その取引大丈夫?チケット詐欺の手口とチェックポイント
大好きなグループのチケットが取れなかったライブ、「チケットお譲りしましょうか?」などと甘い言葉をかけて不当な金銭を請求する詐欺が横行しています。この記事では「チケット詐欺」についてまとめ、その注意点と、対処策を確認します。最後には安心して使えるお勧めのサイトもご紹介いたします。

チケット詐欺とは?

多くの場合は金銭を振り込ませてチケットが届かないという手口です。
初めの段階としてネットオークションやSNS掲示板を通じて「チケットをお譲りします」などと声かけし「取引先の募集」を行います。
その次に「取引」を開始し、チケットが届く日になって初めて「詐欺の発覚」となります。
チケット詐欺の手口

取引先の募集
この段階が「取引先の募集」段階です。
この時点で詐欺か否かを見抜くのは困難です。
というのもネット上には真の善意でチケットを譲ろうとしている人もいますし、詐欺師はそのなかに紛れてしまうからです。
取引開始
この時点が詐欺か否かを見抜く重要なポイントになるのですが、詐欺の意図のある人は複数の購入希望者と同時に取引を行っています。
しかし問題なのはメールでのやり取りでは複数人がいるか否かが不透明なため、最後まで確認する術を持たない、ということがあげられます。
詐欺の発覚
この段階になって初めて詐欺であったことがわかるのです。
被害者からの確認のメールに対して詐欺師は「遅れています」などと数日やり取りをするがすぐに連絡が取れなくなります。
チケット取引の際に注意すべきこと!

取引相手の情報を確認
チケットの価格・詳しい内容を確認
受け渡しと支払い方法の指定
これは怪しい!チケット詐欺のチェックポイント!

チケット料金の支払いに振込を指定してくる
メールアドレスがフリーメール
電話をかけてもいつも出ない
電話に出ない、もしくは電話番号が使用されていない。
このような場合はすぐに取引を考え直しましょう。
注意の一番目にあるように詐欺師には舞台設定がつきものです。
巧妙に設定してあったり、一回しか使わない設定なども多いのですが、詐欺師も人間ですからどこかにボロが出ます。
電話番号が実在するか、ちゃんと電話に出るか要チェックですね。
入金をやたら急かしてくる
繰り返しになりますが、チケットの受け渡しは「対面」によるものか、「代引き」によるもので提案しましょう。
これを嫌がって、やたらと入金をせかしてくる場合には何らかのやましさがあると理解していいでしょう。
相手が振り込みをせかしてくるようならば、他のチェックポイントも確認しておきたいですね。
口座名義と名乗っている名前が違う
これは詐欺特有です。
取引相手の名乗った氏名(もちろん偽名)が振り込み先の口座名義人と一致しない場合には高い確立で詐欺であると考えていいでしょう。
口座番号・名義が「Yahooオークショントラブル口座リスト」に載っている
チケット詐欺の被害にあったときの対処法
まずは警察に通報
取引を行った掲示板などの管理者に報告
やり取りのメール等は必ず保存する
振り込んだ領収書は必ず保存する
他に同様の被害者がいないか確認
ここまでのことが出来ていても依然として捜査がなされない場合があります。
しかし、もし被害者が10人を超すようならば、捜査優先度が一段階格上げされます。
なので同一とみられる手口による詐欺被害を探して複数人で被害を訴えることも強力な対処法となります。
弁護士に相談
被害額がもし大きい場合には弁護士に相談することも有効な手段です。
最近では高額なチケットの売買が行われていることも多く、金額や状況によっては弁護士に依頼するほうが得になる可能性もあるので検討することをお勧めします。
チケットを安心に取引できるサービス

チケットキャンプ
まずチケットをネットで取引する場合の最大手であるチケットキャンプを紹介します。
チケットキャンプはミクシィグループが運営しているので会社としての安定性も高いですね。
特に「5つの安心の理由」と言われる以下の仕組みが取引を詐欺から守っています。
①万が一、届かない場合は全額返金!
②申し込み不要!偽造チケット補償制度!
③電子チケットは入場を確認するまで代金お預かり!
④個人情報非公開取引!チケキャン名義発送が可能!
⑤全てのお取引ごとに評価システムがあるから安心!
チケットキャンプ 5つの安心の理由メルカリ
また最近CMでも有名な「メルカリ」も率先して詐欺防止の対策を行っています。
特に24時間体制のカスタマーサービスや捜査機関や公的機関との連帯などの対策は安心な取引を確保するものとなっています。
メルカリ 犯罪防止ポリシーその取引大丈夫?チケット詐欺の手口とチェックポイントのまとめ

ここまでの記事で「チケット詐欺」に関していくつかの注意点を得ることが出来ました。
楽しい時間を守るために、やはり重要なのは怪しい取引には近づかない事ですね。
それでももしチケットがほしい場合には安心して取引できるようなサイトに登録することを第一にお勧めします。
また、被害額が高額になってしまった場合や大規模な詐欺事件に巻き込まれてしまった場合など、弁護士に相談することが有効な場合もあります。
無料相談できる法律事務所もあるので、弁護士への相談も選択肢に入れてみましょう。