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iPhoneで浮気調査する方法|リスクと探偵依頼のメリット

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パートナーの行動に疑念を抱き始めると、日常生活にも影響が出てしまいます。

iPhoneには位置情報機能やデータ履歴など、浮気の兆候を確認できる機能が複数ありますが、自己調査には法的リスクが伴うんです。

実は、配偶者のiPhoneを無断で調査する行為はプライバシー権侵害に該当する可能性があり、違法収集証拠として裁判で却下されるケースもあります。

一方、探偵事務所による調査は探偵業法に基づいた適法な範囲で証拠を収集するため、法的に有効な証拠として活用できる可能性が高いです。

本記事では、iPhoneを使った浮気調査の具体的な方法から法的リスク、そして探偵依頼との違いまで、専門的な視点から詳しく解説します。

自己調査と探偵調査のどちらを選ぶべきか、判断材料にしてください。ただし、個々の状況により適切な対応は異なるため、詳しくは弁護士にご相談ください。

この記事の要約
  • iPhoneの位置情報やデータ履歴から浮気の兆候を確認できるが、無断調査は法的リスクがある
  • 自己調査で得た証拠は違法収集証拠として裁判で却下される可能性が高い
  • 探偵事務所は探偵業法に基づき適法な範囲で調査を実施し、法的に有効な証拠を収集できる
  • 結論:iPhoneでの自己調査は法的リスクが高く、法的に有効な証拠が必要な場合は探偵事務所への依頼が安全で効果的です。個々の状況により適切な対応は異なるため、詳しくは専門家にご相談ください。

iPhoneで浮気調査はできる?|基本知識と現実

iPhoneには「iPhoneを探す」機能や行動履歴、各種アプリの通知など、浮気の兆候を確認できる機能が搭載されています。しかし、これらの機能を使った調査には法的な制約があり、証拠能力の面でも限界があるんです。自己調査と探偵調査の違いを理解したうえで、適切な方法を選択することが大切です。

iPhoneで確認できる浮気の兆候

iPhoneで確認できる浮気の兆候として、まず位置情報の履歴があります。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「利用頻度の高い場所」から、よく訪れる場所の履歴を確認できます。普段行かない場所への訪問が記録されていれば、浮気の可能性を疑う材料になるでしょう。

また、通話履歴やメッセージアプリの確認も有効です。特定の相手との頻繁な連絡、深夜や早朝の通話記録、削除された履歴の痕跡などは、浮気の兆候として注目すべきポイントです。LINEの場合、トーク履歴だけでなく通知設定が特定の相手だけオフになっているケースもあります。

写真・動画アプリの「最近削除した項目」も重要なチェックポイントです。削除された写真や動画は30日間保存されるため、不審な画像データが残っている可能性があります。ただし、これらの確認はあくまで「兆候」であり、法的に有効な証拠とは限りません。

自己調査の限界と証拠能力の問題

自己調査で得た情報には、法的証拠能力の面で重大な問題があります。配偶者のiPhoneを無断で調査する行為は、プライバシー権侵害に該当する可能性が高く、違法収集証拠として裁判で却下されるリスクがあるんです。民法770条1項1号に基づく離婚請求では「配偶者の不貞行為」の立証が必要ですが、違法に収集した証拠は採用されない場合があります。

出典: e-Gov法令検索:民法第770条

また、監視アプリを無断でインストールする行為は、不正指令電磁的記録供用罪(刑法168条の2第2項)に抵触する可能性があります。Apple IDのパスワードを無断で使用してiCloudにアクセスする行為も、不正アクセス禁止法違反となるリスクがあります。

出典: 警察庁:探偵業の業務の適正化に関する法律について

自己調査が発覚した場合、証拠隠滅されるだけでなく、逆に訴えられる可能性もあります。

自己調査は一見手軽に思えますが、法的リスクと証拠能力の限界を十分に理解しておく必要があります。

探偵調査との違い

探偵事務所による調査は、探偵業法に基づいた適法な範囲で実施されます。探偵業法第2条により、探偵業は「他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務」と定義されています。

出典: e-Gov法令検索:探偵業の業務の適正化に関する法律

探偵調査の最大の利点は、法的に有効な証拠を収集できる可能性が高い点です。尾行や張り込みによって撮影された不貞行為の現場写真や動画は、裁判での証拠として採用される可能性が高く、慰謝料請求や離婚調停での有力な材料となります。また、調査報告書は時系列で整理され、第三者の視点から客観的に作成されるため、信頼性が高いです。自己調査では感情的になりがちですが、探偵調査は冷静かつ専門的な視点で証拠を収集できる点も大きな違いです。

iPhoneの位置情報機能を使った調査方法3つ

iPhoneには複数の位置情報機能が搭載されており、これらを活用することでパートナーの行動を把握できる可能性があります。ただし、いずれの方法も相手の同意なく実施する場合は法的リスクが伴うため、慎重な判断が必要です。ここでは代表的な3つの方法を紹介します。

