職する可能性があるので、今の結婚生活を変えられる望みが出てきます。
貧乏生活から抜け出す方法(2) 節約する
後悔してしまう貧乏な結婚生活から抜け出すには、不要なものを取り除き、買うものを制限するといった節約が効果的です。
なるべく安いものを買うようにするのはもちろん、少ない金額でアイデア料理を行うなど節約の方法は千差万別だといえます。
貧乏生活から抜け出す方法(3) 家計簿をつける
結婚生活が貧乏になっていく原因は夫の低収入だけでなく、出費が大きいことも一つの要因になっていることがあるので家計簿をつけるのがお勧めです。
家計簿で厳しくお金の収支などを管理し、無駄な出費をなくしていくことで後悔しない結婚生活を続けることができるでしょう。
貧乏生活から抜け出す方法(4) 自分が稼ぐ
夫が低収入で後悔するほど結婚生活が貧乏になってしまうのであれば、自分も働いて家計を支えることも大切です。
上手くいけば夫より多くの収入を得ることができるので、低収入の状態から抜け出すのに効果的な方法だといえます。
貧乏生活から抜け出す方法(5) 経済力のない夫と離婚する
貧乏になった理由が夫のギャンブルや浪費癖、働こうとしないことであれば、自分がどんなに節約したり稼いできても足手まといとなるので、離婚した方が良いでしょう。
離婚すれば貧乏な結婚生活から抜け出せるといえる場合には、有効な選択肢になり得ます。
経済力のない夫との離婚について、次で詳しく見ていきましょう。
経済力のない夫と離婚できる?

経済力がない夫と離婚するためには、何が必要になるのでしょうか。
様々なポイントを押さえることで、スムーズな離婚ができます。
経済力のない夫と離婚(1) お互いの合意があれば離婚は可能
夫婦の話し合いによってお互いに離婚に同意するようであれば無事に離婚することができます。
貧乏な結婚生活に耐えられなくなり、後悔していると正直に伝えれば、夫は自分に原因があると思う可能性も大いにあるでしょう。
経済力のない夫と離婚(2) 離婚が合意できない場合、離婚請求には離婚事由が必要
相手の同意がない場合、離婚するためには民法770条1項各号の離婚事由が必要になります。
もしもこちらが離婚したいといっても相手が離婚に応じてくれないのであれば、後悔している貧乏な生活で離婚するためにも各号の離婚事由を確認してみましょう。
民法770条
①夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
経済力のない夫と離婚(3) こんな場合は離婚は認められる!
単に貧しいというだけで離婚するのは難しいでしょう。
ただ、
- 給料のほとんどを浪費していて生活費を渡さない
- 病気などの働けない理由もなく働こうとしない
といった場合には、「悪意の遺棄」に当たる可能性があります。
- 長年の別居
- 不貞行為がある
場合にも離婚が認められ得るので証拠を掴んでおきましょう。
ただ、子供がある程度育っており、妻も働けるのに働こうとしないなどの事情があれば離婚は認められないかもしれません。
経済力のない夫と離婚(4) 低収入な夫と離婚したいなら弁護士に相談を
財産分与や養育費など離婚に際して決めなければいけないことはたくさんあります。
少なからず弁護士費用はかかりますが、状況によっては弁護士に依頼することで得する可能性もあります。
貧乏な結婚生活で後悔しているなら弁護士に相談してみましょう。
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結婚して貧乏になって後悔…経済力のない夫と離婚できる?のまとめ

結婚してから貧乏になって後悔してしまうケースは少なくありません。
もちろん低収入でありながら経済力もない夫に原因があると思われますが、それならこれからの生活を変えるためにできることも多くあります。
節約や自分も仕事を探すなど、現状を打破できる方法はいくらでもあるでしょう。
もしくは弁護士に離婚できないか相談するのも一つの方法です。
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