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誹謗中傷って…どこから?基準や例をわかりやすく解説

「ネットで会社の信用に関わる悪口を書かれて困っている、、。」「掲示板で悪口を書かれるいじめを受けている。」このようにインターネットで誹謗中傷の被害を受けた場合はどのように対象すれば良いのでしょうか?ここでは誹謗中傷の意味や関連する言葉・法律・対処法について説明します!

Point

誹謗中傷とは、根拠のない悪口
・同じように不快でも批判と誹謗中傷は全く違います。
・誹謗中傷は犯罪または不法行為になり得る

誹謗中傷とは?

 世間を賑わせ、時には命に関わる問題にも発展する誹謗中傷ですがそもそも誹謗中傷とはどういう意味の言葉でしょうか?曖昧なまま使っている方も多いと思います。

誹謗中傷は誹謗と中傷という単語から構成されています。それぞれ以下の意味があります。

誹謗:悪口、罵り、そしり

中傷:根拠のないことを言いふらし他人を傷つけること

つまり誹謗中傷とは「根拠のない悪口で相手を傷つけること」です。もちろん誹謗も中傷も許されないので悪口は原則として控えるべきであることは言うまでもありません。

どこからが誹謗中傷?批判・批評との違いを知る

ネットの世界には誹謗中傷が溢れています。そして誹謗中傷をする人の多くは「これは批判だ」「言論の自由だ」と開き直り自己正当化を図ります。またネットで過激な物言いをする人にとっては「どこからが誹謗中傷なんだろう?」という不安があるかも知れません。

確かに批判や批評と誹謗中傷の線引きは難しいですが、少なくとも誹謗中傷と批判の違いは程度問題ではありません。

そもそも批判・批評とは?

誰かと意見が異なる場合、それを表現することは批判や批評と呼ばれます。反論と呼ばれることもあるでしょう。これらが誹謗中傷と明確に違う点は2つあります。

1つは根拠があること

次に悪口ではないことです

批判であれば、その事実が正しいことが前提で根拠のない意見は批判と呼ぶことができません。何が間違っているのか?どの点で異なるのか示さず感情をぶつけることは医療や政治など分かりづらい話題ほど見られます。

次に悪口でないことが求められます。間違っていることを間違っていると言うことは悪くありません。しかし、だからと言ってバカ、アホなどと侮辱する必要はないからです。

線引きで問題となるのは、根拠の強さと信じるに値する理由

誹謗中傷と批判・批評の線引きで問題となるのは根拠の強さやその信じる理由の妥当性です。例えば昔人を殺した疑惑がある人について「こいつは人殺しだ!」と吹聴することは原則として誹謗中傷です。しかし冤罪であっても過去に有罪とされていたり、殺人と思しき現場を目撃していたりした場合は一概に誹謗中傷と言えません。

本来問題となるべきはこの点なのに、世間では「どこまで強い悪口が許されるのか?」と言う話題になりがちです。

誹謗中傷の程度問題はあくまで「罪に問われるかどうか」

例えば、侮辱が全て犯罪だとすれば道ゆく人に「バカ」と言っただけで罪になるでしょう。しかし実際にはそうなっていません。つまり誹謗中傷と批判の違いだけでなく「犯罪に当たるほど悪質か否か」もまた誹謗中傷の論点です。

昨今ニュースになっている侮辱罪厳罰化も「表現の自由が奪われる」「政権批判ができなくなる」と言う意見もあるようですがやはり、なぜ?どのように?が論理的に説明できなければそれもまた誹謗中傷になり得ます。きちんと考えて意見している人、ただ文句を言っているだけの人、賛否を問わずよく見ることが大切です。

※法改正から施行までの期間があるためすぐに制度が変わるわけではありません

誹謗中傷ってどんな言葉があるの?

