浮気調査が白だったときはどうする?後悔しないための対処法を解説
 
          
        浮気調査を依頼して「白」という結果が出たとき、安心する一方で「本当にそうなのか」と疑念が消えない方も多いのではないでしょうか。
白判定は「浮気していない」という確定ではなく、「調査期間中に証拠が取れなかった」という意味なんです。
調査費用は白判定でも返金されないことが多く、費用面での不安も残ります。
さらに、パートナーに調査がバレて信頼関係が壊れるリスクや、疑念が残ったままの生活を続けるストレスもあります。
本記事では、白判定の正しい意味、白判定が出る理由、費用面の注意点、白判定後の具体的な対処法、再調査の判断基準まで、法的根拠と業界の実態に基づいて解説します。
白判定を受けたあとに後悔しないための、全体像を理解できる内容になっています。
- 白判定は「浮気していない証明」ではなく「証拠が取れなかった」という意味で、本当に浮気がない場合と、調査のタイミングや方法が合わなかった場合がある
- 白判定でも調査費用は返金されず、10万〜100万円の費用が発生するため、契約前に返金規定とクーリングオフの確認が必須
- 白判定後は冷静に状況を整理し、パートナーへの対話、専門家への相談、再調査の検討など、自分に合った選択肢を選ぶことが大切
結論:白判定は調査の終わりではなく、次の行動を考えるスタート地点です。焦らず、法的リスクを避けながら、自分の納得できる道を選びましょう。
浮気調査が「白だった」とは?|結果の意味を正しく理解する
浮気調査で「白」という結果が出たとき、多くの方が「浮気していなかったんだ」と受け止めますが、実は白判定の意味はそれほど単純ではありません。白判定の正確な意味と、業界での実態を理解することで、次にどう行動するかを冷静に判断できるようになります。
「白」は浮気していないという意味ではない
探偵業界で「白判定」と呼ばれるのは、調査期間中に浮気の証拠を掴めなかったという結果です。つまり、「浮気していない」という確定ではなく、「浮気の証拠が取れなかった」という意味なんですね。
探偵業法では、探偵業者は依頼者の委託を受けて特定の人物の所在や行動を調査することが認められています。しかし、調査できる範囲には法的な制約があり、尾行・張り込み・聞き込みといった合法的な手段に限られます。そのため、対象者が警戒している、接触のタイミングが調査期間外だった、肉体関係の証拠までは取れなかったなど、さまざまな理由で証拠を掴めないケースがあります。
- 本当に浮気の事実がない場合(疑いすぎていた、誤解だったケース)
- 浮気の事実はあるものの、調査のタイミングや方法が合わず証拠を掴めなかった場合(すでに浮気が終わっている、一時的に接触がない期間だった、肉体関係の証拠までは取れなかったなど)
調査報告書には「調査期間中に不貞行為を示す証拠は確認できませんでした」といった記載がありますが、これは「浮気していない証明」ではなく、あくまで「証拠が取れなかった事実の報告」であることを理解しておきましょう。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、専門家にご相談されることをおすすめします。
白判定が出る割合|業界データから見る実態
浮気調査で白判定が出る割合は、探偵事務所や調査の難易度によって異なります。複数の探偵業界関係者へのヒアリング調査によると、おおむね20〜30%程度という報告がありますが、この数値は事務所の調査力や案件の性質により大きく変動することに留意が必要です。つまり、依頼した調査の約4〜5件に1件程度は白判定という結果になる可能性がありますが、決して珍しいケースではありません。
- 依頼者の疑念が事実ではなかった場合
- 対象者が警戒して行動を慎重にしている場合
- 浮気がすでに終わっている場合
- 調査期間が短すぎて十分な証拠収集ができなかったケース
ただし、白判定の割合は探偵事務所によっても異なります。調査力の高い事務所では白判定が少なくなる傾向があり、逆に調査経験が浅い事務所では白判定が増える傾向があります。そのため、事務所選びの段階で実績や調査方法を確認することが重要です。
また、白判定が出た場合でも、調査報告書の内容を詳しく確認することで、調査の妥当性を判断できます。調査期間、調査員の配置、尾行ルート、撮影した写真や動画の有無などを確認し、調査が適切に実施されたかをチェックしましょう。具体的な状況判断については、探偵事務所や弁護士などの専門家にご相談ください。
浮気調査で白判定が出る4つの理由|証拠が取れなかったケース別に解説
白判定が出る理由はさまざまですが、大きく分けると「本当に浮気がない」「浮気はあるが証拠が取れなかった」の2つのパターンに分類できます。ここでは、白判定になる具体的なシナリオを4つに分けて解説します。自分のケースがどれに当てはまるかを考えることで、次にどう行動すべきかが見えてきます。ただし、個別の状況により対処法は異なるため、専門家への相談をおすすめします。