「iPhoneを探す」機能で位置を確認する

「iPhoneを探す」は、Apple IDでサインインしているデバイスの位置をリアルタイムで追跡できる機能です。家族でApple IDを共有している場合や、「ファミリー共有」機能を設定している場合に利用できます。この機能を使えば、相手がどこにいるのかをマップ上で確認でき、過去の移動履歴も一部確認できるケースがあります。

相手のApple IDに無断でログインする行為は不正アクセス禁止法違反となる可能性が高いです。

また、「iPhoneを探す」機能がオンになっていることに気づかれると、設定をオフにされて追跡できなくなるリスクもあります。

この方法を使う場合は、必ず相手の同意を得るか、正当な理由(紛失時の捜索など)がある状況に限定すべきです。無断での使用は法的トラブルに発展する可能性があることを認識しておきましょう。

行動履歴(利用頻度の高い場所)をチェックする

iPhoneには「利用頻度の高い場所」という機能があり、よく訪れる場所の履歴が自動的に記録されています。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「利用頻度の高い場所」から確認できます。この履歴には、訪問日時や滞在時間も記録されるため、不審な場所への訪問パターンを把握できる可能性があります。

例えば、仕事帰りに頻繁に訪れているホテルや飲食店、説明のつかない住所などが記録されていれば、浮気の兆候として疑う材料になります。ただし、この機能はiOS 16以降でプライバシー保護が強化され、デフォルトでオフになっている場合も多いです。

また、相手のiPhoneを無断で操作してこの情報を確認する行為は、プライバシー権侵害に該当する可能性があります。仮に兆候を掴んだとしても、違法収集証拠として裁判で却下されるリスクがあることを理解しておきましょう。

位置情報サービスの設定から履歴を見る

位置情報サービスの設定画面では、各アプリがいつ位置情報にアクセスしたかの履歴を確認できます。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」から、アプリごとの位置情報使用状況をチェックできます。例えば、地図アプリや配車アプリ、SNSアプリなどの使用履歴から、相手の行動パターンを推測できる場合があります。

特に、Googleマップの「タイムライン」機能を使っている場合、詳細な移動履歴が記録されている可能性があります。また、Uberや出前アプリの利用履歴からも、不審な場所への訪問が判明することがあります。

iOS 15以降はアプリごとのプライバシー設定が強化されており、位置情報へのアクセスをユーザーが細かくコントロールできるようになっています。

ただし、これらの情報を無断で確認する行為には法的リスクが伴います。相手が警戒してこれらの機能をオフにしている場合、有効な情報は得られません。

iPhone内のデータから浮気の証拠を探す方法7つ

iPhoneには日常的に使用するさまざまなデータが蓄積されており、これらを確認することで浮気の証拠を見つけられる可能性があります。ただし、配偶者のiPhoneを無断で操作してデータを閲覧する行為はプライバシー権侵害に該当するリスクがあるため、法的問題を十分に理解したうえで慎重に判断する必要があります。

通話履歴とメッセージアプリの確認

通話履歴は最も基本的なチェックポイントです。「電話」アプリの履歴から、特定の相手との頻繁な通話、深夜や早朝の不審な通話記録を確認できます。また、削除された履歴の形跡(番号が飛んでいる、特定の期間だけ履歴がないなど)も浮気の兆候となる場合があります。

メッセージアプリ(iMessage、SMS)も重要な確認対象です。特定の相手とのやり取りの頻度、メッセージの内容、削除された会話の痕跡などから、不貞関係の存在を推測できることがあります。ただし、これらの情報を無断で閲覧する行為はプライバシー権侵害となる可能性が高く、証拠として使えない場合があります。

LINEのトーク履歴と通知設定

LINEは日本で最も利用されているメッセージアプリであり、浮気相手との連絡手段として使われることが多いです。トーク履歴の内容だけでなく、特定の相手の通知設定がオフになっている、トーク画面が非表示設定になっているといった状況は、浮気を隠そうとしている兆候かもしれません。

また、「友だち」リストに知らない異性がいる、プロフィール画像が頻繁に変わる、深夜にLINEの通知音が鳴るといった状況も注意すべきポイントです。ただし、LINEのトーク履歴は相手が削除すれば復元できないため、証拠として残らない場合も多いです。

