任意整理の費用、分割払いは可能?弁護士に相談するメリットとは

任意整理の弁護士費用は分割払いできるかどうか…気になりませんか?ただでさえ借金の返済で大変なのに、一括で弁護士費用なんか払えない!そう考えるのは、至極当然のことです。特に、弁護士費用って高額なイメージがありますから、足踏みしてしまうのも仕方ありません。今回は、そんな方のために弁護士費用の相場と費用を抑える方法を中心に解説していきます。

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目次

任意整理で借金減らしたい!でも弁護士に頼むお金が…

「毎月毎月続く借金の返済…少しでも返済額を減らしたい!でも弁護士に頼むお金もないし…」
 
そう思って弁護士に相談するのをためらっているあなた、実はもったいないことをしているかもしれません。
 
弁護士費用は高額なイメージがありますが、実は意外とリーズナブルな価格で依頼を受けている弁護士も多いんです。
 
今回は、弁護士費用で悩んでいる方のために、任意整理でかかる弁護士費用の相場と、少しでも弁護士費用の負担を減らす方法を解説していきます。

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任意整理ってどういうもの?

まずは、任意整理について解説をしていきます。

任意整理とは

「任意整理」とは貸金業者と話し合いをして和解を締結し、借金を減額してもらう手続きのことです。

任意整理では、お金を借りた当時にさかのぼって利息制限法の上限金利(15~20%)に金利を引き下げて再計算をし(通称:引き直し計算)、今まで払い過ぎていた金利の分を借金の元本に充当することで、借金の減額をはかります。

また、引き直し計算をし、払い過ぎていた金利を借金の元本に充当した結果、すでに借金の額以上を貸金業者に支払っていたという場合、その余剰分の返還を求めることもあります。

これを、いわゆる「過払い金」といいます。

一時期テレビのコマーシャルで「過払い金返還訴訟」という言葉が連呼されていたので、知っている方も多いかもしれませんね。

任意整理をした場合、今後は金利を一切支払わないでいいように和解を結ぶのが一般的です。

つまり、任意整理をしたあとは、減額した借金の元本のみを3年~5年ほどかけて分割で返済すればいいのです。

ですが、借金の元本のみを3年~5年程度で分割返済できないとみられる場合には相手の貸金業者が和解に納得しないことが多く、任意整理を行うのは難しくなります。

また、任意整理はあくまで貸金業者との話し合いと和解に基づくものなので、一般の方が自分で行うのは難しいというデメリットもあります。

任意整理で払い過ぎの金利が出る理由

任意整理で引き直し計算をすると、払い過ぎの金利がわかるんだろう?と疑問に思われるかもしれません。

これには、「利息制限法」と「出資法」という2つの法律が関係しています。

どちらの法律もお金を貸した際の金利について定めている法律なのですが、刑事罰の規定があるのは「出資法」だけなのです。

つまり「利息制限法」が規定する金利の上限(15~20%)を越えた金利を課していても、「出資法」が規定する金利の上限(29.2%)を越えなければ、民事上その金利が無効になるだけで、刑事罰は課されなかったのですね。

このような法律の抜け穴を使って法律に詳しくない一般人から多額の金利をせしめた貸金業者が数多くいたので、金利を多く払い過ぎていたという方も相当数いらっしゃるのです。

任意整理は個人でするのは難しい

先ほども説明をした通り、任意整理は貸金業者と話し合いをして和解を締結し、借金を減額してもらう手続きのことを指します。

つまり、任意整理をするには貸金業者との話し合いが不可欠なのです。

しかし、貸金業者は企業なので顧問弁護士がいることも多く、一般人とは法律知識の差も経験の差も段違いにあります。

そのため、相手にうまく言いくるめられてしまう可能性が高く、一般の方が自分で任意整理を行うのは、かなり難易度が高いと言わざるをえません。

弁護士に頼んだらいくらかかる?負担を抑える方法は?

弁護士に任意整理を頼んだ場合の、費用相場をまとめました。
 
また、なるべく弁護士費用の負担を軽くするための方法も紹介していきます。

任意整理の弁護士費用の相場

任意整理を弁護士に依頼した場合は、だいたい以下のような金額を支払うことになります。
  • 着手金…20,000円/1社
  • 減額報酬金…減額した金額の10%
  • 過払い金返還報酬金(訴訟をしなかった場合)…回収金額の20%
  • 過払い金返還報酬金(訴訟をした場合)…回収金額の25%
  • 手数料…実費(交通費など)
この中で絶対に支払わなければいけないお金としては、「着手金」と「手数料」が挙げられます。
 
