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浮気調査の探偵事務所の選び方|失敗しない7つのポイント

浮気調査の探偵事務所の選び方|失敗しない7つのポイント

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パートナーの行動に不安を感じ、浮気調査を検討している方は少なくありません。

探偵事務所は全国に数多く存在しますが、料金体系や調査品質には大きな差があり、選び方を間違えると高額な費用を払っても証拠が得られなかったり、契約トラブルに巻き込まれることもあります。

信頼できる探偵事務所を選ぶには、探偵業届出証明書の確認、明確な料金体系、調査実績、報告書の質、弁護士との連携体制、アフターサポート、初回相談での対応という7つのポイントを押さえることが重要です。

本記事では、探偵業法に基づいた適正な探偵事務所の選び方を、法的根拠とともに詳しく解説します。

悪質な業者を避け、証拠を得るための判断基準をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 探偵事務所選びでは探偵業届出証明書の確認が必須で、料金体系の明確性と調査実績が重要です
  • 契約前に調査報告書のサンプル確認、弁護士連携、アフターサポートの有無を確認しましょう
  • 悪質業者は高額な前払い要求や成功率100%保証などの特徴があるため注意が必要です
  • 結論:信頼できる探偵事務所を選ぶには、法的要件の確認と複数事務所の比較検討が不可欠です

浮気調査の探偵事務所選びで重要な7つのポイント

浮気調査を成功させるには、信頼できる探偵事務所を選ぶことが何より重要です。探偵業法では探偵業者に対して厳格な規制が設けられており、適法に営業している事務所を見極める必要があります。ここでは、探偵事務所選びで確認すべき7つの重要ポイントを解説します。

探偵業届出証明書を持っているか確認する

探偵業法により、探偵業を営む者は都道府県公安委員会への届出が義務付けられています。この届出を行うことで探偵業届出証明書が交付され、適法な業務運営が可能となります。無届営業は法律違反であり、そうした業者に依頼すると調査自体が違法となるリスクがあるんです。

信頼できる探偵事務所は、事務所内に探偵業届出証明書を掲示しており、公式サイトにも届出番号を明記しています。初回相談時には必ず原本を見せてもらい、都道府県公安委員会のサイトで届出番号を照合することをおすすめします。

出典: 警察庁:探偵業について

料金体系が明確で追加費用がないか

探偵事務所の料金体系は主に時間制、パック制、成功報酬制の3種類があります。時間制は調査員1名あたり1時間6,000円〜12,000円程度が一般的で、実際の調査時間に応じて費用が変動します。パック制は一定時間分を事前に契約するもので、時間単価が割安になることが多いですね。成功報酬制は証拠取得時に報酬を支払う仕組みですが、「成功」の定義が不明確だとトラブルの原因になります。

料金確認のチェックポイント
  • 基本料金と調査員の時間単価
  • 車両費や交通費などの経費
  • 報告書作成費用
  • キャンセル料
  • 追加費用の有無と条件

契約前に、基本料金、調査員の人数と時間単価、車両費や交通費などの経費、報告書作成費用、キャンセル料などの項目を書面で確認しましょう。「見積もり以外の追加費用は一切発生しない」という明確な説明がある事務所が安心です。

調査実績と成功事例が豊富か

探偵事務所の調査実績は、技術力と信頼性を測る重要な指標です。創業年数、年間調査件数、浮気調査の専門性などを確認しましょう。ただし、「成功率100%」「必ず証拠が取れる」といった断定的な表現をする業者は避けるべきです。調査結果は対象者の行動パターンや状況により異なるため、誠実な事務所はこうした保証をしません。

公式サイトに具体的な成功事例が掲載されているか、裁判で採用された調査報告書の実績があるか、業界団体への加盟状況なども参考になります。複数の事務所を比較して、実績と誠実さのバランスが取れた事務所を選びましょう。

調査報告書のサンプルを見せてもらえるか

調査報告書は、浮気の証拠として裁判や慰謝料請求で使用される重要な成果物です。裁判で有効な証拠として認められるには、日時・場所・行動の詳細が明記され、鮮明な写真や動画が添付されている必要があります。

