ギャンブルが原因で離婚できる?ギャンブル依存症で離婚を考えたら

ギャンブル依存性の夫と離婚できないか悩んでいませんか?旦那がギャンブルにハマって借金がかさみ離婚を考えてしまうようになる妻は少なくありません。では実際に夫のギャンブルを原因とした離婚はできるのでしょうか?ギャンブルによる離婚ができる場合と、離婚を回避したい場合の対処法、離婚する場合のコツをご紹介します。

目次

ギャンブル依存症の旦那とは離婚すべき?

「ギャンブル依存性の夫と離婚したい…!」

そんな切実な悩みを抱えていませんか?

旦那がギャンブルにハマると借金がかさむなど離婚を考えたくなることが増えてしまいますよね。

でも、いざ離婚しようとしても、夫のギャンブルを理由に離婚ができるのかわからないという人は少なくありません。

そこで、ギャンブルによる離婚ができる場合と離婚する場合のコツをご紹介します。

離婚を回避したい場合の対策もお伝えするので参考にしてくださいね!

ギャンブル依存症の特徴

夫のギャンブル依存症のせいで離婚を考える妻たちの悩みには共通点がありました。

あなたに当てはまるものはありますか?

ギャンブル依存症の特徴(1) 仕事をサボってまでギャンブルに行ってしまう 

夫のギャンブル依存症で離婚を考えるときに、夫が仕事をサボってまでギャンブルに行ってしまう場合があります。

楽な方に流れるばかりの夫に嫌気がさす妻は少なくありません。

ギャンブル依存症の特徴(2) 借金をしてまでギャンブルしてしまう

ギャンブルに借金してまでのめり込む夫に離婚の2文字が頭に浮かぶということはありませんか?

夫が借金をしてまでギャンブルをしていると離婚以前に生活が成り立たなくなる危険があります。

ギャンブル依存症の特徴(3) 負けた分をギャンブルで取り戻そうとする

ギャンブル依存症の特徴として負けた分をギャンブルで取り戻そうとする特徴があります。

次勝ったら取り戻せるから!」とギャンブルで借金を重ねる夫に離婚したくなるのも無理はありません。

ギャンブル依存症の特徴(4) 自制心が利かない

旦那がギャンブルに対して自制心が利かない場合、ギャンブル依存症の可能性が高いといえるでしょう。

家賃や水道光熱費までもギャンブルに使ってしまう夫に辟易することはありませんか?

ギャンブル依存症の特徴(5) ギャンブル依存症の自覚がない

ギャンブル依存症が離婚に繋がりやすいのは、夫にギャンブル依存症の自覚がない場合に少なくありません。

本人に自覚がない以上改善しようがなく、また、指摘することで逆ギレされることさえあります。

ギャンブル依存症の特徴(6) イライラしている、短気

夫のギャンブルにより離婚を考える瞬間として、夫がイライラしていたり短気であったりするときがあります。

ギャンブルをしていないと精神が安定しない夫に疲れきってしまうことはありませんか?

ギャンブル依存症の特徴(7) 常に落ち着きがない

旦那がギャンブル依存症になった場合、常に落ち着きがない場合があります。

ギャンブルをしたいという気持ちで頭がいっぱいで、何かをしていても気がそぞろになってしまうのです。

ギャンブル依存症の特徴(8) ギャンブル以外の関心が薄れる

旦那がギャンブル依存症になるとギャンブル以外の関心が薄れる傾向にあります。

普段の服装や食事へのこだわりがなくなったり、仕事の準備がおろそかになったりと、徐々に日常のバランスが崩れていくのを目の当たりにしていませんか?

ギャンブル依存症の特徴(9) ギャンブルのこととなると人が変わる

ギャンブルが離婚の引き金となる場合に多いのが、夫がギャンブルのこととなると人が変わるパターンです。

普段は優しい夫なのに「ギャンブルを控えてほしい」と伝えた瞬間烈火のごとく怒りだしたり、節約や貯金に気を遣っていたはずがギャンブルに数万円かけても平気であるといった場合があります。

ギャンブルが原因で離婚はできる?

旦那がギャンブル依存症になると離婚が頭をちらつくのも無理はありません。

では実際に夫のギャンブルを理由に離婚することはできるのでしょうか?

お互いの合意があれば離婚可能

ギャンブルを理由に離婚できるか考えるにあたって、まず、結婚をするときどのように結婚したかを思い出してみましょう。

二人で結婚すると決めましたよね?