写真・動画アプリと削除済みデータ

「写真」アプリには、撮影した写真や動画だけでなく、削除されたデータも一定期間保存されています。「最近削除した項目」フォルダには、削除後30日間はデータが残るため、不審な写真や動画が見つかる可能性があります。浮気相手とのツーショット写真、ホテルでの写真、デート中の風景写真などが削除されていないか確認できます。

また、「非表示」アルバムや「ロックされたアルバム」(iOS 16以降)に隠された写真がある場合も注意が必要です。これらの機能は、特定の写真を通常のアルバムから隠すために使われるため、浮気の証拠を隠している可能性があります。

カレンダーとリマインダーの予定

「カレンダー」アプリには、デートの予定やホテルの予約、浮気相手との待ち合わせ時間などが記録されている場合があります。説明のつかない予定、定期的に繰り返される不審な予定、仕事とは無関係な場所での予定などは、浮気の兆候として疑うべきポイントです。

「リマインダー」アプリにも、浮気相手へのプレゼントのメモ、記念日の通知、会う約束のリマインダーなどが登録されている可能性があります。これらの情報は、浮気の証拠として有効な場合もありますが、無断で確認する行為には法的リスクが伴います。

Safariの閲覧履歴とブックマーク

Safariの閲覧履歴からは、相手の興味や行動パターンを推測できます。ホテルの予約サイト、デートスポットの検索履歴、浮気相手へのプレゼント候補の閲覧履歴などが残っている場合があります。また、ブックマークにマッチングアプリや出会い系サイトが登録されていれば、浮気の可能性が高いと言えます。

ただし、iOS 17以降はプライベートブラウジングモードが強化されており、履歴が残らない設定で閲覧されている場合は情報を得られません。また、定期的に履歴を削除している場合も、有効な証拠は見つかりにくいです。

メールアカウントと送受信履歴

iPhoneの「メール」アプリには、複数のメールアカウントが登録されている場合があります。仕事用とは別に、プライベート用や浮気相手とのやり取り専用のアカウントが存在する可能性があります。送受信履歴から、不審な相手とのメールのやり取り、ホテルやレストランの予約確認メール、プレゼントの購入確認メールなどを確認できます。

また、「ゴミ箱」フォルダに削除されたメールが残っている場合もあります。ただし、メールの無断閲覧もプライバシー権侵害に該当する可能性があり、法的リスクがあることを認識しておく必要があります。

各種アプリの通知とバッジ表示

iPhoneのロック画面やホーム画面には、各アプリからの通知が表示されます。マッチングアプリからの通知、知らないSNSアカウントからのメッセージ通知、浮気相手からのLINE通知などが表示される場合があります。また、アプリアイコンのバッジ(未読件数を示す赤い数字)も、不審なアプリの使用状況を把握する手がかりになります。

ただし、iOS 16以降は通知設定が細かく調整できるようになっており、特定のアプリの通知を完全に非表示にすることも可能です。警戒している場合は、浮気に関連するアプリの通知をオフにしている可能性が高いため、通知だけでは判断できないケースもあります。

浮気調査に使えるiPhoneアプリ5選

iPhoneには、位置情報の共有や家族の安全確認を目的としたアプリが複数存在します。これらは本来、正当な用途で使用するものですが、浮気調査に応用されるケースもあります。ただし、相手の同意なくこれらのアプリをインストールしたり、無断で監視したりする行為は法的リスクが伴うため、十分に注意が必要です。

Life360(家族向け位置情報共有)

Life360は、家族の位置情報をリアルタイムで共有できるアプリです。家族全員がアプリをインストールし、グループに参加することで、お互いの現在地をマップ上で確認できます。また、特定の場所に到着・離れた際に通知を受け取る機能もあり、パートナーの行動パターンを把握できる可能性があります。

ただし、Life360は相手の同意のもとで使用することが前提です。無断でインストールしたり、相手に知らせずに監視したりする行為は、プライバシー権侵害に該当する可能性があります。また、相手が位置情報の共有をオフにすれば追跡できなくなるため、浮気調査としての実効性は限定的です。

iシェアリング(リアルタイム追跡)

iシェアリングは、家族や友人とリアルタイムで位置情報を共有できるアプリです。Life360と同様に、相手の現在地を確認できるだけでなく、移動履歴や特定エリアへの出入り通知機能も備えています。インターフェースが分かりやすく、初心者でも使いやすい設計になっています。

しかし、このアプリも相手の同意が必要であり、無断での使用は法的問題を引き起こす可能性があります。また、位置情報の精度はGPSやネットワーク環境に依存するため、常に正確な位置を把握できるとは限りません。浮気調査として使う場合は、あくまで補助的な手段として考えるべきです。

Prey(盗難防止アプリ)

