安藤秀樹弁護士

◇相談内容◇ 不貞行為を行ったとして相手方より訴えを起こされてご相談にいらっしゃいました。 相手方は間接証拠があると強く主張してらっしゃいました。ですが、その全てがほとんど言いがかりとも言える内容で、直接不貞行為の存在を示すものはありませんでした。 つまり”心理的”な側面が強い訴えの事件だったと言えます。相手方の激情に飲まれず、丹念に証拠との因果関係を紐解いたことによって棄却というゴールを迎えることができました。 ◇弁護士からのコメント◇ 直接の証拠はなくとも心情的に訴えられる方もいらっしゃるということを学び、裁判や法律という堅い場面でも人間の心情に最後は帰結するということを学びました。 また、その後の弁護士活動においても相手方に飲まれず冷静でいることの大切さを学んだ事案でした。

◇相談内容◇ 離婚調停を自分で申立てをしたのですが、お互いの親からお金を出してもらって建てた自宅についての財産分与の話合いがなかなかまとまらず、調停が難航していました。 このままだと,離婚が出来ないと思い、安い金額でもまとめた方が良いのかと思い相談しました。 親同士がお金を出した場合の財産分与の考え方や、不動産価格の算定方法について教えてもらい、そのことを前提に話合いをするようにとのアドバイスをいただきました。 自分だけでは調停でそのような話が出来るか自信が無かったため、依頼して代理人となってもらいました。 その結果、きちんと話し合いの道筋をつけていただき、相談前よりも有利な内容で解決できました。 ◇弁護士からのコメント◇ 財産分与や養育費、婚姻費用については、計算が難しい事例もあります。 そのような事例の際には,ご自身で悩まずにぜひ弁護士にご相談ください。 また、調停から弁護士が入ることによって速やかに解決できる場合もありますので、その点もご相談ください。