アル中は離婚の原因になる?|アル中で離婚できる5つのケース

アル中の旦那と離婚がしたいと考える奥さんは少なくないのでしょうか。また、飲酒中にDVを受けたりとお酒に関わるトラブルを抱え、離婚を考えている人もいるでしょう。アル中と離婚についてみていきましょう。

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目次

夫がアル中!離婚はできるの?

旦那がアル中だと、「離婚したい」と考える奥さんも少なくないようです。

アルコール依存症が離婚の原因になるかについて解説します。

アル中で離婚はできる?


アル中で離婚はできるのかを見ていきましょう。

お互いの合意があれば離婚可能

アル中のようにお酒を飲むというだけでは離婚はできません

ただし、離婚に合意していれば協議離婚は可能です。

合意がなくとも離婚事由があれば離婚できる場合がある

アル中の旦那と離婚をしたいと願がっても、合意を受けられないときがあります。

法律上は離婚事由があれば離婚することはできます

ただし、単なるアルコール依存症だけでは、重大な事由にはならないので、DVなどの別な理由が必要です。

第770条
  1. 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
    一 配偶者に不貞な行為があったとき。
    二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
    三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
    四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
    五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

アル中だけでは離婚請求が認められる可能性が低い

法律上『強度の精神病』は離婚事由ですが、旦那がアルコール依存症と診断を受けても、強度な精神病とし認められることはありません。

アル中のみの離婚請求は難しいので、DV被害や浪費、働けるのに働かないなど事由が必要なので、詳しくは以下で説明します。

アル中の夫との離婚事由が認められるケースとは?

旦那がアル中でも離婚事由が認められるケースがあります。

離婚事由が認められるケース(1) 夫がDV行為をするようになる

婚姻を継続し難い重大な事由があれば、旦那のアル中を主張しなくても離婚は認められます。

お酒を飲みDVに及んでいれば、アルコール依存症に関係なく、その事由だけで離婚請求を認めてもらうことができます。

離婚事由が認められるケース(2) 仕事をしなくなる

アル中による離婚原因で多いのが、旦那が仕事をしなくなることです。

もちろん収入が途絶えるので、家庭は経済的に追い込まれます。

夫婦の協力義務違反として、離婚事由のうち「悪意の遺棄」に当てはまります

離婚事由が認められるケース(3) 家計の多くを酒に使うようになる

アル中による離婚の原因というよりも、アルコール依存症の原因であるお酒の購入で家計を圧迫させる行為も離婚事由になり得ます。

夫婦の協力義務違反にあたり、悪意の遺棄」の離婚事由が認められる場合があります。

離婚事由が認められるケース(4) 家事や育児を完全に放棄する

旦那が家事や育児をまったくしない場合も、離婚事由が認められ得ます。

協力義務違反として「悪意の遺棄」が認められ得るからです。。

離婚事由が認められるケース(5) 家に帰ってこなくなる

まさに飲んだくれアル中になると、家に帰らずに飲み歩いて日々を過ごすことがあります。

典型的なアルコール依存症ですが、同居義務・協力義務違反として、「悪意の遺棄」が認められ得ます。

アル中が原因で離婚を考えたら

アル中が原因で離婚を考えた場合、どのようにすればよいのでしょうか。

精神科・神経科を受診させる

旦那にアル中の疑いがあれば、夫婦である以上アルコール依存症の専門医を受診しましょう。

アル中が改善できた場合、離婚を回避できるかもしれません。

調停を申し立てる

協議離婚が成立しない場合、離婚調停を申し立てましょう。

離婚を決意していなくても調停は利用できます。

調停委員を介して離婚すべきか、どのように離婚すべきかを話し合うことができます。

離婚を考えたら弁護士に相談を!

アル中の旦那と離婚をするためには、財産分与・親権・養育費・慰謝料など決めるべきことが多くあります。

法律の専門家である弁護士は、代理人として有利になるように交渉をしてくれます

アル中が離婚の原因であれば、なるべく早く弁護士に相談することをおすすめします。

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アル中は離婚の原因になる?|アル中で離婚できるケース5選のまとめ

アル中の旦那に離婚をしたいのであれば、まずは離婚合意を得ることが重要です。

協議離婚が不成立の場合、離婚のハードルは高くなってしまいます。

そのような場合は、法律の専門家である弁護士に相談することが早道です。

弁護士に相談する

この記事の作成者

カケコム編集部