Preyは、iPhoneの盗難防止を目的としたアプリですが、デバイスの位置追跡機能があるため、浮気調査に応用されることがあります。リモートでデバイスの位置を確認したり、カメラを起動して周囲の状況を撮影したりする機能があります。また、デバイスのロックや警告メッセージの表示も可能です。

Preyを浮気調査目的で使用することは、明らかなプライバシー権侵害に該当します。特に、相手の同意なくカメラを起動して撮影する行為は、違法性が極めて高いです。

このアプリは本来の盗難防止目的でのみ使用し、浮気調査には使わないことを強く推奨します。

mSpy(監視アプリ)

mSpyは、子どもの安全確認や従業員の業務管理を目的とした監視アプリです。通話履歴、メッセージ、位置情報、SNSの活動など、広範囲のデータを監視できる機能があります。ただし、相手のiPhoneに直接インストールする必要があり、iOS 17以降では動作が制限される場合もあります。

mSpyのような監視アプリを相手の同意なくインストールする行為は、不正指令電磁的記録供用罪(刑法168条の2第2項)に抵触する可能性があります。

出典: e-Gov法令検索:刑法第168条の2

また、監視アプリで取得した情報は違法収集証拠として裁判で却下されるリスクが極めて高いです。合法的な証拠が必要な場合は、探偵事務所への依頼を検討すべきです。

iCloudのファミリー共有機能

iCloudのファミリー共有機能は、家族間でアプリ購入や写真、位置情報を共有できる公式機能です。「iPhoneを探す」機能と連携しており、家族メンバーのデバイスの位置をリアルタイムで確認できます。また、購入履歴やカレンダーも共有できるため、不審な購入記録やスケジュールを把握できる可能性があります。

ファミリー共有機能は正当な家族向けサービスですが、浮気調査に応用する場合は法的リスクを理解しておく必要があります。相手が設定を変更して位置情報の共有をオフにすることもできるため、調査手段としての実効性は限定的です。また、無断でApple IDにアクセスして設定を変更する行為は、不正アクセス禁止法違反となる可能性があります。

出典: e-Gov法令検索:不正アクセス行為の禁止等に関する法律

iPhoneで浮気調査するときの法的リスク|気をつけたい4つのこと

iPhoneを使った浮気調査は、一見手軽に思えますが、実は重大な法的リスクが伴います。配偶者のプライバシー権を侵害する行為は、民事上の損害賠償責任だけでなく、刑事罰の対象となる場合もあるんです。ここでは、特に注意すべき4つの法的リスクを詳しく解説します。

プライバシー権侵害で訴えられる可能性

配偶者のiPhoneを無断で操作してデータを閲覧する行為は、プライバシー権の侵害に該当する可能性があります。プライバシー権は、個人の私生活上の事柄をみだりに公開されない権利として、憲法13条の幸福追求権から導かれる基本的人権の一つです。たとえ配偶者であっても、相手の同意なく私的な情報を閲覧する権利はありません。

出典: e-Gov法令検索:日本国憲法第13条

実際に、配偶者のメールや通話履歴を無断で確認した行為がプライバシー権侵害として認められ、損害賠償を命じられた判例も存在します。浮気の疑いがあるとしても、無断での調査は法的に正当化されないケースが多いです。調査を実施する前に、法的リスクを十分に理解し、可能であれば弁護士に相談することをおすすめします。

プライバシー権侵害が認められた場合、慰謝料請求の際に逆に訴えられるリスクもあります。浮気の証拠を掴んだとしても、違法な手段で取得した証拠は裁判で不利に働く可能性があることを認識しておきましょう。

不正指令電磁的記録供用罪(監視アプリ)

監視アプリを相手のiPhoneに無断でインストールする行為は、不正指令電磁的記録供用罪(刑法168条の2第2項)に抵触する可能性があります。この罪は、いわゆる「ウイルス罪」として知られており、相手の意図に反する動作をさせるプログラムを使用する行為を処罰するものです。法定刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

監視アプリは、相手に気づかれないようにバックグラウンドで動作し、通話履歴やメッセージ、位置情報などを無断で収集します。これは明らかに相手の意図に反する動作であり、不正指令電磁的記録供用罪の構成要件に該当する可能性が高いです。

出典: e-Gov法令検索:刑法第168条の2

監視アプリで取得した情報は違法収集証拠として裁判で却下されるだけでなく、刑事告訴されるリスクもあります。

浮気の証拠を得たいという気持ちは理解できますが、違法な手段を使うことは避けるべきです。合法的な証拠収集が必要な場合は、探偵事務所への依頼を検討しましょう。

不正アクセス禁止法違反(Apple ID無断使用)

