自己破産とは?自己破産のデメリットや手続きを解説!

自己破産」という言葉は知っていても、それがどんなものか知らない人は多いです。あなたが多額の借金で苦しんでいるのであれば、自己破産でその苦しみから解放されるかもしれません。それでは、自己破産とはどのようなものなのでしょうか?

お金まわりの事故・トラブル(9)自己破産(1)
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借金が返せない!自己破産って?

あなたが、もし今積み重なってしまった借金に苦しめられているのであれば、自己破産は、人生の再スタートをきるのに非常に有効な手段です。

しかし、「自己破産」という言葉になんとなく怖いイメージをもっていたり、いざ自己破産しようと思ってもどうしたらいいか分からないという人は多くいると思います。

ここでは、自己破産とはどういうものなのか、どんなデメリットがあるのか、自己破産するにはどうしたらいいかという点を説明していきます。

自己破産とは

そもそも、自己破産とはどういう制度なのでしょうか?

利用するメリットや、利用するための条件をみてみましょう。

自己破産とは?(1) 借金の返済が免除される(免責)

自己破産をすると、それまで積み重なった借金の返済が免除されます。

これを「免責」といいます。

借金の返済が免除されることで、取り立てや請求に悩まされる日々を送らなくて済むようになります。

自己破産とは?(2) なぜそのような制度があるのか?

「借りたものは返さなければならない」というのは社会の最も基本的なルールの一つです。

それなのになぜ、借金の返済を免除するなどという制度があるのでしょうか?

それは、人生の再スタートをしやすくするためです。

人は時に、やむを得ない理由でどうしても返済できないような借金を背負ってしまうことがあります。

そのような人にも再スタートのチャンスがあることで、社会が活発になるのです。

自己破産とは?(3)-1 自己破産できるための条件① 支払不能であること

自己破産できるためには、大きく分けて、2つの条件があります。

1つ目は、「支払不能であること」です。

これは、手持ちの財産では借金を返済しきれない状態ににあることを意味します。

逆に言うと、手持ちの財産を売り払って借金を全て返済できる場合、自己破産することができません

自己破産とは?(3)-2 自己破産できるための条件② 免責不許可事由がないこと

2つ目は、「免責不許可事由がないこと」です。

これは、借金をした理由や経緯が不当・不誠実ではないことを意味します。

例えば、ギャンブルにはまりすぎて借金をしてしまった場合、免責されない可能性があります

自己破産のデメリット

以上のように、自己破産は、借金の返済が免除される魅力的な制度ですが、なにかデメリットはないのでしょうか?

自己破産のデメリット(1) 財産を処分しなければならない

既に述べたとおり、自己破産は、自分の財産ではどうしても返済することのできない借金から解放されるための制度です。

そのため、自己破産すると、目ぼしい財産は処分されて、お金に換えられた上で、借金の返済に充てられることになります。

ただし、自己破産後に全く生活することができなくなってしまうと困るので、生活に最低限必要な財産は処分せずに持っておくことができます。

自己破産のデメリット(2) 借入れができなくなる

自己破産すると、いわゆるブラックリストに載ってしまい、しばらくの間金融機関で借入れを行うことができなくなってしまいます

また、クレジットカードも一種の借入れなので、クレジットカードも利用できなくなります

ただし、ずっと借入れができなくなるわけではなく、しばらくするとブラックリストから消えてまた借入れができるようになります。

自己破産のデメリット(3) 一部の仕事ができなくなる

自己破産してしまうと、弁護士や税理士など、一部の資格が必要な仕事ができなくなります。 

しかし、大半の仕事は自己破産をした後でもすることができるので、安心してください。

自己破産の手続き

では、実際に自己破産しようと思ったらどうすればいいのでしょうか?

自己破産の手続きについてみていきます。

自己破産の手続き(1) 破産手続と免責手続

まず、前提として、自己破産は破産手続と免責手続という二つの手続きをあわせたものをいいます。

破産手続とは、現在有する財産で債権者全員に公平な支払いを行うための手続きで、免責手続とは、債務の支払義務を免除するための手続きのことです。

「自己破産」という言葉のイメージからは分かりづらいのですが、破産手続だけでは借金の返済は免除されないので注意しましょう。 

自己破産の手続き(2) 自己破産するには何をすればいい?

破産手続をするためには、まず、裁判所に申し立てのための書類を提出する必要があります。

破産申立書の他、借金の一覧や財産の状況など、様々な書類を提出しなければなりません。

書類を提出すると、裁判所に呼ばれて、事情聴取されます(これを「破産審尋」といいます)。

自己破産の手続き(3) 同時廃止事件|すぐに免責手続に移る!

財産がほとんどないことが明らかな場合、破産審尋の後、破産手続が開始決定がなされ、それと同時に破産手続が終わります(これを「同時廃止」といいます)。

同時廃止事件では、免責手続にすぐ移るため、時間や費用を大幅に節約することができます。

自己破産の手続き(4) 管財事件|破産管財人が財産の調査等を行う

しかし、たとえ財産が少なかったとしても、申し立ての書類が不十分だったりすると、裁判所が財産の状況を調査する必要があると判断して、破産管財人が選任されます(これを「管財事件」といいます)。

破産管財人とは、裁判所に代わって破産する人の財産を調査したり、債権者に報告を行うための人です。

破産管財人が選任されると、破産手続が長期化し、追加の費用がかかることになってしまいます。

自己破産の手続き(5) 自己破産を考えたら弁護士に相談を!

このように、自己破産するにあたって、 申し立てや審尋などの手続きを適切に行うことがとても重要です。

これらの手続きを適切にこなさないと、本来同時廃止事件になるはずのものが、管財事件になってしまい、無駄に時間と費用がかかってしまうことになりかねません。

そのため、自己破産を考えたら、まずは専門家である弁護士に相談してください

弁護士は、あなたに代わって申し立ての書類を用意したり、代理人として審尋に立ち会ってくれるでしょう。

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自己破産とは?自己破産のデメリットや手続きを解説!のまとめ

自己破産とはどんなものかについてみてきました。

自己破産すると、借金の返済が免除されて、新たなスタートを切ることができます。 

確かに、自己破産には借り入れができなくなるなどのデメリットもありますが、多額の借金から解放されるメリットは非常に大きいです。

大事なのは、自己破産の手続きを適切にこなすことです。

手続きに問題があると、管財事件になってしまい、余計に時間とお金がかかってしまいます。

自己破産を考えたら、まずは専門家である弁護士に相談することをおすすめします。

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この記事の作成者

カケコム編集部