本当に浮気の事実がない|疑いすぎていた場合
白判定の中で最もシンプルなケースが、本当に浮気の事実がない場合です。パートナーの帰宅時間が遅い、スマホを肌身離さず持ち歩く、態度がよそよそしいなど、浮気を疑わせる行動があったものの、実際には仕事の繁忙期だった、趣味の時間を増やしていた、家族の悩みを抱えていたなど、別の理由があったというケースです。
このような場合、調査報告書には「対象者の行動に不審な点は確認されませんでした」「仕事場との往復のみ」「第三者との密会は確認されませんでした」といった記載があります。調査員が尾行や張り込みを実施し、対象者の行動を詳細に記録した結果、浮気を示す証拠が一切なかったという状況です。
このケースでは、白判定を受けて安心する一方で、疑ってしまった自分への罪悪感や、パートナーへの申し訳なさを感じる方も多いです。しかし、疑念を抱くこと自体は自然なことであり、調査を依頼したことで事実を確認できたとも言えます。大切なのは、白判定を受けた後にどう夫婦関係を修復していくかです。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、夫婦カウンセラーなどの専門家にご相談されることをおすすめします。
すでに浮気が終わっている|調査開始時期の問題
浮気の事実はあったものの、調査を開始する前にすでに浮気関係が終わっていたというケースも白判定の理由の1つです。パートナーが浮気相手と別れた後、あるいは関係が自然消滅した後に調査を始めた場合、当然ながら証拠は掴めません。
このケースでは、調査報告書に「対象者の行動に不審な点は見られませんでした」と記載されますが、過去に浮気があったかどうかまでは調査では確認できません。探偵が調査できるのはあくまで「現在の行動」であり、過去の出来事を遡って調べることは難しいためです。
浮気がすでに終わっている場合、証拠を掴むことはできませんが、パートナーの現在の行動が誠実であることは確認できます。過去の浮気を問い詰めるか、前を向いて関係を修復するかは、依頼者自身の判断になります。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、夫婦問題カウンセラーや弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
浮気相手と距離を置いている|一時的に接触がない期間
浮気関係が完全に終わったわけではないものの、一時的に浮気相手と距離を置いている期間に調査を実施した場合も、白判定になる可能性があります。たとえば、浮気相手が出張中、パートナーが仕事の繁忙期で接触する余裕がない、お互いに冷却期間を置いているなどのケースです。
このような場合、調査期間中には浮気相手との接触が確認されず、白判定となります。しかし、調査終了後に関係が再開される可能性もあるため、白判定を受けても完全に安心できないというジレンマがあります。
このケースでは、白判定後も引き続き注意深く様子を見るか、時期を変えて再調査を検討するかの判断が必要になります。探偵事務所によっては、調査期間の延長や追加調査を提案してくれることもあります。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、探偵事務所や弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
肉体関係がない|法的証拠にならないケース
パートナーが異性と頻繁に会っている、食事やデートをしている証拠は掴めたものの、肉体関係の証拠までは取れなかった場合も、白判定とされることがあります。法的に「不貞行為」と認められるには、肉体関係の証拠が必要とされるため、単なる食事やデートの写真だけでは不十分なんです。
このケースでは、調査報告書に「対象者と異性が飲食店で会食している様子を確認」「ラブホテルや自宅への出入りは確認されず」といった記載があります。不貞行為の証拠としては不十分ですが、精神的な浮気や不誠実な行動があったことは示されています。
このような状況では、法的な証拠にはならないものの、パートナーに対して誠実な関係を求める話し合いの材料にはなります。離婚や慰謝料請求を考えている場合は、肉体関係の証拠が必要になるため、再調査を検討する選択肢もあります。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
白判定でも調査費用は返金されない|料金相場と契約の注意点
浮気調査で白判定が出たとき、最も気になるのが「調査費用は返金されるのか」という点です。結論から言うと、多くの探偵事務所では白判定でも費用は返金されません。調査の結果に関わらず、実際に調査業務を実施した対価として料金が発生するためです。ここでは、白判定でも費用が発生する理由と、契約時に確認すべきポイントを解説します。
白判定でも費用が発生する理由