相手のApple IDとパスワードを無断で使用してiCloudにアクセスする行為は、不正アクセス禁止法違反に該当する可能性があります。不正アクセス禁止法第3条は、「他人の識別符号を無断で入力してアクセス制御機能を回避する行為」を禁止しており、違反した場合は3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

出典: e-Gov法令検索:不正アクセス行為の禁止等に関する法律第3条

たとえ配偶者のApple IDであっても、相手の同意なくログインする行為は不正アクセスとみなされる可能性が高いです。過去には、配偶者のメールアカウントに無断でアクセスした行為が不正アクセス禁止法違反として起訴された事例もあります。

Apple IDにアクセスして位置情報を確認したり、バックアップデータを閲覧したりする行為も、不正アクセスに該当する可能性があります。こうした行為で得た情報は、違法収集証拠として裁判で使えないだけでなく、刑事罰のリスクもあることを十分に認識しておく必要があります。

違法収集証拠として裁判で却下されるリスク

違法な手段で収集した証拠は、民事裁判や離婚調停において証拠能力が否定される可能性があります。日本の民事訴訟法では、違法収集証拠の排除法則は刑事訴訟ほど厳格ではありませんが、プライバシー権侵害や不正アクセスなど、明らかに違法な手段で得た証拠は採用されないケースが増えています。

例えば、配偶者のiPhoneを無断で操作して得たメールの内容や、監視アプリで収集した通話履歴などは、違法収集証拠として却下される可能性が高いです。裁判所は、証拠の収集方法が社会通念上相当な範囲を超えていると判断した場合、証拠能力を否定することがあります。

違法収集証拠が却下される主な理由
  • プライバシー権侵害の程度が重大
  • 不正アクセスなど明確な違法行為
  • 社会通念上許容できない収集方法
  • 証拠の収集が相手の人権を著しく侵害

また、違法な手段で証拠を収集したことが明らかになると、逆にプライバシー権侵害で訴えられるリスクもあります。浮気の慰謝料請求を考えている場合は、合法的な手段で法的に有効な証拠を収集することが極めて重要です。そのためには、探偵事務所に依頼して探偵業法に基づいた適法な調査を実施することをおすすめします。

自分で調査するデメリット|探偵依頼と比較

自己調査と探偵調査には、費用面だけでなく、証拠の質、法的リスク、精神的負担など、さまざまな違いがあります。一見、自己調査は費用がかからず手軽に思えますが、実際には多くのデメリットが存在します。ここでは、自己調査の主なデメリットを探偵調査と比較しながら解説します。

調査が発覚して証拠隠滅されるリスク

自己調査の最大のリスクは、調査していることが相手に発覚する可能性が高い点です。素人が尾行や監視を行うと、相手に気づかれやすく、警戒されてしまいます。一度警戒されると、証拠を隠滅されたり、浮気相手との連絡手段を変えられたりして、その後の調査が困難になります。

また、iPhoneの履歴を確認していることに気づかれた場合、パスコードを変更されたり、データを削除されたりする可能性もあります。さらに、調査が発覚したことで夫婦関係が悪化し、修復が難しくなるケースも少なくありません。

一方、探偵事務所による調査は、専門的な技術と経験に基づいて実施されるため、相手に気づかれるリスクが大幅に低くなります。尾行や張り込みのプロフェッショナルが、複数名体制で調査を行うため、相手に警戒されることなく証拠を収集できる可能性が高いです。調査が発覚して証拠を失うリスクを避けたい場合は、探偵事務所への依頼が安全で効果的です。

法的に有効な証拠を集められない

自己調査で得た情報は、法的証拠能力の面で大きな問題があります。配偶者のiPhoneを無断で調査する行為はプライバシー権侵害に該当する可能性が高く、違法収集証拠として裁判で却下されるリスクがあります。また、写真や動画を撮影したとしても、不貞行為の決定的な証拠(ラブホテルへの出入りなど)を捉えることは素人には難しいです。

民法770条1項1号に基づく離婚請求や慰謝料請求では、「配偶者の不貞行為」を立証する必要があります。単に「怪しい相手と会っていた」というだけでは不十分であり、肉体関係があったことを推認させる客観的な証拠が必要です。自己調査では、こうした決定的な証拠を収集することは極めて困難です。

出典: e-Gov法令検索:民法第770条

探偵事務所による調査では、探偵業法に基づいた適法な範囲で証拠を収集します。尾行や張り込みによって撮影された不貞行為の現場写真や動画は、裁判での証拠として採用される可能性が高く、慰謝料請求や離婚調停での有力な材料となります。また、調査報告書は時系列で整理され、第三者の視点から客観的に作成されるため、信頼性が高いです。法的に有効な証拠が必要な場合は、探偵事務所への依頼が適切な選択肢となります。

