恋愛結婚はお見合い結婚よりも離婚率が高い!?【なんと4倍!】
今回のテーマは恋愛結婚の離婚率が高い理由についてです。一昔前まではそこそこ当たり前のように行われていたお見合いですが、現代日本ではお見合いでの結婚よりも圧倒的に恋愛結婚のほうが多くなっております。しかし、なんと恋愛結婚のほうがお見合いより離婚率が高いという噂が流れているのです。そこで、今回はその理由を考えていきたいと思います。

あなたはお見合い結婚?それとも恋愛結婚?
お見合い結婚と聞いてみなさんはどのようなイメージを持たれますか?
それが普通じゃないの?と思う人がいる一方、何となく「堅苦しそう」とか「面倒くさそう」といったイメージを持ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
他にも、「主導権は女性にない」とか「結婚相手を自分で選べない」といったことをイメージして、お見合いを遠ざけてしまっている人がたくさんいるのも事実なのです。
しかし、現代ではお見合いの状況も変わっており、お見合い結婚の方が恋愛結婚より離婚率が低く、長続きするとすら言われることもあるのです。
そこで今回はなぜ恋愛結婚の方が離婚してしまう割合が高いのか、その理由ついてお伝えしたいと思います。
- 恋愛結婚したけど離婚について考えている人
- どのくらいの夫婦が離婚してしまっているか知りたい人
- 離婚してしまう理由について知りたい人
は要チェックです!
そんなに高いの!?【恋愛結婚の離婚率】

それではまず、恋愛結婚の真実に迫っていきましょう。
「そんなに離婚率が高いの!?」と驚いてしまうと思います。
そもそも日本人の離婚率はどれくらい
そもそも日本人の離婚率はどれくらいなのかをきちんと把握しているでしょうか。
みなさんは3人に1人が離婚をしているという数字聞いたことありませんか?
2016年の12月、厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2016年の婚姻件数は62万1000件で婚姻率は0.5%だそうです。
この0.5という値は、現在婚姻している割合ではなく2016年において、一定人口に対して婚姻した割合が0.5%ということです。
一方の離婚率はというと同じ統計によれば、0.17%となっています。
つまり、単純に比較することはできませんが、数値のみを比較すれば、婚姻率は0.5で離婚率は0.17となるため、やはり3組に1組が離婚しているということになります。
ただし、結婚している数のほうが離婚をしている数よりはるかに多いということも事実です。
恋愛結婚の離婚率はお見合いより高い なんと4倍!
恋愛結婚の離婚率はお見合い結婚よりはるかに高く、なんと4倍にもなっているという情報があります。
ただし、これは全国仲人連合会という団体が発表しているデータなので、他のデータで見ると変わってくる事かもしれません。
しかし、4倍にも差が開いてしまっているというデータがあることは事実です。
では、ここまで明確な差が出てしまう原因はいったい何なのでしょう。
初婚年齢が上がっているのも関係している?
おそらくほとんどの方々も知っていることでしょうが、20年前や30年前と比べると現代日本は初婚年齢がかなり上がっており、2歳以上も上昇しています。
昔は20代前半で結婚する女性も多かったのですが、今ではその数もだいぶ減ってしまったのがデータから見てとることができます。
つまり、結婚するまでに年を重ねすぎた結果、婚期を逃してしまい、十分に満足ではないが結婚をしたいがためにとりあえず異性と結婚。
しかしその後折り合いが合わなくなって離婚してしまう、、、なんてケースも多くなっているのではないでしょうか。
晩婚化が進んでいる状態で離婚件数も多いのは悲劇となっていると言えるでしょう。
恋愛結婚で離婚する理由とは

それでは、恋愛結婚で離婚する理由について触れていきます。
おそらく既婚者の方々なら、これを理由に離婚を考えたことがあるはずです。
性格の不一致
性格の不一致は離婚原因としても常に上位に君臨しており、おそらく当分は一位の座をキープし続けるでしょう。
性格の不一致は本当に些細なところから感じます。
仕事や家事をしている時の考え方、洗濯物の干し方や洋服のたたみ方、子供の教育方針で意見が合わないといった時など、本当にいろんなところで感じる可能性があるのです。
これらの価値観の違いや性格の不一致と思えるものが積み重なることで「この人とは根本的に合わない」と感じるようになってしまって、多くの方が離婚をしています。
暴力
昔は男性が女性に対して一方的に暴力を振るうDVといったものが圧倒的に多かったのですが、草食系男子が増えた今ではこの状況が変わりつつあります。
特に、男性の離婚原因の中に「妻からの肉体的暴力」というものがランクインしており、身体的にもいじめられる夫が増えているのです。
もちろんそれ以外にも、言葉の暴力によって精神的に追い詰められて離婚をする人もかなりたくさんいて、現代日本では妻も夫も精神的な暴力や肉体的な暴力が原因で多くの方が離婚をするようになったのです。
浮気や不倫
浮気や不倫も男性の代名詞だったのですが、今では女性側でも大量に行われるようになり、どこかのアンケート調査では不倫をしたことがあるという割合が男性よりも女性のほうが高く出るところすらありました。
そのため、恋愛結婚したのはいいけれど、不貞行為が発覚したことで愛想が尽き、離婚をするというケースも多々あるのです。
恋愛結婚の離婚率が高い理由!

それでは、恋愛結婚で離婚する理由について触れていきます。
ここまで、お見合い結婚との差が付く理由は何なのでしょうか。
はじめに熱くなりすぎる?
結婚の理由が愛し合っていたから結婚した人というのは、その人の愛情度がマックスな状態で結婚します。
つまり、恋愛結婚というのは結婚をした瞬間は間違いなく幸せな状態であり、最も燃えている最中の可能性が高いのです。
しかし、この熱はずっと続くものではありません。その後、しばらく一緒に過ごしたことで、ぶり返したかのようにそのテンションが無くなり、冷めてしまったら愛情が残らないといった状態があるのではないでしょうか。
いくらか推測が混じっているものとなっておりますが、結婚をゴールと考えている人ならあり得ると思います。
「好きだから」以外の理由が、、、
先ほどの最初が燃えすぎるという部分に近いのですが、仮に結婚した理由が「好きだから」というものであって、他に何もない場合は要注意と言えるでしょう。
100年の恋も冷めるという言葉がありますが、結婚生活に入った後もその好きだからという気持ちが維持できるとは限りません。
そのため、「好きだから」以外の理由がないと、冷え切った時点で離婚してしまうでしょう。
お互いが隠すのがうますぎた
恋愛をしている最中というのは、お互いが意中の相手の場合とにかく必死に良い部分をアピールして、駄目なところをひた隠しにする可能性があります。
これが感の鋭い人なら見抜けるのですが、隠ぺい工作技術の高い人の場合は隠し通される可能性があり、恋愛中に気が付けない可能性があるのです。
こうなると、結婚した後に隠していたものが次々と見つかって、唖然として離婚をしてしまうのでしょう。
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恋愛結婚はお見合いより離婚率が高い?〜その理由を考えてみよう〜のまとめ

恋愛結婚はお見合いより離婚率が高いと言われております。
逆に言うとお見合い結婚をした方々というのは、恋愛結婚をした方々よりも結婚を前提に人を探して冷静に見極めているので、結婚後のトラブルも少ないのかもしれません。
もし、恋愛結婚でもお見合い結婚でも男女間トラブルに発展してしまったら、離婚問題に強い弁護士に相談して、状況を改善する方法を聞いてみるのも良いでしょう。