探偵業法では、探偵業者は依頼者との間で調査契約を結び、調査業務を実施することが定められています。この契約は「調査を実施すること」に対する対価であり、「浮気の証拠を必ず掴むこと」を保証するものではありません。つまり、調査員が尾行や張り込みを実施し、対象者の行動を記録した時点で、調査業務は完了しているとみなされます。
白判定の場合でも、調査員の人件費、車両費、撮影機材費、報告書作成費などの実費が発生しており、これらのコストは探偵事務所が負担しています。そのため、証拠が取れなかったからといって費用を返金することはできないという仕組みです。
また、探偵業法では「調査結果の保証」や「成功報酬の断定」を禁止しており、調査の成果を事前に約束することはできません。そのため、契約書には「調査結果に関わらず、調査費用は発生します」といった記載があることが一般的です。
ただし、一部の探偵事務所では「成功報酬制」を採用しており、証拠が取れなかった場合は費用の一部を返金する、または基本料金のみで済むといった料金体系を設定していることもあります。費用面での不安がある場合は、契約前に料金体系を詳しく確認することが重要です。個別の契約内容については、各探偵事務所に直接ご確認ください。
浮気調査の料金相場|10万〜100万円の幅がある背景
浮気調査の料金は、探偵事務所や調査の難易度によって大きく異なり、一般的には10万円〜100万円程度の幅があります。この料金の差は、調査期間、調査員の人数、調査の難易度、事務所の料金体系などによって決まります。
- 時間制:調査員1名あたり1時間6,000円〜12,000円程度が相場。調査時間が長くなるほど費用は高くなるが、短期間で証拠を掴める場合はコストを抑えられる
- パック制:20時間パック55,000円、50時間パック250,000円といった形で、まとまった時間を一括で購入するプラン。長期調査を検討している場合は、時間単価が割安になることが多い
- 成功報酬制:証拠が取れた場合のみ費用が発生する、または基本料金+成功報酬という形式。白判定のリスクを避けたい場合に有効だが、成功報酬が高額になることもある
また、調査費用には基本料金以外にも、車両費、交通費、宿泊費、報告書作成費などの諸経費が加算されることがあります。契約前に「追加費用の有無」を確認し、総額の見積もりを取ることが大切です。具体的な費用については、各探偵事務所に直接お問い合わせください。
契約時に確認すべきポイント|返金規定とクーリングオフ
浮気調査を依頼する際には、契約書の内容を詳しく確認することが重要です。特に、返金規定、追加費用、クーリングオフ制度については必ず確認しましょう。
- 返金規定:白判定の場合、費用は返金されるか/調査が失敗した場合の扱いはどうなるか
- 追加費用:見積もり以外に費用が発生する可能性はあるか/諸経費の内訳はどうなっているか
- クーリングオフ:契約書面を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できる(特定商取引法)
契約書には必ず目を通し、不明な点があれば契約前に質問することが重要です。口頭での説明だけでなく、書面での確認を求めることで、トラブルを未然に防げます。
契約内容について不安がある場合は、消費生活センターや弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
白判定を受けたときに気をつけたい3つのこと
白判定を受けたとき、安心する気持ちと疑念が残る気持ちが入り混じり、どう行動すればいいか分からなくなることがあります。ここでは、白判定後に気をつけたい3つのポイントを解説します。感情的になりすぎず、法的リスクを避けながら、冷静に次のステップを考えることが大切です。
冷静になる|疑心暗鬼を一旦止める
白判定を受けた後、「本当に浮気していないのか」「調査が失敗しただけではないか」と疑念が残ることは自然なことです。しかし、疑心暗鬼のまま過ごすと、日常生活にも支障が出てしまいます。まずは一旦、疑いを止めて冷静になる時間を持ちましょう。
白判定が出たということは、調査期間中にパートナーの行動に不審な点がなかったという事実があります。調査報告書の内容を詳しく確認し、調査が適切に実施されたかをチェックすることで、結果の信頼性を判断できます。調査の妥当性が確認できたら、一旦は「証拠がなかった」という事実を受け入れることが大切です。
もし疑念が消えない場合は、再調査を検討する、カウンセラーに相談する、パートナーと話し合うなど、次のステップを考える準備をしましょう。焦って行動すると、かえって状況が悪化することもあります。個別の状況に応じた対処法については、専門家にご相談されることをおすすめします。
パートナーに調査がバレないようにする|信頼関係への影響
浮気調査を依頼したことがパートナーにバレると、信頼関係に大きな影響を及ぼす可能性があります。特に白判定が出た場合、「疑われていた」という事実だけが残り、関係が悪化することもあります。調査後も、パートナーに調査の事実がバレないよう注意しましょう。