  • 金目当てで争ってんだろ?
  • バカ・アホ
  • 死んだ方がいい
  • 〇〇人は△△だからダメだ
  • お前なんか日本から出ていけ
  • あいつは脳の病気だ
  • お前なんか好きになるやつこの世にいない
  • 加害者の家族も同罪だ
  • 〇〇死ね、お前の存在が恥
  • そんなブサイクでよく生きてられるよね
  • 犯罪した、枕営業した、賄賂を渡したなど
  • あるコミュニティや思想団体を蔑称で呼ぶ

など、人によっては「このくらい普通だよ」「ネットの世界ならこのくらい受け入れなきゃ」と思われることも誹謗中傷に当たる可能性があります。例え相手が権力者であっても有名人であっても根拠のない悪口は良くありません。

そもそも世の中には「誹謗中傷していい人」などいないです。

誹謗中傷をした場合どのような犯罪になり法的責任を負うか?

誹謗中傷は悪いことだと言うのは何となく分かります。最近は誹謗中傷に対する啓発をするようなコンテンツがフィクション・ノンフィクション問わず話題となることがありますね。では、実際のところ誹謗中傷をした場合にどんな法律問題となるのか紹介します。

誹謗中傷は侮辱罪や名誉毀損罪になりうる

誹謗中傷をした場合に考えられる罪は侮辱罪か名誉毀損罪です。また、他の犯罪になる可能性もあるためまずは警察への通報が手段となります。

侮辱罪とは

まず、侮辱罪とは公然と人を侮辱した人が問われる罪です。

今のところ侮辱罪が成立した場合、勾留または過料となります。しかし侮辱罪改正が施行された後は1年以下の懲役と禁錮または30万円以下の罰金となる可能性もあります。

名誉毀損罪とは

名誉毀損罪は公然と事実を摘示することで人の名誉を毀損したときに成立する罪です。

名誉毀損罪が成立した場合は3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金となります。ただし名誉毀損については以下の3要件に当てはまる場合は罰せられない可能性があります。

  • 公共の利害に関する事実であること
  • 公益を図ることが目的であったと認められること
  • 真実であることが証明されたこと

そのため言論弾圧は防がれるようになっていて、むしろ程度の低い誹謗中傷は罰せられにくいです。

他にはどんな犯罪になる?

侮辱罪と名誉毀損罪の他にはこのような罪になるかもしれません

  • 威力業務妨害罪
  • 脅迫罪・恐喝罪
  • 自殺教唆罪

損害賠償を支払うことになるかも知れない

誹謗中傷は犯罪とならなくても民事法に基づき損害賠償を支払うことになる場合があります。

誹謗中傷によって発生する損害としてまず考えられるのは精神的苦痛です。精神的苦痛に対しては慰謝料の請求が可能です。刑事事件と異なり被害者と加害者の争いとなるため本人同士での手続きとなるほか弁護士に代理人となってもらうことも可能です。

あなたが誹謗中傷をされたときどんな対策ができるか?

誹謗中傷で悩んでいるときにどんな対策ができるか紹介します。

まず誹謗中傷をされた相手を突き止めることが肝心です。発信者が匿名であることが多いためプロバイダに対し開示請求を行います。そして相手が分かったら内容証明郵便で慰謝料を請求しますが、1人で難しいときはインターネット問題に強い弁護士に手続きを代行することが可能です。

また、行われた誹謗中傷が犯罪に当たる場合は警察が相手を突き止めてくれる場合もありますが損害賠償の請求は警察の仕事ではありません。逮捕や刑罰とは別の手続きが必要です。

匿名掲示板であれば削除請求を出すことで解決できるかも知れませんが、重度かつ悪質であるときは法的手段をご検討ください。

まとめ

誹謗中傷は根拠のない悪口です。そもそも批判や論評であれば悪口を使う必要はなく根拠のないことを吹聴する理由もないはずです。侮辱や名誉毀損は犯罪ですから、ネット社会の常識とか有名税という理由で耐える必要はありません。あなたの安全を守るためにも警察・弁護士への相談をお勧めします。

あなたが誹謗中傷してしまったときは…

もし、あなたが誹謗中傷をしてしまったのであれば今すぐ投稿を削除しましょう。もちろん履歴が消えるわけではありませんが損害を最小限に抑えた上で誠心誠意の謝罪をしましょう。加害者であればインターネット問題や刑事弁護に強い弁護士へ相談することが望ましいです。

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