配偶者の親との同居に疲れる原因・疲れの解消法・改善方法とは?弁護士が解説
同居に疲れ始めてきた人にしてみれば、同居がこれほど辛いものだとは思わなかったのではないでしょうか。同居している姑の機嫌を損ねないように姑のご機嫌を取り続ける毎日に疲れ果て、最終的に離婚を考えるケースも少なくありません。同居人と一緒に食事をとっている間も気が休まらない以上、自宅のどこにも逃げ場がない状況になりかねないので、何か対策を考える必要性があります。

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同居に疲れた…
最初は同居することに不安を感じることはなかったかもしれませんが、期間が過ぎるにつれて徐々に疲れてくるケースも多くあるでしょう。
同居が辛いと感じるのは姑などにも原因があるかもしれませんが、それ以上に家の中でやることが多すぎて休めなかったり、全くくつろげなかったりと様々な理由があります。
その分対処法も多くあるので、一人で背負わずに対処する必要性があるのではないでしょうか。
同居で疲れる原因
同居で疲れる原因には、どんなものが考えられるのでしょうか。
同居で疲れる原因(1) 姑・舅の態度
同居に疲れてしまうのは、姑や舅がわがままで困らせてくることが多いからという理由が挙げられます。
こちらを気遣ってくれるような態度なら疲れることは少ないでしょうが、こちらの神経を逆撫でするような態度だと非常に疲れやすくなるでしょう。
同居で疲れる原因(2) 姑・舅への気遣い
姑や舅に対して気遣いやご機嫌を取らなければならない毎日に疲れやすくなることもあるでしょう。
意見をいいたくても意見をいえない状態もあると思いますし、常に相手を気遣わなければならないことに心身共に疲れてしまいます。
同居で疲れる原因(3) 価値観・家風の違い
同居人全ての価値観や家風の違いによって、こちらがそれに合わせなければならないことに苦労して疲れることもあるでしょう。
ただでさえ意見が言えない状態なのに、価値観や家風の違いでも苦労しなければならないのならば、合わせるだけでも非常に疲れてしまいます。
同居で疲れる原因(4) 家事の多さ
家族の人数が多い分だけ家事の量も増えていくので、その分疲労も溜まりやすくなります。
家事の量が多くて休まる暇がない上に、同居人によって横から口を挟まれたり、後から家事を増やされるとなおさらストレスが溜まって疲れやすくなるでしょう。
同居で疲れる原因(5) くつろげない
安心してくつろげる自宅のはずなのに、同居人がいることで全くくつろげないことも少なくないでしょう。
同居人に対して常に気を使わなければならない状況ですし、くつろいでいるだけで文句をいわれることもあるので気が休まるときがありません。
同居で疲れる原因(6) 育児への干渉
育児は夫婦で行うものなのに、ほとんど関係がない同居人から育児に干渉されることほど疲れるものはないでしょう。
育児の方針が合っているならまだしも、育児の持論を押しつけてくるような人だと言い争いに発展することもあり、毎日が疲れてしまいます。
同居で疲れる原因(7) 生活リズムが違う
一定の生活リズムを崩されることも、疲れやすくなる原因の一つだといえます。
朝型人間で夜は早く寝たいのに、同居人が夜型人間で夜になってから音を立てて生活するような場合、寝たい時に気持ちよく寝れないストレスも出てくるでしょう。
同居の疲れの解消法