- 調査報告書や契約書を自宅に保管していた
- 探偵事務所からの電話やメールをパートナーに見られた
- 調査費用の出金履歴がバレた
報告書は安全な場所に保管し、探偵事務所との連絡は慎重に行い、費用の支払い方法も工夫することが大切です。
また、調査後にパートナーへの態度が急に変わると、不審に思われる可能性があります。白判定を受けて安心したとしても、態度を急変させず、自然に接することを心がけましょう。
ただし、白判定を受けた後に「正直に話したい」と思う場合もあります。その場合は、パートナーとの対話を通じて信頼関係を再構築する選択肢もあります。調査の事実を明かすかどうかは、関係性や状況に応じて慎重に判断しましょう。具体的な対応については、夫婦問題カウンセラーなどの専門家にご相談されることをおすすめします。
違法な自己調査を行わない|法的リスクを避ける
白判定を受けた後、「自分で証拠を掴もう」と考える方もいますが、違法な自己調査は行わないでください。
盗聴器の設置、GPSの無断取り付け、スマホの無断チェック、SNSアカウントへの不正アクセスなどは、プライバシー侵害や不正アクセス禁止法違反に該当し、刑事罰の対象となります。
これらの違法行為は、証拠として裁判で使えないだけでなく、依頼者自身が法的責任を問われる可能性があります。また、違法な手段で取得した証拠は、逆にパートナーから慰謝料請求される材料になることもあります。
浮気の証拠を掴みたい場合は、合法的な手段を使うことが大切です。探偵業法に基づく探偵調査は、尾行・張り込み・聞き込みといった合法的な手段で証拠を収集します。自己調査ではなく、信頼できる探偵事務所に再調査を依頼することをおすすめします。
また、違法な調査を勧めてくる探偵事務所は、探偵業法に違反している可能性があります。そのような事務所は避け、公安委員会に届出をしている正規の探偵事務所を選びましょう。具体的な調査方法や法的リスクについては、弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
それでも疑いが消えないときの3つの選択肢
白判定を受けても疑念が消えない場合、どうすればいいのでしょうか。疑いを抱えたまま生活を続けるのは精神的にも辛いものです。ここでは、白判定後も不安が残る方に向けて、3つの具体的な選択肢を紹介します。自分の状況や気持ちに合った選択肢を選ぶことが大切です。ただし、個別の状況により最適な対処法は異なるため、専門家にご相談されることをおすすめします。
パートナーに正直に思いを伝える|対話による解決
白判定を受けた後、パートナーに正直に思いを伝えるという選択肢があります。調査の事実を明かすかどうかは別として、「最近不安に感じている」「もっと話をしたい」といった形で対話を始めることで、関係を修復できる可能性があります。
対話を始める際には、感情的にならず、冷静に自分の気持ちを伝えることが大切です。「浮気しているのではないか」と直接問い詰めるのではなく、「最近距離を感じる」「もっと一緒にいたい」といった前向きな表現を使うことで、パートナーも話しやすくなります。
また、対話を通じて、パートナーが抱えている悩みやストレスを知ることもできます。浮気を疑わせる行動の背景には、仕事のプレッシャーや家族の悩みがあるかもしれません。お互いの気持ちを共有することで、信頼関係を取り戻すきっかけになります。
対話が難しい場合は、夫婦カウンセリングを利用するのも1つの方法です。専門家の立ち会いのもとで話し合うことで、冷静に問題を整理できます。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、夫婦問題カウンセラーなどの専門家にご相談されることをおすすめします。
専門家に相談する|カウンセラーや弁護士の活用
白判定を受けた後も不安が消えない場合、カウンセラーや弁護士といった専門家に相談することをおすすめします。専門家は客観的な視点で状況を整理し、次にどう行動すべきかをアドバイスしてくれます。
- カウンセラー:疑念や不安といった感情を整理するサポート。白判定を受けても疑いが消えない心理的な背景を探り、どう向き合うかを一緒に考える
- 弁護士:離婚や慰謝料請求を考えている場合に法的なアドバイス。白判定が出た状況で離婚を進めることは難しいが、今後どのような証拠が必要か、どのように法的手続きを進めるかを相談できる
- 法テラス:無料法律相談も実施。費用面で不安がある場合に利用可能
専門家への相談は、自分一人で抱え込まず、客観的な判断を得るための重要なステップです。信頼できる専門家を見つけ、相談してみましょう。個別の状況に応じた具体的なアドバイスを受けることができます。
探偵に再調査を依頼する|判断基準と注意点
白判定を受けた後も疑念が消えず、どうしても証拠を掴みたい場合は、探偵に再調査を依頼する選択肢もあります。ただし、再調査には追加費用がかかるため、本当に再調査が必要かを慎重に判断することが大切です。