精神的負担と日常生活への影響

自己調査には、精神的な負担が大きいというデメリットもあります。パートナーの浮気を疑いながら日常生活を送ることは、強いストレスとなります。尾行や監視を自分で行う場合、仕事や家事に支障が出る可能性もあります。また、浮気の証拠を探す過程で、さらなる裏切りの事実を知り、精神的なダメージを受けることもあります。

さらに、自己調査では感情的になりがちで、冷静な判断ができなくなるリスクもあります。怒りや悲しみに駆られて、相手を問い詰めてしまったり、証拠不十分な段階で離婚を切り出してしまったりすることで、有利な条件での解決が難しくなる場合があります。

探偵事務所に依頼すれば、調査をプロに任せることで精神的な負担を軽減できます。また、多くの探偵事務所には専門のカウンセラーが在籍しており、調査後の精神的ケアや今後の対応についてのアドバイスも受けられます。調査結果に基づいて冷静に次のステップを考えることができるため、感情的な判断ミスを避けられる点も大きなメリットです。

比較項目 自己調査 探偵調査
費用 ほぼ無料〜数万円 10万円〜50万円程度
証拠の法的有効性 低い(違法収集証拠のリスク) 高い(適法な手段で収集)
調査発覚のリスク 高い 低い(プロの技術による)
精神的負担 大きい 小さい(プロに任せられる)
法的リスク プライバシー権侵害、不正アクセス等のリスクあり 探偵業法に基づく適法な調査
調査の実効性 限定的 高い(専門技術と経験)

iOSバージョン別の調査可能項目|最新版での変化

iOSバージョン別の調査可能項目|最新版での変化

iPhoneのiOSは定期的にアップデートされており、バージョンが上がるごとにプライバシー保護機能が強化されています。これにより、以前は可能だった調査方法が使えなくなったり、セキュリティ機能によって情報へのアクセスが制限されたりするケースが増えています。ここでは、最新のiOSバージョンにおける調査可能項目の変化を解説します。

iOS 16以降のプライバシー保護機能

iOS 16以降では、プライバシー保護機能が大幅に強化されました。特に注目すべき変更点として、「ロックダウンモード」の導入があります。この機能を有効にすると、メッセージやSafariの機能が制限され、不正なアクセスを防ぐことができます。浮気を疑われていることに気づいた相手がこの機能を使えば、調査は極めて困難になります。

また、「利用頻度の高い場所」機能がデフォルトでオフになり、位置情報履歴の収集が制限されました。以前は自動的に記録されていた訪問場所の履歴が残らなくなるため、行動パターンの把握が難しくなっています。さらに、写真アプリの「非表示」アルバムにFace IDやTouch IDでのロックがかけられるようになり、不審な写真へのアクセスも困難になりました。

iOS 16では、アプリごとの位置情報アクセス権限も細かく設定できるようになっています。特定のアプリに対して「正確な位置情報」の提供を拒否したり、「1回のみ許可」を選択したりすることで、位置情報の追跡を防ぐことができます。これらの機能強化により、自己調査による情報収集はますます困難になっています。

Face ID・Touch IDによるロック強化

iPhone X以降に搭載されたFace ID、およびiPhone 5s以降のTouch IDは、生体認証によるセキュリティ機能です。これらの機能により、相手のiPhoneに物理的にアクセスすることが極めて難しくなっています。パスコードを知っていたとしても、Face IDやTouch IDが有効な場合、本人以外はロック解除できません。

iOS 15.4以降では、マスク着用時でもFace IDが使えるようになり、セキュリティと利便性の両立が図られています。また、複数の指紋や顔を登録できる機能もありますが、本人が意図的に登録しない限り、他人がアクセスすることはできません。

さらに、iOS 17以降では「盗難デバイスの保護」機能が追加され、デバイスが通常の場所以外にある場合、重要な設定変更にFace IDやTouch IDの認証が必須となりました。これにより、パスコードを知っているだけではApple IDのパスワード変更やデバイスの初期化ができなくなり、不正アクセスがさらに困難になっています。

iOSバージョン 主な変更点 調査への影響
iOS 15 アプリのトラッキング透明性機能強化 位置情報追跡アプリの制限
iOS 16 ロックダウンモード、利用頻度の高い場所のデフォルトオフ 位置情報履歴の取得困難化
iOS 17 盗難デバイスの保護、通信安全性チェック機能 不正アクセスの大幅な困難化
iOS 18 さらなるプライバシー強化(予定) 自己調査の実効性がさらに限定される可能性

浮気調査におすすめの探偵事務所5選

浮気調査を探偵事務所に依頼する場合、信頼できる事務所を選ぶことが極めて重要です。ここでは、探偵業届出証明書を取得し、実績と信頼性の高い探偵事務所を5つ紹介します。料金体系や特徴を比較して、ご自身の状況に合った事務所を選びましょう。