報告書で確認すべきポイント
  • 記載内容の詳細さ(日時・場所・行動が明確か)
  • 写真の画質(顔が判別できるか)
  • 時系列の整理状況
  • 法的に有効な証拠として使えるか

契約前に調査報告書のサンプルを見せてもらい、記載内容の詳細さ、写真の画質、時系列の整理状況、法的に有効な証拠として使えるかを確認しましょう。質の高い報告書を作成できる事務所は、調査技術も高い傾向があります。報告書のサンプル開示を拒む事務所は避けた方が無難です。

弁護士との連携体制があるか

浮気調査の後には、離婚調停や慰謝料請求といった法的手続きが必要になるケースが多いです。探偵事務所が弁護士と連携していれば、調査後すぐに法的なアドバイスを受けられ、スムーズに次のステップに進めます。

弁護士法人が運営する探偵事務所や、顧問弁護士がいる事務所は、法的に有効な証拠収集のノウハウが蓄積されています。初回相談時に「調査後の法律相談は可能か」「提携弁護士はいるか」「無料法律相談があるか」を確認しましょう。弁護士との連携があれば、裁判で使える質の高い証拠を得られる可能性が高まります。

アフターサポートが充実しているか

浮気調査は証拠を得て終わりではありません。調査結果を受けて離婚するか復縁するか、慰謝料をどう請求するかなど、重要な決断が必要になります。この段階で精神的にも不安定になりやすいため、カウンセラーやアフターサポート体制が整っている事務所を選ぶことが大切です。

認定カウンセラーが在籍している事務所、調査後の無料相談期間がある事務所、復縁支援や離婚支援の両方に対応できる事務所は、依頼者の多様なニーズに応えられます。契約前にアフターサポートの内容と期間を確認し、調査後も継続的にサポートしてくれる事務所を選びましょう。

初回相談での対応が誠実か

初回相談での対応は、その探偵事務所の姿勢を見極める重要な機会です。相談員が依頼者の話を丁寧に聞き、状況に応じた調査プランを提案してくれるか、リスクやデメリットも正直に説明してくれるかを確認しましょう。

契約を急かす、高額なプランを強引に勧める、質問に明確に答えない、といった対応をする事務所は避けるべきです。

誠実な事務所は、依頼者が納得するまで何度でも相談に応じ、見積もりの内訳を詳しく説明してくれます。複数の事務所で無料相談を受け、対応を比較することをおすすめします。

浮気調査の探偵事務所の料金相場と費用の仕組み

浮気調査の費用は、調査の難易度や期間、探偵事務所の料金体系によって大きく異なります。適正価格を判断するには、料金体系の種類と相場を理解することが重要です。ここでは、主な料金体系の違いと一般的な相場、追加費用が発生するケースについて解説します。

時間制・パック制・成功報酬制の違い

探偵事務所の料金体系には主に3つの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

料金体系 内容 メリット デメリット 向いているケース
時間制 調査員1名1時間あたりの単価で計算(6,000円〜12,000円程度) 短時間で済めば費用を抑えられる 調査が長引くと高額になる 浮気の日時がある程度特定できている場合
パック制 一定時間分を事前契約(20時間パック、30時間パックなど) 時間単価が割安になる、未使用分の返金がある事務所も 必要以上の時間を契約してしまうリスク 調査期間が読めない、継続的な監視が必要な場合
成功報酬制 着手金+証拠取得時の成功報酬 証拠が取れなければ成功報酬は不要 「成功」の定義が不明確だとトラブルの原因に 証拠取得の難易度が高いと予想される場合

時間制は調査時間が明確な場合に適しており、パック制は長期的な調査が必要な場合にコストパフォーマンスが良くなります。成功報酬制は一見リスクが少ないように見えますが、「成功」の定義が曖昧だと、不十分な証拠でも成功報酬を請求されるケースがあるため注意が必要です。

浮気調査の一般的な料金相場

浮気調査の費用は、調査期間や難易度によって幅がありますが、一般的な相場は以下のとおりです。※実際の料金は事務所や調査内容により異なりますので、必ず複数の事務所から見積もりを取得してください。