- 調査期間が短すぎて十分な証拠収集ができなかった
- 調査のタイミングが悪かった(繁忙期や出張期間と重なった)
- 浮気相手と一時的に距離を置いていた可能性がある
- 調査後もパートナーの行動に不審な点が続いている
再調査を依頼する際には、前回の調査報告書を詳しく確認し、どのような調査が実施されたかを把握しておくことが重要です。その上で、調査のタイミングや期間、調査員の配置などを変更することで、証拠を掴める可能性が高まります。
また、再調査を依頼する探偵事務所を変更することも検討しましょう。前回の調査が適切に実施されなかった可能性がある場合は、別の事務所に依頼することで、より精度の高い調査が期待できます。信頼できる探偵事務所を選ぶためには、公安委員会への届出があるか、料金体系が明確か、相談時の対応が丁寧かなどをチェックしましょう。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、探偵事務所や弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
調査報告書の見方|白判定の信頼性を確認する方法
白判定を受けたとき、その結果が本当に信頼できるものなのかを確認することが重要です。調査報告書の内容を詳しくチェックすることで、調査が適切に実施されたか、白判定が妥当なものかを判断できます。ここでは、調査報告書の見方と、白判定の信頼性を確認するポイントを解説します。
調査報告書に含まれるべき項目
信頼できる調査報告書には、以下の項目が含まれている必要があります。
- 調査日時と調査期間:いつからいつまで調査が実施されたかが明確に記載
- 調査員の配置と人数:調査員が何名配置され、どのように尾行や張り込みを実施したか(一般的に2〜3名が配置される)
- 対象者の行動記録:時系列で詳細に記載(「何時何分にどこで何をしていたか」が具体的に記載)
- 写真や動画などの証拠資料:対象者の顔や服装が確認できる写真、移動ルートや滞在場所が分かる位置情報
- 調査結果の総括とコメント:「証拠は確認されませんでした」「対象者の行動に不審な点はありませんでした」といった総括
報告書の内容に疑問がある場合は、探偵事務所に詳しい説明を求めることをおすすめします。
写真・動画・位置情報の確認ポイント
調査報告書に添付された写真や動画、位置情報は、白判定の信頼性を判断する上で重要な証拠です。以下のポイントをチェックしましょう。
- 写真:対象者の顔や服装が明確に確認できるか、撮影日時が記録されているか、撮影場所が特定できるか
- 動画:対象者の動きや行動が明確に記録されているか、音声も記録されているか、連続した映像になっているか
- 位置情報:GPSログやタイムスタンプが記録されているか、移動ルートが地図上で確認できるか、滞在時間が記録されているか
ただし、これらの証拠資料がない場合でも、調査が失敗したとは限りません。対象者が警戒して証拠を残さないよう行動していた、撮影が困難な状況だったなどの理由で、証拠が取れないこともあります。報告書の記載内容と照らし合わせて、総合的に判断しましょう。判断に迷う場合は、探偵事務所に詳しい説明を求めることをおすすめします。
調査の失敗と白判定の違い|探偵の説明責任
白判定には、「調査が適切に実施されたが証拠が取れなかった」場合と、「調査が失敗した」場合の2つのパターンがあります。この違いを理解することが重要です。
- 調査報告書に詳細な行動記録、写真や動画、位置情報などが含まれている
- 調査員が対象者を尾行・張り込みした事実が確認できる
- 証拠が取れなかった理由として、対象者が浮気をしていなかった、浮気相手と接触がなかった、肉体関係の証拠までは取れなかったなどが考えられる
- 調査報告書の内容が不十分(行動記録が曖昧、写真や動画がない、調査期間が極端に短い)
- 調査が適切に実施されなかった可能性がある
探偵業法では、探偵業者は依頼者に対して調査結果を誠実に報告する義務があります。調査が失敗した場合や証拠が取れなかった理由については、探偵事務所が説明責任を果たすべきです。報告書の内容に疑問がある場合は、探偵事務所に詳しい説明を求め、納得できるまで確認しましょう。
また、調査が失敗したと判断できる場合は、費用の一部返金や再調査の実施を交渉することもできます。契約書の内容を確認し、返金規定やクレーム対応について探偵事務所と話し合いましょう。交渉がうまく進まない場合は、消費生活センターや弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
白判定後の夫婦関係の修復|信頼を取り戻すステップ
白判定を受けたとき、「パートナーは浮気していなかった」という結果に安心する一方で、疑ってしまった自分への罪悪感を感じる方も多いです。夫婦関係を修復するためには、白判定を前向きに捉え、信頼関係を取り戻すステップを踏むことが大切です。ただし、具体的な状況は個々のケースにより異なるため、専門家にご相談されることをおすすめします。
