旦那の顔も見たくない…。離婚が頭にちらついた際の対処法を弁護士が解説
「旦那の顔も見たくない…」「離婚しようかな」と思うことはありませんか?本記事では、そう感じる理由や、離婚が頭にちらついた際の対処法について解説していきます。参考にしてみてください。

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旦那の顔を見るのも嫌なのはなぜ?
そもそも、どうして旦那の顔を見るが嫌になっているのでしょうか。
問題解決の前に、まずはその原因を探っていきましょう。
旦那の顔が見たくない理由(1) 家にいても何もしない
旦那の顔を見たくない理由としては、家にいても何も手伝ってくれないということがよく挙げられます。
家にいてもゴロゴロ寝ているばかりで家事や育児を全く手伝ってくれないと、イライラが募り、「いっそ家にいない方がまし」「旦那の顔を見たくない」と思うようになってしまいます。
旦那の顔が見たくない理由(2) お礼の言葉を言わない
旦那の顔を見たくない理由として、何をしてもお礼の言葉すらないことも挙げられます。
家事や育児をいくら頑張っても、お礼の言葉すらかけてくれない旦那だと、やりがいもないですし、空しい気持ちになりますよね。
旦那の顔が見たくない理由(3) 話を聞いてくれない
「旦那が普段、自分の話を全然聞いてくれないことが不満」という方もいるでしょう。
女性は何歳になっても話を聞いてもらいたい人が多く、相手にしてほしい生き物です。
仕事で忙しいことを理由に全然構ってもらえないような状況が続けば、不満が募り、最終的には顔も見たくなくなってしまうかもしれません。
旦那の顔が見たくない理由(4) 横柄な態度をとる
旦那がいつも横柄な態度をとる場合も、その態度にうんざりしてしまい、顔も見たくないと感じるようになるかもしれません。
常に上から目線で物を言われたり、何を言っても自分が正しいというような態度を取られると、イライラが募ってしまいますよね。
旦那の顔が見たくない理由(5) 暴言を吐く
旦那の顔が見たくない理由として、旦那が暴言を吐くということも考えられます。
普段から妻のことを「おまえ」と呼んだり、「死ね」「クズ」などの言葉を乱用することは、暴言に含まれ、そのような旦那の顔は見たくないと感じるでしょう。
旦那の顔が見たくない理由(6) DV行為をされる
DV行為をされることも、旦那の顔が見たくない理由になります。
DVは決して許される行為ではなく、旦那と話したくない、顔も見たくないという気持ちになるのも当然のことです。
旦那の顔が見たくない理由(7) 不倫された
旦那に不倫をされることも、顔を見たくない理由に含まれます。
不倫は夫婦にとって裏切り行為でもあるため、顔を見たくないだけでなく、離婚を考えてしまうケースもあるでしょう。
旦那の顔も見たくないことを理由に離婚はできる?

お互いの合意があれば離婚可能
旦那の顔が見たくないというのが離婚原因でも、双方が納得しているのであれば、離婚は成立します。
しかし、相手の合意がない場合は、「旦那の顔を見たくないから」というだけで離婚をすることは難しいでしょう。
合意がない場合でも、法定離婚事由があれば離婚できる可能性がある
夫婦の合意がないとしても、旦那の顔を見たくなくなるまでに至った原因に、民法770条に定められている法定離婚事由がある場合は、離婚できる可能性が高くにあります。
例えば、旦那が不倫やDVをしていた場合は、離婚をすることが可能です。
民法770条1項
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
- 配偶者に不貞な行為があったとき。
- 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
- 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
- その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
離婚を避けるためにできること
「旦那の顔が見たくないけれど、それだけで離婚をするのはやっぱり避けたい…」「離婚以外の選択肢はないの?」という方は、次項からご紹介する、離婚を避けるための対処法を実践してみましょう。
離婚を避けるための対処法(1) 良いところをリストアップしてみる
旦那の顔を見たくないという場合には、まず旦那の良いところを書き出してみましょう。
悪いところばかり見ているから旦那の顔を見たくないと感じるので、まずは良いところを積極的に見るようにしてください。
離婚を避けるための対処法(2) 夫婦間のルールを見直す
旦那の顔を見たくないときには、夫婦間のルールをもう一度見直しましょう。
特に産後は旦那に対してイライラしやすいですが、ルールを設けておくことで、感情的にならず話し合うことができるかもしれません。
離婚を避けるための対処法(3) 趣味や仕事に没頭する
旦那の顔が見たくないときには、旦那から気を逸らすことも有効です。
思い切って趣味や仕事に没頭してみると、旦那について気にならなくなるかもしれません。
産後で旦那にイライラしている場合にも、趣味を楽しむことでストレス発散できる可能性があります。
離婚を避けるための対処法(4) 友人に愚痴を聞いてもらう
旦那の顔が見たくないときには、友人に愚痴を聞いてもらうことで気持ちが収まるかもしれません。
産後で旦那の行動にイライラしているとしても、誰かに話を聞いてもらうだけで気持ちが落ち着くでしょう。
離婚を避けるための対処法(5) 時間が解決してくれるのを待つ
旦那の顔が見たくないときの対処法としては、時間が解決するのを待つのもひとつの方法です。
産後クライシスなど、一時的に夫が生理的に嫌いになる時期があるので、その場合には時間の経過を待つことが有効です。
旦那の顔を見たくないことを理由に離婚を考えたら

旦那の顔が見たくないことが理由でどうしても離婚をしたい、という場合は、何をすればいいのでしょうか?
離婚を考えたら(1) 夫婦カウンセリング
旦那の顔を見たくないことが原因で離婚を考えているのなら、離婚を決める前に夫婦カウンセリングをしてみるのもおすすめです。
コミュニケーションがあまりとれていないと、お互いの気持ちを勘違いしている場合がありますので、第三者を交えてじっくり話してみましょう。
離婚を考えたら(2) 調停を申し立てる
旦那の顔を見るのが嫌で離婚を考えているのなら、一度調停を申し立てるのもおすすめです。
離婚を決意していなくても調停は利用できるので、検討してみましょう。
家庭裁判所で調停委員を介して、離婚するか、どのように離婚するかを話し合うことができます。
離婚を考えたら(3) 離婚を考えたら弁護士に相談を
離婚をするためには、財産分与、親権、養育費、慰謝料についてなど、決めるべきことが多くあります。
法律の専門家である弁護士はあなたの代理人として、あなたに有利になるようにこれらについて交渉をしてくれます。
旦那の顔を見るのが嫌で離婚を考えたら、なるべく早く弁護士に相談する ことをおすすめします。
>>【関連記事】離婚について弁護士に相談するメリット・デメリット
まとめ
旦那の顔を見るのが嫌で離婚を考えているのなら、まずは嫌になった原因を考えてみましょう。その上で、改善できそうであれば対処法を試してみてください。
どうしても旦那の顔を見るのが嫌で離婚をしたいのなら、弁護士に相談するのがスムーズです。自分有利に話を進めるためにも、専門家に相談しながら今後のことを計画してみてください。
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