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控訴の流れは?いつまで控訴できる?控訴棄却を回避するには?

控訴の流れはどんなものでしょうか?控訴を申し立てると、第一審の判決が不服だった場合に、上級裁判所にもう一度審理を見直してもらえる可能性があります。ただし、適切な控訴理由がない場合や適切な手続きを踏まなかった場合、控訴は棄却されてしまう恐れがあります。そのため今回カケコムでは、いつまでに控訴の申立をする必要があるかなどを含めた控訴の流れや、適切な控訴理由、控訴する際の注意点等をご紹介します。

控訴とは、「第一審裁判所の判決に不服のある当事者」が「判決送達日から2週間以内に上級裁判所に対して」、不服を申し立てるものです。

※「」内の文言は裁判所のHPより引用

この控訴を行いたい場合、どのような流れを辿るのでしょうか?

控訴の流れ

控訴の流れは、下記通りです。

控訴 流れ

参考:裁判所「控訴審における刑事裁判手続について」、裁判所「高等裁判所における刑事訴訟事件(控訴審)の審理の状況

  1. 判決送達日から2週間以内に、第一審裁判所に対して控訴を申し立てる。
  2. 第一審の記録が裁判所で受理される。
  3. 裁判所から控訴趣意書の提出期限が通知される。
  4. 提出期限内に控訴趣意書を裁判所へ提出する。場合によっては相手方から答弁書が提出される。
  5. 裁判所から第一回公判期日が指定される。
  6. 第1回公判が行われる。
  7. 判決(控訴棄却・破棄自判・破棄差戻等)が下される。

尚、控訴の申立が期限を過ぎていたり、控訴理由が適切でないと判断された場合は、控訴を棄却される可能性があります。

控訴を棄却される可能性を低くするためにどうすべきかについては、記事の後半でご説明します。

また、控訴ができるのは、「検察官又は被告人(第三百五十一条)」、「被告人の法定代理人又は保佐人(第三百五十三条)」、「原審における代理人又は弁護人(第三百三十五条)」です。

どんな判決があるのか?

判決については、控訴棄却・破棄自判・破棄差戻等があります。

控訴棄却は、一審の判決を正しいとするものです。

裁判所が定めた期限内に控訴趣意書の提出がなかった場合や書類不備がある場合、控訴理由が適切でない場合等に適用されます。

破棄自判とは、一審の判決を退け、控訴審が改めて判決を言い渡すことです。

破棄差戻とは、一審に差し戻し、改めて一審で審理することです。

また、検察側が控訴せず、被告人側のみが控訴した場合、控訴審の判決は一審の判決よりも軽度なものになるようになっています。

これを「不利益変更禁止の原則」と言います。

第四百二条 被告人が控訴をし、又は被告人のため控訴をした事件については、原判決の刑より重い刑を言い渡すことはできない。

ただし、検察側が控訴した場合は、控訴審の判決が一審の判決よりも重くなる場合があります。

控訴する際の注意点・ポイント

控訴する際は、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

控訴できる理由は限られている点

控訴する際の注意点ひとつ目は、控訴できる理由は限られているというものです。

前述したように、控訴を申し立てたとしてもその申立理由が適切でないと判断された場合は、棄却される恐れがあります

そのため、控訴を申し立てる際は適切な控訴理由を考えておく必要があります。

控訴できる理由は、大きく分けて下記の4つあります。

  • 訴訟手続に法廷違反があり、その違反が明らかに判決を及ぼしている
  • 事実誤認があり、それが明らかに判決に影響を及ぼしている
  • 法廷の適用の誤りがあり、それが明らかに判決に影響を及ぼしている
  • 不相当な重い刑を言い渡された場合や、妥当な刑よりも軽い刑を言い渡された場合等、刑の量定が不当であった

さらに詳しい内容については、こちらの記事「控訴・上告とは?どんな場合に控訴・上告できる?棄却されない方法は?」でご紹介しています。ご一読ください。

控訴審の判決に不服がある場合は上告できる点

控訴審で満足の行く判決を得られなかった場合は、上告という手続きをできることがあります。

上告とは、「第二審(控訴審)裁判所の判決に不服のある当事者」が「判決送達日から2週間以内に上級裁判所に対して」、不服を申し立てるものです。

ただし、上告ができる理由は控訴できる理由よりも限られてきます。

そのため、上告をする際は早めに弁護士を頼り、適切な上告理由を考える等のサポートを受けることをおすすめします。

控訴棄却を回避するには?

控訴棄却を回避するには、弁護士へ依頼されることをおすすめします。

弁護士へ依頼することで、下記のようなメリットを得て、控訴棄却のリスクを回避できる可能性があるからです。

  • 控訴するに値する適切な控訴理由を一緒に考えてくれる
  • できるだけ有利な判決を得られるよう、控訴審でも尽力してくれる

また、控訴審で満足のいく判決を得られなかった場合でも、「まだ法的に取れる選択肢はあるのか?上告は可能そうなのか?」「そのためにはどう行動すれば良いのか?」等をアドバイス・サポートしてくれることがあります。

さらに、初回相談を無料で受け付けている場合もあるので、下記ボタンより、一度お気軽にご相談ください。

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Point

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