罪悪感を整理する|調査した自分を責めすぎない
白判定を受けた後、「疑ってしまった自分が悪い」「パートナーに申し訳ない」と罪悪感を抱く方がいます。しかし、疑念を抱くこと自体は自然なことであり、調査を依頼したことで事実を確認できたとも言えます。自分を責めすぎず、前向きに考えることが大切です。
罪悪感を整理するためには、なぜ疑念を抱いたのかを冷静に振り返ることが重要です。パートナーの行動に変化があった、コミュニケーションが減っていた、自分自身が不安を抱えていたなど、疑念の原因を理解することで、今後の関係改善につなげることができます。
また、白判定を受けたことで「パートナーは誠実だった」という事実が確認できたことは、関係修復の第一歩です。疑念が晴れたことをポジティブに捉え、今後の関係をより良いものにするチャンスと考えましょう。
もし罪悪感が強く、日常生活に支障が出ている場合は、カウンセラーに相談することも有効です。専門家のサポートを受けることで、感情を整理し、前向きな気持ちを取り戻せます。個別の状況に応じたサポートを受けることができます。
夫婦カウンセリングの活用|専門家のサポート
白判定を受けた後、夫婦関係を修復するために夫婦カウンセリングを活用する方法もあります。カウンセリングでは、専門家の立ち会いのもとでお互いの気持ちを共有し、関係改善のステップを一緒に考えることができます。
- お互いの気持ちを言葉にする:疑念を抱いた理由、パートナーの行動の変化、お互いのコミュニケーション不足など、問題の根本原因を整理
- 関係改善のための具体的な行動計画を立てる:コミュニケーションの時間を増やす、定期的にデートをする、お互いの気持ちを言葉で伝えるなど
夫婦カウンセリングは、探偵事務所や弁護士と提携しているカウンセラー、地域の家族相談センター、オンラインカウンセリングサービスなどで受けることができます。費用は1回5,000円〜10,000円程度が相場です。信頼関係を取り戻すための投資として、カウンセリングの活用を検討してみましょう。個別の状況に応じた具体的なアドバイスを受けることができます。
白判定を受けた人の体験談|3つの実例から学ぶ
白判定を受けた後にどう行動したか、実際の体験談を知ることで、自分の状況に合った選択肢が見えてきます。ここでは、白判定を受けた3つの実例を紹介し、それぞれのケースから学べるポイントを解説します。ただし、これらは一般的な事例であり、個別の状況により最適な対処法は異なります。
体験談1:本当に浮気していなかったケース
30代女性のAさんは、夫の帰宅時間が遅くなり、スマホを肌身離さず持ち歩くようになったことから浮気を疑い、探偵に調査を依頼しました。3週間の調査の結果、白判定が出ました。調査報告書には「対象者は毎日仕事場との往復のみ、第三者との密会は確認されず」と記載されていました。
Aさんは最初、「本当に浮気していなかったのか」と疑念が残りましたが、調査報告書の詳細な行動記録と写真を確認し、夫が本当に仕事で忙しかったことを理解しました。白判定を受けて安心する一方で、疑ってしまった罪悪感もありました。
Aさんは夫に調査の事実は明かさず、夫婦の時間を増やすよう心がけました。週末に一緒に出かける、夕食時に会話を増やすなど、コミュニケーションを大切にした結果、夫婦関係が改善しました。Aさんは「白判定を受けて安心できたことで、前向きに関係を築き直せた」と語っています。ただし、このような対応が全てのケースに適しているわけではなく、個別の状況により適切な対応は異なります。
体験談2:白判定後に再調査で証拠を掴んだケース
40代男性のBさんは、妻の行動に不審な点があり、探偵に調査を依頼しました。1ヶ月の調査の結果、白判定が出ましたが、Bさんは納得できず、調査報告書を詳しく確認しました。報告書には「調査期間中、対象者は友人との食事が多く、異性との密会は確認されず」と記載されていました。
しかし、Bさんは調査期間が妻の出張期間と重なっていたことに気づき、タイミングが悪かったのではないかと考えました。そこで、出張が終わった後に再調査を依頼しました。再調査の結果、妻が異性とラブホテルに出入りする証拠を掴むことができました。
Bさんは証拠をもとに弁護士に相談し、離婚と慰謝料請求の手続きを進めました。Bさんは「白判定で諦めず、再調査を依頼して良かった。タイミングを変えることで証拠を掴めた」と語っています。ただし、このような対応が全てのケースに適しているわけではなく、個別の状況により適切な対応は異なります。再調査を検討される場合は、弁護士などの専門家にご相談されることをおすすめします。
体験談3:白判定を機に夫婦関係が改善したケース
50代女性のCさんは、夫の態度がよそよそしくなり、浮気を疑って探偵に調査を依頼しました。2週間の調査の結果、白判定が出ました。調査報告書には「対象者の行動に不審な点はなし」と記載されていました。