総合探偵社MJリサーチ(シングルマザー支援)

MJリサーチのスクショ

総合探偵社MJリサーチ 基本情報
拠点・支店数 6拠点
口コミ評価 本店のみ4.9(他拠点評価なし)
対応可能な調査内容 浮気・素行調査 / 人探し / ストーカー対策 / 盗聴器発見 / 企業調査ほか
特徴 調査員は大手で20年以上の経験者在籍
YouTube総再生200万回以上
料金体系 時間制:1時間8,800円〜
相談方法 LINE / メール / 電話 / 出張対応あり
アフターフォロー ベテラン調査員対応
法務 / カウンセラー連携
使用機材明記あり
対応エリア 全国

総合探偵社MJリサーチは、東京都公安委員会に届出された探偵事務所(届出番号:第30200349号)で、全国12拠点で24時間365日対応しています。最大の特徴は、シングルマザーへの就職支援や独自のアフターサポート体制です。浮気調査の結果、離婚を選択した場合の経済的不安にも対応してくれるため、女性からの支持が高いです。

料金体系は、調査員1名1時間8,800円の基本料金で、最小パッケージは3時間55,000円からとなっています。成功報酬制ではなく、追加経費は事前了承制のため、予期せぬ高額請求の心配が少ないです。調査は2名以上の調査員で実施され、写真付き調査報告書が時系列で作成されます。

女性カウンセラーが在籍しており、調査後の精神的ケアや今後の対応についてのアドバイスも受けられます。また、弁護士や行政書士との連携もあるため、離婚や慰謝料請求の手続きもスムーズに進められます。シングルマザーとして再出発を考えている方には特におすすめの探偵事務所です。

MJリサーチ 公式HPはこちら

原一探偵事務所(45年以上の実績)

原一探偵事務書の公式HPスクリーンショット

原一探偵事務所 基本情報
拠点・支店数18拠点
対応可能な調査内容浮気 / 家出・人探し / 素行 / 身辺 / ストーカー / 盗聴発見 / 企業調査ほか
特徴調査実績50年 / 年間相談約5万件
料金体系浮気:お試し5.5万円、目安25万円〜
ストーカー調査:5.5万円〜
相談方法電話 / メール / オンライン
アフターフォロー老舗(1977年創業)、即日対応、裁判で有効な報告書、TV協力多数
対応エリア全国

原一探偵事務所は、埼玉県公安委員会に届出された探偵事務所(届出番号:第43070145号)で、45年以上の実績を持つ老舗です。全国12拠点で展開しており、24時間365日対応しています。長年の経験に基づく高い調査力と、離婚・慰謝料請求に特化した専門スタッフの存在が強みです。

料金体系は、調査員1名1時間12,000円が目安で、お試しプラン55,000円や定額プラン250,000円などのパッケージも用意されています。追加料金は発生しない明朗会計で、成功報酬制ではありません。調査は3名以上の調査員で実施されることが推奨されており、証拠収集の精度が高いです。

調査報告書は写真付きで詳細に作成され、弁護士との連携やカウンセリング体制も充実しています。継続的なアフターサポートがあるため、調査後の対応にも安心感があります。実績と信頼性を重視する方におすすめの探偵事務所です。

原一探偵事務所 公式HPはこちら

MR探偵事務所(認定カウンセラー制度)

MR探偵事務所公式HPのスクリーンショット

MR探偵事務所 基本情報
拠点・支店数14拠点
対応可能な調査内容浮気 / 人探し / 結婚前・身辺 / 信用 / 盗聴発見 / ストーカー対策
特徴顧客満足度97%(自社表記) / 2003年創業
料金体系案件別(証拠が取れなければ0円プラン等)
相談方法電話 / メール / LINE / 出張
アフターフォロー日本調査業協会加盟、カウンセラー常駐、女性代表
対応エリア全国

MR探偵事務所は、東京都公安委員会に届出された探偵事務所(届出番号:第30240050号)で、全国14拠点で24時間365日対応しています。最大の特徴は、認定カウンセラー制度を導入している点です。調査だけでなく、調査後の精神的ケアや今後の人生設計まで、専門カウンセラーがサポートしてくれます。

料金体系は、調査員1名1時間5,000円からと業界でも比較的リーズナブルです。成功報酬プランや安心パックも用意されており、予算に応じて選択できます。契約時に提示された料金以外は発生せず、余剰時間分は返金されるため、料金の透明性が高いです。