同居に疲れたなら、ずっと家にいないで外に出るのがおすすめです。
気分を一新して外でやりたいことをやりましょう。
同居の疲れの解消法(1) 友人と思い切り遊ぶ
同居に疲れたときは、気の合う友人と外で思い切り遊んで羽を伸ばしましょう。
思い切り遊ぶことでストレスを解消することができますし、友人に愚痴を聞いてもらうことで疲れを解消することもできます。
同居の疲れの解消法(2) 外でできる趣味を作る
家でできる趣味だと、同居人のせいで楽しめないことも考えられるので、外でできる趣味を作るのがおすすめです。
外でなら誰にも文句をいわれることもありませんし、趣味に没頭して家にいる時間を減らすこともできるので一石二鳥です。
同居の疲れの解消法(3) 家にいる時間を減らす
家にいればいるほど同居人に干渉されてしまう場合は、可能な限り家にいる時間を減らすことも疲れを解消するのに良い方法です。
趣味や買い物、友人たちと遊んだりと外で楽しめる方法を作ることで、いくらでも時間を潰すことができるでしょう。
同居の疲れの解消法(4) 同じ悩みを持っている人を見つける
世の中には、あなたと同じように同居をしているせいで疲れが溜まってしまっている人もいるでしょう。
インターネットなどを介してそういった同じ悩みを持つ人を見つければ、悩みを共感することができるので、悩んでいるのは自分だけではないと活力が湧いて、疲れの解消に繋がるかもしれません。
同居の疲れの解消法(5) 夫婦水入らずで外出する
時には同居人抜きで、夫婦二人っきりの水入らずで外出して疲れを解消するのがおすすめです。
同居人のせいで疲れが溜まっているのであれば、夫婦だけで有意義な時間を過ごすことで疲れが解消できるので、今後も頑張る気力が湧いてくるでしょう。同居の疲れの対処法

同居によって度重なる疲労に苛まれるようであれば、同居に疲れないように対処する必要性があります。
どんな対処法があるのでしょうか。
同居の疲れの対処法(1) パートナーに相談する
まずは、同居人のせいで疲労が溜まってしょうがないということをパートナーに相談しましょう。
そこでパートナーが同居人に対して注意し、同居人の態度が改善されれば、同居を解消する必要性がなくなる可能性があります。
同居の疲れの対処法(2) 同居を解消してもらう
同居人のせいで疲れが毎日溜まっているということは、同居を解消してもらえば疲れの原因が取り除かれるので安心して暮らせるでしょう。
相手が同居の解消に応じない可能性もありますが、同居を解消してもらえるように説得することでしぶしぶでも解消に応じてくれるかもしれません。
同居の疲れの対処法(3) 離婚を検討する
同居の解消に応じてくれず、パートナーに相談してもろくに対処してくれないようであれば、離婚を検討するのも一つの手段です。
もしパートナーに離婚話を持ちかけた時に拒否されるような場合は、一度弁護士に相談しましょう。
弁護士に相談や依頼をすることで、弁護士があなたに代わって相手と交渉してくれたり、あなたにとって可能な限り有利な条件で離婚ができるよう、尽力してくれます。
初回の相談を無料で受け付けている弁護士もいますので、下記ボタンよりお気軽にご連絡ください。
同居疲れが原因で離婚を考えたら

同居によって離婚を考えるなら、早めに準備を進める必要性があります。
どのようなことに注意するべきなのでしょうか。
同居疲れが原因で離婚を考えたら(1) 別居は慎重に
夫婦には同居義務があるので、離婚を目的に別居する際には慎重にならなければなりません。
もしも同居が嫌で一方的に家出してしまうと同居義務違反になり、離婚の条件が不利になってしまうおそれがあるので、十分に注意して別居しましょう。
同居疲れが原因で離婚を考えたら(2) 調停を申し立てる
離婚を決意していなくても、調停は利用できます。
調停では、家庭裁判所で調停委員を介して、本当に離婚するか、どのように離婚するかなどを冷静に話し合うことができます。
第三者を介すことで、スムーズに話し合いが進められるのでおすすめです。
同居疲れが原因で離婚を考えたら(3) 弁護士に相談を
もしも同居に疲れたことで離婚を考えるなら、早めに弁護士に相談するのがおすすめです。
離婚に強い弁護士なら一人では複雑な手続きもスムーズに進めてくれますし、自分の代理人となってくれるので有利に話を進めてくれるので非常に頼りになります。
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まとめ
同居人が高慢でわがままな態度を取らなければこちらも疲れるようなことはありませんが、同居人との生活によって疲れるケースは後を絶ちません。
同居疲れに対する対処法も多くありますが、パートナーも相談に応じてくれず、同居人が同居を解消してくれないなら離婚を検討する必要性があるでしょう。
離婚を検討するのであれば、早めに弁護士に相談するのが得策です。