Cさんは白判定を受けて安心しましたが、なぜ夫の態度が変わったのかが気になりました。そこで、夫に「最近元気がないけど、何か悩んでいることがある?」と優しく声をかけました。すると、夫は仕事のストレスと家族の悩みを抱えていたことを打ち明けてくれました。
Cさんは夫の話をじっくり聞き、一緒に問題を解決する姿勢を示しました。その後、夫の態度も元に戻り、夫婦の会話も増えました。Cさんは「白判定をきっかけに、夫と向き合うことができた。疑いを晴らすだけでなく、関係が深まった」と語っています。ただし、このような対応が全てのケースに適しているわけではなく、個別の状況により適切な対応は異なります。夫婦関係の修復については、夫婦問題カウンセラーなどの専門家にご相談されることをおすすめします。
再調査を検討するなら|信頼できる探偵事務所5選
白判定を受けた後も疑念が消えず、再調査を検討している方に向けて、信頼できる探偵事務所を5つ紹介します。ここで紹介する事務所は、いずれも公安委員会に届出を行っており、法律を遵守した調査を実施しています。料金体系や特徴を比較し、自分に合った事務所を選びましょう。なお、具体的な費用やサービス内容は変更される場合がありますので、各事務所に直接お問い合わせください。
総合探偵社MJリサーチ|アフターサポート充実

| 総合探偵社MJリサーチ 基本情報 | |
|---|---|
| 拠点・支店数 | 6拠点 | 
| 口コミ評価 | 本店のみ4.9(他拠点評価なし) | 
| 対応可能な調査内容 | 浮気・素行調査 / 人探し / ストーカー対策 / 盗聴器発見 / 企業調査ほか | 
| 特徴 | 調査員は大手で20年以上の経験者在籍 YouTube総再生200万回以上 | 
| 料金体系 | 時間制:1時間8,800円〜 | 
| 相談方法 | LINE / メール / 電話 / 出張対応あり | 
| アフターフォロー | ベテラン調査員対応 法務 / カウンセラー連携 使用機材明記あり | 
| 対応エリア | 全国 | 
総合探偵社MJリサーチは、東京都公安委員会 第30200349号の届出を持つ探偵事務所です。全国12拠点で24時間365日対応しており、浮気調査の実績が豊富です。
料金は調査員1名1時間8,800円の時間制で、最小パッケージは3時間55,000円〜となっています。成功報酬制はありませんが、追加経費は事前了承制で、後から高額な費用を請求される心配がありません。
MJリサーチの最大の特徴は、アフターサポートが充実していることです。シングルマザーの就職支援、女性カウンセラーによる相談、弁護士・行政書士の紹介など、調査後の生活再建まで幅広くサポートしてくれます。白判定を受けた後も、再調査の相談や今後の対応についてアドバイスを受けられます。
MJリサーチ 公式HPはこちら原一探偵事務所|45年以上の実績

| 原一探偵事務所 基本情報 | |
|---|---|
| 拠点・支店数 | 18拠点 | 
| 対応可能な調査内容 | 浮気 / 家出・人探し / 素行 / 身辺 / ストーカー / 盗聴発見 / 企業調査ほか | 
| 特徴 | 調査実績50年 / 年間相談約5万件 | 
| 料金体系 | 浮気:お試し5.5万円、目安25万円〜 ストーカー調査:5.5万円〜 | 
| 相談方法 | 電話 / メール / オンライン | 
| アフターフォロー | 老舗(1977年創業)、即日対応、裁判で有効な報告書、TV協力多数 | 
| 対応エリア | 全国 | 
原一探偵事務所は、埼玉県公安委員会 第43070145号の届出を持ち、45年以上の実績がある老舗探偵事務所です。全国12拠点で24時間365日対応しており、浮気調査の成功事例が豊富です。
料金は調査員1名1時間12,000円目安の時間制で、お試しプラン55,000円、定額プラン250,000円などのパッケージプランも用意されています。追加料金なしの明朗会計で、費用面での不安が少ないのが特徴です。
原一探偵事務所は、離婚・慰謝料請求の専門スタッフが在籍しており、調査後の法的手続きまでサポートしてくれます。弁護士紹介やカウンセリングも提供しており、白判定を受けた後の再調査や今後の対応についても相談できます。
原一探偵事務所 公式HPはこちらMR探偵事務所|認定カウンセラー制度

| MR探偵事務所 基本情報 | |
|---|---|
| 拠点・支店数 | 14拠点 | 
| 対応可能な調査内容 | 浮気 / 人探し / 結婚前・身辺 / 信用 / 盗聴発見 / ストーカー対策 | 
| 特徴 | 顧客満足度97%(自社表記) / 2003年創業 | 
| 料金体系 | 案件別(証拠が取れなければ0円プラン等) | 
| 相談方法 | 電話 / メール / LINE / 出張 | 
| アフターフォロー | 日本調査業協会加盟、カウンセラー常駐、女性代表 | 
| 対応エリア | 全国 | 