短期調査(1日〜3日程度)の場合、調査員2名体制で1日あたり10万円〜20万円程度が目安となります。浮気相手と会う日時がある程度特定できている場合は、この範囲で証拠を得られることが多いですね。

中期調査(1週間〜1ヶ月程度)の場合、30万円〜80万円程度が相場です。対象者の行動パターンを把握しながら証拠を収集する必要があり、複数回の尾行や張り込みが必要になります。

長期調査(1ヶ月以上)の場合、100万円を超えることも珍しくありません。対象者の警戒心が強い、浮気の頻度が低い、遠方への移動が多いなどの理由で調査が長期化するケースです。

これらはあくまで目安であり、調査の難易度や事務所によって費用は大きく変わります。複数の事務所から見積もりを取り、調査内容と費用のバランスを比較することが大切です。詳しい料金については、各探偵事務所に直接お問い合わせください。

追加費用が発生するケースと確認方法

契約時の見積もり以外に追加費用が発生するケースがあり、これがトラブルの原因になることが多いです。主な追加費用の項目は以下のとおりです。

主な追加費用の項目
  • 車両費・交通費(ガソリン代、高速道路料金、電車やタクシー代)
  • 宿泊費(遠方調査や深夜調査時の調査員宿泊費・食事代)
  • 報告書作成費用(詳細報告書や裁判用フォーマット)
  • 調査延長費用(契約時間内で証拠が得られなかった場合)

車両費・交通費は、尾行や張り込みで使用する車両のガソリン代、高速道路料金、電車やタクシー代などが該当します。事前に「実費精算」なのか「定額制」なのかを確認しましょう。遠方への調査が予想される場合は、上限額を設定しておくと安心です。

宿泊費は、対象者が遠方に移動した場合や、深夜まで調査が続いた場合に発生します。調査員の宿泊費や食事代が依頼者負担になるかを契約前に確認してください。

報告書作成費用は、基本料金に含まれている事務所と別料金の事務所があります。詳細な報告書や裁判用の特別なフォーマットが必要な場合は追加費用がかかることもあります。

調査延長費用は、当初の契約時間内で証拠が得られなかった場合に発生します。延長時の時間単価や、延長の判断を誰が行うかを事前に確認しておきましょう。

追加費用のトラブルを避けるには、契約書に「見積もり以外の追加費用は事前承認制」「追加費用の上限額」などを明記してもらうことが重要です。口頭での約束だけでなく、必ず書面で確認しましょう。

浮気調査におすすめの探偵事務所5選

信頼できる探偵事務所を選ぶには、探偵業届出証明書の確認、料金の透明性、調査実績、アフターサポートなどを総合的に判断することが大切です。 ここでは、これらの条件を満たす探偵事務所を5つご紹介します。それぞれの事務所には特徴があるため、ご自身の状況に合った事務所を選んでください。※調査の成果は個別の状況により異なりますので、詳しくは各事務所にご相談ください。

総合探偵社MJリサーチ|アフターサポート充実

MJリサーチのスクショ

総合探偵社MJリサーチ 基本情報
拠点・支店数 6拠点
口コミ評価 本店のみ4.9(他拠点評価なし)
対応可能な調査内容 浮気・素行調査 / 人探し / ストーカー対策 / 盗聴器発見 / 企業調査ほか
特徴 調査員は大手で20年以上の経験者在籍
YouTube総再生200万回以上
料金体系 時間制:1時間8,800円〜
相談方法 LINE / メール / 電話 / 出張対応あり
アフターフォロー ベテラン調査員対応
法務 / カウンセラー連携
使用機材明記あり
対応エリア 全国

総合探偵社MJリサーチは、東京都公安委員会届出番号第30200349号を持つ適法な探偵事務所です。全国12拠点で24時間365日対応しており、無料相談・無料見積もりを受け付けています。

料金体系は調査員1名1時間8,800円の時間制で、最小パッケージは3時間55,000円からとなっています。成功報酬制度はなく、追加経費は事前了承制のため、予期しない高額請求の心配が少ないのが特徴です。