結婚はお互いの合意によってされるもの。

離婚も同じです。

そのため、相手の同意があれば離婚することができます(民法763条)。

ギャンブルをする旦那と離婚したい場合はまず旦那に離婚する気持ちがあるか確認をしましょう。

合意がなくても離婚事由があれば離婚できる場合がある

たとえ相手の同意がなくても離婚できる場合があります。

同意がなくてもギャンブル依存の夫と離婚できる場合とは、離婚事由がある場合をいいます。

離婚事由とは下の5種類をいいます。
第770条
  1. 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
    一 配偶者に不貞な行為があったとき。
    二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
    三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
    四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
    五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

ギャンブル依存症で離婚事由が認められる場合がある

夫のギャンブル依存症で離婚事由が認められる場合があるのでしょうか?

残念ながら夫がただ単にギャンブル依存症であるだけでは離婚原因として認められにくいといえるでしょう。

しかし、生活費すらギャンブルにつぎ込み、生活費を渡さない場合は「配偶者から悪意で遺棄されたとき」に該当する可能性があります。

また、ギャンブル依存が原因で夫がモラハラやDVをしてくる場合には「婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」にあたる可能性もあります。

ギャンブルで離婚を避けるために

夫のギャンブルで離婚危機にあったとしても、離婚をしたくないという場合もありますよね。

ギャンブルによる離婚を回避する方法にはなにがあるでしょうか?

ギャンブル依存症の対処法(1) お金の管理を厳しく

ギャンブルによる離婚を回避するには、お金の管理を厳しくすることが大切です。

たとえば、1日〇〇円しか渡さないとか、夫が銀行のカードを持っている場合は預かったり暗証番号を変更したりするなど、夫が無制限にお金を使えないようにしましょう

ギャンブル依存症の対処法(2) 周囲の人に監視してもらう

ギャンブルによる離婚を避けるために周囲の人に監視してもらうのも有効です。

あなたが仕事へ行っている間など、夫の行動に目が届かない時間がありますよね。

その間、家族や親族に夫を監視してもらうことが有効です。

ギャンブル依存症の対処法(3) 専門機関に通う

夫のギャンブルでの離婚を防ぐために、夫に専門機関に通ってもらうのも良いでしょう。

依存症は脳の誤作動という面ももつため、専門病院などで投薬も含めて治療をすることでギャンブル依存から抜け出すことができるかもしれません。

ギャンブルが原因で離婚を考えたら

夫のギャンブルで離婚しようと考えた場合、あなたが注意すべき点には何があるでしょうか?

離婚を考えたら(1) 自分に相手の借金の返済責任があるかを確認する

ギャンブルによる離婚を考えたら、自分に相手の借金の返済責任があるかを確認することが大切です。

自分にも責任がある場合には、夫のギャンブルでの借金が離婚後もあなたに残ることになるためです。

具体的には以下の場合は自分も返済責任を負うことになります。
  • 生活必需品の借金
  • 自分が借金の連帯保証人になっている場合

結婚している間の生活のためのお金については夫婦の連帯責任となるため、生活費のための借金はあなたにも返済する義務があることに注意が必要です。

離婚を考えたら(2) 財産分与・慰謝料・養育費の支払いに関する取り決めは公正証書に

夫のギャンブルによる離婚をする場合、財産分与・慰謝料・養育費の支払いに関する取り決めは公正証書にすることが大切です。

夫のギャンブルでの借金を理由に離婚をする場合、給料が入ってもすぐにギャンブルに使われてしまい、夫が財産分与や養育費の支払いをしてくれない可能性も少なくありません。

取り決め内容を公正証書で記しておくことで、支払いが滞った場合に夫の給料を差し押さえることで確実に慰謝料や養育費をもらうことができます。

離婚を考えたら(3) 離婚を考えたら弁護士に相談を!

ギャンブルによる借金のある夫との離婚をする場合、あなた一人で財産分与や養育費を夫から回収するのは困難です。

また、ギャンブル依存の夫と離婚すること自体でもめる場合もあります。

その場合、離婚するかどうかに加えて
  • 財産分与、慰謝料、親権・養育費の取り決め 
  • 相手の借金問題
  • 公正証書の作成
  • 調停での手続き

という点について特に慎重になる必要があります。

夫のギャンブルで離婚を考えた場合は法律問題の専門家である弁護士に相談して離婚手続きを進めていくとスムーズです。

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ギャンブルが原因で離婚できる?ギャンブル依存症で離婚を考えたらのまとめ


夫のギャンブルで離婚を考える場合には様々な問題が原因となっていることが少なくありません。

特に夫のギャンブルによる借金が離婚後もあなたにのしかかってくることを思うと、離婚するのを躊躇してしまうこともあるでしょう。

加えて、ギャンブル依存の夫との離婚は、かっとなった旦那とトラブルになりがちです。

だからこそ、ギャンブルを原因として離婚を考えたときは弁護士に相談することでトラブルを回避したり、早く離婚問題を解決することにつながります

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この記事の作成者

カケコム編集部