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ホストで借金地獄になったらどうすべき?あなたが取れる方法を弁護士が解説

ホストに貢ぎすぎた結果借金地獄に陥ってしまった場合でも、あなたが取れる可能性があるいくつかの借金返済方法があります。今回カケコムでは、ホストクラブで借金を作ってしまう理由や、借金を作ってしまった場合の対処法を解説します。「ホストで借金を作ってしまい、首が回らない」という方は必見です。

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ホストクラブで借金を作ってしまう理由は?

ホストクラブで借金を作ってしまう人は、どのような理由で作ってしまうのでしょうか?

理由の中には、ホストクラブの仕組み自体が関係しているものもあるようです。

ツケ払いが可能だから

ホストは売上が収入に直結するため、より多くのお金を掛けてもらいやすくするためか、ホストクラブではツケ払いが可能なことがあります。

ツケ払いがかさんだ結果、借金を背負う事があるのです。

また、お酒が進み冷静な判断ができず、気が大きくりなり高額ボトルを入れた結果払えずツケ払いになってしまうケースも考えられます。

お気に入りのホストにいい所を見せたい・1位になってほしいから

お気に入りのホストがいてその人のためにホストクラブに通っている場合、「その人にいいところを見せたい」「ナンバーワンになってほしい」という気持ちから、ついついお金を使いすぎてしまうこともあるでしょう。

「少しの借金くらいなら大丈夫」「副業や夜職をして返せば大丈夫」と思っているうちに、借金額が大きく膨らんでいってしまうかもしれません。

ホストクラブで借金を作ってしまったら誰に返済することになる?

ホストクラブでツケ払いをした場合、そのホスト本人にお金を返済することになります。

ツケを返済できない場合には、ホスト本人があなたに代わってお店にツケを返済します。

そのため、お気に入りのホストに迷惑をかけないようにするには、しっかりとホストへ期日どおりに返済をしていく必要があります。

とはいえ、お酒が入って気分が良くなり、ツケ払いにしても期限内に支払えないほどの借金を背負ってしまうこともあるでしょう。

そのような場合にどのように対処すればよいのかについては、次の項目でご説明します。

ホストクラブで借金をしてしまったらどうすべき?

それでは、ホストクラブでついついお金を使いすぎ、借金をしてしまったらどうすれば良いのでしょうか?

時効の消滅を待つ

実は、ツケ払いには消滅時効があります。

消滅時効は、下記のケースが成立する場合に主張することが可能です。

  • 債権者が権利を行使することができることを知った時から五年間行使しないとき
  • 権利を行使することができる時から十年間行使しないとき

※上記2点は民法166条1項、2項から引用

ただし、旧民法で規定されている消滅時効は若干内容が異なる部分があるため、ツケ払いを行った時期によって消滅時効の具体的な時期が変わってくることを理解しておきましょう。

あなたの場合いつが債権の消滅時効で、時効の援用(時効を主張すること)ができるのか知りたい場合は、借金・債務整理問題に詳しい弁護士への相談をおすすめします。

カケコムには相談自体を無料で受け付けている弁護士も登録していますので、お気軽にご利用ください。

返済計画を立てる

自分の意思でホストクラブで作ったツケや借金は、債務となります。

債務を一括で返済できない場合、分割などで支払う必要があります。

この場合、ホストとしっかり話し合い返済計画について決めましょう。

借金を踏み倒すと、今度はホストがお店にツケの代金を払わなければならなくなるケースも考えられます。

ご自身で返済計画を立てたり、ホストと話し合っても解決しない場合は、次の項目で解説する方法も検討してみましょう。

債務整理を行う

どうしても返済できない額のツケをした場合は、債務整理を検討しましょう。

債務整理を行うことで、返済を全額免除してもらえたり、減額した額で、且つ分割して支払うこと等が可能になります。

しかし、一般的には、債務整理を行うとブラックリスト入りしてしまい、クレジットカードを使えなくなったりする等のデメリットもありますので、債務整理を行おうと思っている方はよくリスクを理解しておきましょう。

債務整理を行なってブラックリストに入るのは、債権者がクレジット会社、金融機関など「業者」の場合です。

ホスト個人やお店が債権者の場合は債務整理をしてもブラックリストに入ることはありません。(ホストやお店が業者に債権譲渡した場合は別ですが・・・)なので、弁護士に相談して債務整理を検討してみましょう。

弁護士に相談する

ホストでツケ払いを繰り返した結果、払えない額になっていることも多いでしょう。

このような場合、早く弁護士に依頼をしましょう。

弁護士に、ホスト等の債権者との間に立って交渉してもらうことで解決への糸口が見え、精神的にも楽になることもあります。

また、債務整理を考えている場合はどの方法で債務整理を行うのがあなたの場合適切かをアドバイスしてくれたり、煩雑な手続きを代行してくれることもあります。

借金を整理し、元の生活に戻るためにも早めに相談しましょう。

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