これに対し、「減額報酬金」と「過払い金返還報酬金」は、借金が減額されたり、過払い金が戻ってきたりした場合にのみ支払うことになるお金です。

負担を抑えるなら:分割払い

弁護士費用の負担を少しでも軽減したいのなら、まずは「分割払い」ができる弁護士事務所を探しましょう。
 
現在では多くの弁護士事務所が分割払いでの依頼を受け付けていますが、一括払いでの依頼しか受け付けていない弁護士事務所もあります。
 
そのため、弁護士費用の負担を少しでも減らしたいと考えるなら、初回の相談時にでも分割払いが可能か?を確認しておきましょう。

負担を抑えるなら:法テラスの民事法律扶助

一定以下の収入の人であれば、法テラスの「民事法律扶助(みんじほうりつふじょ)」という制度を利用することができます。

民事法律扶助は、総合法律支援法に基づき設立された日本司法支援センター(通称:法テラス)が行う公的な支援制度なので、安心して利用することができますね。

この制度を利用した場合、法テラスが弁護士費用を立て替えてくれるので、手持ちのお金がなくても任意整理を行うことができます。

また、民事法律扶助を利用した場合は着手金や実費の金額が決められている上に、成功報酬も0円です

そのため、普通に弁護士に依頼をする場合と比べて、実際にかかる費用もグッと抑えることができます。

原則として単身者であれば月額182,000円以上の収入を得ている場合はこの制度を利用することができませんが、条件があてはまる人にはおすすめの方法です。

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弁護士に任意整理を頼む4つのメリット

弁護士に任意整理を頼むと、どんなメリットがあるのでしょうか?
 
詳しく見ていきましょう。

メリット(1) 督促がとまる

弁護士に任意整理を依頼すると、弁護士は貸金業者に「自分が代理人となって任意整理を行う」旨の通知をします。
 
この通知から和解の成立までは、貸金業者に対する借金の返済をする必要がなくなりますので、当然貸金業者からの督促も止まることになります。
 
毎日家に届く督促状や自宅・会社への電話などで精神的にまいってしまっているという方の場合、督促が止まることで気が楽になるというメリットがあります。

メリット(2) 家族に秘密にできる

家族に秘密で借金をしてしまった方の場合は、任意整理をするのも秘密で行いたいですよね。
 
事情を弁護士に話しておけば、封筒に事務所の名前が入っていないものを使用してくれたり、連絡は全て依頼者の携帯にするなどの配慮をしてくれます。
 
また、借金が家族にばれる原因の多くは、「自宅への督促状や取り立ての電話」です。
 
弁護士に任意整理を依頼した場合、このような取り立て行為はなくなりますので、家族に借金がばれてしまう可能性も低くなります。

メリット(3) 大幅減額が見込める

任意整理は「貸金業者と話し合いをして和解を締結し、借金を減額してもらう手続き」ですから、どれだけ交渉力があるか?が大切になってきます。
 
弁護士が貸金業者と話し合いをする場合、一般の方が自分で話し合いをするのとは異なり、相手の貸金業者と対等の関係で話し合いをすることができます。
 
もっといえば、相手が法律違反の金利を搾取しているという点から考えると、弁護士の方が相手よりもより強い立場であるともいえます。
 
そのため、一般の方が自分で交渉を行う場合よりも、借金の大幅減額が見込めます。

メリット(4) 手間と時間の削減

任意整理をするためには、引き直し計算や貸金業者との話し合いをしなければいけません。

また、将来の紛争を防止するために、和解契約の契約書を作成しておく必要もあります。

このような手続きには時間も手間もかかりますし、精神的な負担が大きくなることも。

弁護士はこれら全ての手続きを代理人として行ってくれますので、かなりの時間と手間が削減できます。

弁護士費用が心配なら

弁護士費用がどうしても心配なときのとっておきの対処法、お教えいたします。

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また、カケコムでは無料で弁護士から連絡をもらうことができますので、費用の面でも安心です。

任意整理の費用、分割払いは可能?弁護士に相談するメリットとはのまとめ

任意整理にかかる弁護士費用は、「着手金+成功報酬+手数料」ですが、意外と高額ではないことがわかって頂けましたか?

また、多くの弁護士事務所が分割払いでの依頼も受けていますので、いくら少ない金額でも一括払いは無理!という方でも安心ですね。

ただし、この記事でご紹介したのはあくまでも弁護士費用の相場です。

これより高い事務所も安い事務所もありますので、実際にかかる費用が気になるという方は、ぜひカケコムで無料見積もりをとってみてくださいね。

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この記事の作成者

カケコム編集部