女性相談員が多数在籍しており、女性ならではの悩みにも丁寧に対応してくれます。また、顧問弁護士との連携もあるため、法的手続きもスムーズに進められます。返金保証制度もあるため、初めて探偵事務所を利用する方にも安心です。精神的なサポートを重視する方におすすめの探偵事務所です。

MR探偵事務所 公式HPはこちら

響・Agent(弁護士法人運営)

響・Agent

響・Agent 基本情報
拠点・支店数3拠点
対応可能な調査内容浮気 / 不倫調査特化
特徴調査成功率95%以上 / 弁護士法人運営
料金体系時間制:1時間6,600円/名〜
16時間超は3,300円/名〜
相談方法電話 / メール / LINE
アフターフォロー法務直結アフターケア、長時間割引
対応エリア全国

響・Agentは、東京都公安委員会に届出された探偵事務所(届出番号:第30190252号)で、弁護士法人が運営している点が最大の特徴です。弁護士監修の調査報告書が作成されるため、裁判での証拠能力が非常に高いです。全国対応で24時間365日相談を受け付けています。

料金体系は、調査員1名1時間6,000円からで、15時間を超える場合は単価割引が適用されます。諸経費(車両・交通費等)は実費精算で、後払い制となっています。成功報酬制ではなく、明朗会計です。着手金半額特典などのキャンペーンも実施されることがあります。

弁護士法人が運営しているため、調査終了後の離婚手続きや慰謝料請求もワンストップで対応できます。弁護士と探偵が連携することで、法的に最も有利な証拠収集が可能です。また、カウンセラーも在籍しており、精神的なサポートも受けられます。離婚や慰謝料請求を視野に入れている方には特におすすめの探偵事務所です。

響・Agent(ひびき・エージェント) 公式HPはこちら

総合探偵社AMUSE(完全成功報酬制)

総合探偵社AMUSE(アムス)

総合探偵社AMUSE(アムス) 基本情報
拠点・支店数9拠点
対応可能な調査内容浮気 / 人探し等
特徴相談実績25,000件以上
料金体系時間制:1時間3,980円〜(15h以上)
通常:8,250円〜
相談方法電話 / メール / 出張
アフターフォロー探偵学校運営、夫婦カウンセラー連携、明瞭会計、返金制度あり
対応エリア全国

総合探偵社AMUSEは、東京都公安委員会に届出された探偵事務所(届出番号:第30140220号)で、全国9拠点で24時間365日対応しています。最大の特徴は、完全成功報酬制を採用している点です。証拠が取れなかった場合は料金が発生しないため、費用リスクを抑えられます。

料金体系は、調査員1名1時間3,980円から(15時間以上の場合)と業界最安値クラスです。パックプランもあり、分割払いにも対応しています。未使用分の返金制度もあるため、料金面での安心感があります。成功報酬制のため、調査が不成功の場合は基本的に費用負担がありません。

夫婦カウンセラーが在籍しており、復縁と離婚の両方のケースに対応できます。調査結果を受けてどのような選択をするか、専門家のアドバイスを受けながら決められます。また、弁護士紹介も行っているため、法的手続きもスムーズです。費用を抑えたい方や、成功報酬制を希望する方におすすめの探偵事務所です。

総合探偵社AMUSE(アムス) 公式HPはこちら

出典: 警察庁:探偵業の業務の適正化に関する法律について

まとめ

iPhoneには位置情報機能やデータ履歴など、浮気の兆候を確認できる機能が複数ありますが、配偵者のiPhoneを無断で調査する行為にはプライバシー権侵害、不正アクセス禁止法違反、不正指令電磁的記録供用罪などの法的リスクが伴います。また、違法に収集した証拠は裁判で却下される可能性が高く、慰謝料請求や離婚調停で不利になる場合もあります。

自己調査には、調査が発覚して証拠隠滅されるリスク、法的に有効な証拠を集められない問題、精神的負担の大きさなど、多くのデメリットがあります。一方、探偵事務所による調査は探偵業法に基づいた適法な範囲で実施されるため、法的に有効な証拠を収集できる可能性が高く、調査後のサポート体制も充実しています。

探偵事務所を選ぶ際は、探偵業届出証明書の有無、料金体系の透明性、アフターサポートの充実度などを確認することが重要です。総合探偵社MJリサーチ、原一探偵事務所、MR探偵事務所、響・Agent、総合探偵社AMUSEなど、実績と信頼性の高い事務所を選び、まずは無料相談を利用してみることをおすすめします。

浮気の証拠収集は、法的に正しい方法で行うことが極めて重要です。自己調査のリスクを理解したうえで、法的に有効な証拠が必要な場合は探偵事務所への依頼を検討しましょう。個々の状況により適切な対応は異なるため、詳しくは専門家にご相談ください。

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