離婚できないケース5つと解決策|離婚できずに悩んでいる人へ

離婚できないせいで悩んでいませんか?離婚したいのに離婚できない場合、変わらない現状に歯がゆく思うことも少なくありませんよね。では実際に離婚できないケースというのはどのような場合なのでしょうか?離婚したくても離婚できない理由を明らかにしたうえで、離婚するために取るべき方法をご紹介します。

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目次

離婚したいのに離婚できない!どうすればいいの?

離婚したいのに離婚できない…!」

離婚したいのに離婚できない場合、変わらない現状に辛い思いをしていませんか?

離婚を考える理由は様々ですが、離婚できないケースというのはどのような場合なのでしょうか?

離婚したくても離婚できない理由を明らかにしたうえで、離婚するためにとるべき方法をご紹介します。

そもそもどうしたら離婚できる?

離婚できない場合を考える前に、まずどういった場合に離婚できるのかを考えてみましょう。

あなたに当てはまるものはありますか?

お互いの合意があれば離婚可能

日本では、相手の同意があれば離婚することができます(民法763条)。

合意がなくても離婚事由があれば離婚できる場合がある

たとえ相手の同意がなくても離婚できる場合があります。

それが、離婚事由がある場合です。

離婚事由とは下の5種類をいいます。
民法770条
  1. 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
    一 配偶者に不貞な行為があったとき。
    二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
    三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
    四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
    五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

離婚事由の具体例

離婚事由が認められる具体例として、

  • DVやモラハラ、過度な家事不協力がある場合…婚姻を継続し難い重大な事由があるとき(5号)
  • パートナーの浪費や家出、生活費を渡してくれない場合や働けるのに働かない場合…悪意で遺棄されたとき(2号)
  • パートナーが不倫した場合:不貞な行為があったとき(1号)

等が挙げられます。

離婚事由に該当しづらい場合には、長年の別居など、結婚生活が破綻しているといえるような事情が必要です。

離婚したいのに離婚できない5つのケース

離婚したくても離婚できないケースにはどのような場合があるのでしょうか?

あなたに当てはまるものはありますか?

離婚したいのに離婚できないケース(1) 相手が同意してくれず、離婚事由もない

離婚したいのに離婚できない場合として、相手が同意してくれず、離婚事由もない場合があります。

相手が同意してくれなければ協議離婚をすることはできません。

また、離婚事由を立証できなければ、調停や裁判での離婚もできないのです。

離婚したいのに離婚できないケース(2) 自分にも離婚事由がある

離婚したいのに離婚できないケースとして、自分にも離婚事由がある場合があります。

基本的に離婚事由がある側から離婚を請求することはできません。

そのため、あなたにも離婚事由がある双方有責の場合はどちらからも離婚を請求できない状況となります。

もっとも、相手の有責事由が重大な場合で、あなたの有責事由が小さい場合はあなたからの離婚請求が認められる場合もあります。

参考:自分のみ有責、双方有責のときでも離婚請求は認められる?

離婚したいのに離婚できないケース(3) 金銭的に難しい

離婚したいのに離婚できないケースとして金銭的に難しい場合があります。

離婚すると一方の世帯収入が下がることが少なくありません。

また、相手の収入によっては養育費を支払ってもらえない場合もあり、今よりも生活が苦しくなることを考えると離婚に踏み出せないというパターンです。

離婚したいのに離婚できないケース(4) 子どもへの影響を考えて

離婚したいのに離婚できない理由として子どもへの影響を考えて離婚できない場合があります。

離婚することで子どもが傷ついたり、周りから白い目で見られたりしないかを心配してしまう親は少なくありません。

離婚したいのに離婚できないケース(5) 社会のイメージを気にしてしまう

離婚したいのに離婚できないケースとして、社会のイメージを気にしてしまう場合があります。

バツイチと呼ばれたり、「結婚に失敗した人」と周りに見られるのが気になって離婚できないという話を周りで聞いたことはありませんか?

離婚できないときの解決策5選

離婚したい気持ちはあっても離婚できない場合、どう解決すればよいのでしょうか?

離婚に向けてできる行動をご紹介します。

離婚できないときの解決策(1) 実家に相談する

離婚できないときは実家に相談するのも有効です。

離婚できない理由が生活費や住居の問題、育児の問題である場合は、実家に頼ることで問題が解決する場合もあります。

離婚できないときの解決策(2) 仕事を探す

離婚できないときの解決策として仕事を探すという方法があります。

現在専業主婦・専業主夫の場合は金銭的理由で離婚できないというのが大きいのではないでしょうか?

経済的に独立できれば離婚に向けて動くことも可能となるでしょう。

離婚できないときの解決策(3) 母子家庭支援を利用する

離婚できないときの解決策として都道府県や市町村などの母子家庭支援を利用するのも良いでしょう。

一人親家庭には補助金が出たり、支援サービスを無料・格安で利用できるなどの地域によって様々なサポートがあります。

役所に行って聞いてみたり、webページの検索をしてみるとよいでしょう。

参考:離婚後にもらえる手当とは?シングルマザーの離婚後の不安を解決!

離婚できないときの解決策(4) 別居する

離婚できないときは思い切って別居するのも一つの方法です。

別居から離婚につながることは少なくありません。

また、別居期間が長期にわたれば離婚事由の考慮要素となることもあります。

離婚できないときの解決策(5) 離婚調停を申し立てる

離婚できないときは家庭裁判所に離婚調停を申し立てるのも良いでしょう。

調停では調停委員が仲介をしてくれ、離婚するかどうかや、離婚の内容について話し合うことができます。

また、結婚を決意していなくても調停は利用できます。

離婚できないで悩んでいるときは

離婚できない理由には様々なものがありました。

では離婚できず悩んでいるときは誰に相談すれば離婚に近づくことができるのでしょうか?

弁護士に相談しましょう

離婚できない状況で離婚できるように相手に話をもっていくには、一人では難しいですよね。

それに、離婚をするためには、養育費・財産分与・親権・慰謝料など多くの法的事柄を決める必要があります。

そこで頼れるのが離婚に伴う問題解決のプロである弁護士です。

  • 協議離婚・調停・裁判の代理
  • 離婚調停や裁判の申立て
  • 親権・離婚に伴う金銭問題

上にあるような問題は、弁護士に相談することで、弁護士があなたをサポートをし、あなたの代理人として有利になるように交渉をしてくれるなど、離婚にむけて取り組んでくれます。

離婚できないで悩んでいる場合は弁護士に相談することがおすすめです。

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離婚できないケース5つと解決策|離婚できずに悩んでいる人へのまとめ

離婚できない場合の中でも、相手に大きな原因がなく、相手が離婚に同意してくれない場合は難しい戦いとなってしまうことがわかりました。

しかし、その状況でも相手との話し合いを重ねたり、あなたが離婚をためらう理由を減らしていくことで離婚へと進めていくことは十分可能です。

離婚できずに無駄に時間を過ごしてしまうのはあなたのためになりません。

離婚できないせいで困っている場合は、早めに弁護士に相談することがおすすめです。

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この記事の作成者

カケコム編集部