MR探偵事務所は、東京都公安委員会 第30240050号の届出を持ち、全国14拠点で24時間365日対応している探偵事務所です。調査員1名1時間5,000円〜という業界最安値級の料金設定が特徴です。
料金体系は、成功報酬プランや安心パックなど複数のプランがあり、契約時提示以外の費用は発生しません。余剰時間分は返金されるため、無駄なコストを抑えられます。
MR探偵事務所の最大の特徴は、認定カウンセラー制度を導入していることです。女性相談員が多数在籍しており、調査前の相談から調査後のメンタルケアまで、きめ細かいサポートを受けられます。白判定を受けた後の不安や疑念についても、カウンセラーが親身に相談に乗ってくれます。
MR探偵事務所 公式HPはこちら響・Agent|弁護士法人運営で法的サポート

| 響・Agent 基本情報 | |
|---|---|
| 拠点・支店数 | 3拠点 | 
| 対応可能な調査内容 | 浮気 / 不倫調査特化 | 
| 特徴 | 調査成功率95%以上 / 弁護士法人運営 | 
| 料金体系 | 時間制:1時間6,600円/名〜 16時間超は3,300円/名〜 | 
| 相談方法 | 電話 / メール / LINE | 
| アフターフォロー | 法務直結アフターケア、長時間割引 | 
| 対応エリア | 全国 | 
響・Agentは、東京都公安委員会 第30190252号の届出を持ち、弁護士法人が運営している探偵事務所です。全国対応で24時間365日相談可能です。
料金は調査員1名1時間6,000円〜の時間制で、15時間超で単価割引があります。諸経費(車両・交通費等)は実費精算で、後払いに対応しています。着手金半額特典などのキャンペーンも実施しています。
響・Agentの最大の特徴は、弁護士法人が運営しているため、調査後の法的サポートが充実していることです。弁護士監修の調査報告書が作成され、裁判で有効な証拠として使いやすい形式になっています。白判定を受けた後に再調査を依頼する場合も、法的観点からのアドバイスを受けられます。
響・Agent(ひびき・エージェント) 公式HPはこちらあい探偵|全国88拠点で業界最安値級

| あい探偵 基本情報 | |
|---|---|
| 拠点・支店数 | 74拠点 | 
| 対応可能な調査内容 | 浮気調査専門 | 
| 特徴 | 創業以来30万件超の相談 | 
| 料金体系 | 時間制:1時間2,500円〜 完全後払い / 成功報酬制 | 
| 相談方法 | 電話 / メール / LINE / 出張 | 
| アフターフォロー | 低料金、成功報酬、弁護士推奨、全国出張面談 | 
| 対応エリア | 全国 | 
あい探偵は、東京都公安委員会 第30200030号の届出を持ち、全国88拠点という業界最多のネットワークを誇る探偵事務所です。24時間365日対応で、全国どこでも迅速に調査を開始できます。
料金は調査員1名1時間2,500円〜という業界最安値級の設定で、完全成功報酬制も選択できます。後払いに対応しており、追加料金なしの明朗会計です。
あい探偵の特徴は、全国88拠点のネットワークを活かし、広範囲の調査や複数地域での調査に強いことです。女性相談員が在籍しており、弁護士・カウンセラーとの連携も充実しています。白判定を受けた後に、別の地域での再調査が必要な場合にも対応できます。
あい探偵 公式HPはこちらまとめ
浮気調査で白判定が出たとき、その意味を正しく理解することが大切です。白判定は「浮気していない証明」ではなく、「調査期間中に証拠が取れなかった」という事実を示しています。本当に浮気がない場合もあれば、調査のタイミングや方法が合わずに証拠を掴めなかった場合もあります。
白判定でも調査費用は返金されないことが多く、10万円〜100万円の費用が発生します。契約前に返金規定、追加費用、クーリングオフ制度を確認し、後からトラブルにならないよう注意しましょう。調査報告書の内容を詳しく確認することで、調査の妥当性と白判定の信頼性を判断できます。
- 冷静に状況を整理する
- パートナーに正直に思いを伝える(対話による解決)
- カウンセラーや弁護士に相談する
- 再調査を依頼する(タイミングや事務所を変更)
白判定を受けた後は、冷静に状況を整理することが重要です。疑心暗鬼のまま過ごすのではなく、パートナーに正直に思いを伝える、カウンセラーや弁護士に相談する、再調査を依頼するなど、自分に合った選択肢を選びましょう。違法な自己調査は行わず、法的リスクを避けながら行動することが大切です。
白判定は調査の終わりではなく、次の行動を考えるスタート地点です。焦らず、法的リスクを避けながら、自分の納得できる道を選んでください。信頼できる探偵事務所や専門家のサポートを活用し、後悔のない選択をしましょう。個別の状況に応じた具体的なアドバイスについては、専門家にご相談されることをおすすめします。
 
             
                    
 
            