調査報告書は写真付きで時系列に整理されており、写真・動画・位置情報ログなどの証拠が含まれます。弁護士・行政書士の紹介に加え、シングルマザーの就職支援という独自のアフターサポートがあり、調査後の生活再建まで視野に入れた支援を受けられます。女性カウンセラーも在籍しているため、女性の依頼者も相談しやすい環境です。

MJリサーチ 公式HPはこちら

原一探偵事務所|45年以上の実績

原一探偵事務書の公式HPスクリーンショット

原一探偵事務所 基本情報
拠点・支店数18拠点
対応可能な調査内容浮気 / 家出・人探し / 素行 / 身辺 / ストーカー / 盗聴発見 / 企業調査ほか
特徴調査実績50年 / 年間相談約5万件
料金体系浮気:お試し5.5万円、目安25万円〜
ストーカー調査:5.5万円〜
相談方法電話 / メール / オンライン
アフターフォロー老舗(1977年創業)、即日対応、裁判で有効な報告書、TV協力多数
対応エリア全国

原一探偵事務所は、埼玉県公安委員会届出番号第43070145号を持ち、45年以上の実績を誇る老舗探偵事務所です。全国12拠点で24時間365日対応しており、長年の経験に基づく高い調査力が特徴です。

料金体系は調査員1名1時間12,000円程度が目安で、お試しプラン55,000円や定額プラン250,000円などのパッケージプランがあります。追加料金なしの明確な料金設定で、契約後の追加請求の心配がありません。

調査では調査員3名体制を推奨しており、複数の視点から証拠を収集することで調査の精度を高めています。調査報告書は写真付きで、写真・動画・位置情報ログなどが含まれます。離婚・慰謝料請求の専門スタッフが在籍し、弁護士紹介やカウンセリングなどの継続的なアフターサポートも充実しています。

原一探偵事務所 公式HPはこちら

MR探偵事務所|認定カウンセラー制度

MR探偵事務所公式HPのスクリーンショット

MR探偵事務所 基本情報
拠点・支店数14拠点
対応可能な調査内容浮気 / 人探し / 結婚前・身辺 / 信用 / 盗聴発見 / ストーカー対策
特徴顧客満足度97%(自社表記) / 2003年創業
料金体系案件別(証拠が取れなければ0円プラン等)
相談方法電話 / メール / LINE / 出張
アフターフォロー日本調査業協会加盟、カウンセラー常駐、女性代表
対応エリア全国

MR探偵事務所は、東京都公安委員会届出番号第30240050号を持つ探偵事務所で、認定カウンセラー制度を導入しているのが最大の特徴です。全国14拠点で24時間365日対応しており、女性相談員が多数在籍しています。

料金体系は調査員1名1時間5,000円からと業界でも比較的リーズナブルで、成功報酬プランや安心パックなど複数の料金プランから選べます。契約時提示以外の費用は発生せず、余剰時間分は返金される返金保証制度があるため、費用面での不安が少ないです。

調査報告書は女性カウンセラー・弁護士と連携して作成され、法的証拠としての質が高いのが特徴です。顧問弁護士とカウンセラーが在籍しており、調査後の法的手続きや精神的サポートを受けられます。復縁を希望する場合も、離婚を希望する場合も、それぞれの状況に応じたアドバイスが得られるんです。

MR探偵事務所 公式HPはこちら

響・Agent|弁護士法人運営

響・Agent

響・Agent 基本情報
拠点・支店数3拠点
対応可能な調査内容浮気 / 不倫調査特化
特徴調査成功率95%以上 / 弁護士法人運営
料金体系時間制:1時間6,600円/名〜
16時間超は3,300円/名〜
相談方法電話 / メール / LINE
アフターフォロー法務直結アフターケア、長時間割引
対応エリア全国

響・Agentは、東京都公安委員会届出番号第30190252号を持つ、弁護士法人が運営する探偵事務所です。弁護士法人による運営のため、法的に有効な証拠収集のノウハウが蓄積されており、調査後の法的手続きへスムーズに移行できるのが最大の強みです。

料金体系は調査員1名1時間6,000円からで、15時間を超えると単価割引が適用されます。成功報酬制度はなく、諸経費(車両・交通費等)は実費精算で後払いとなっています。全国対応で24時間365日相談可能、無料相談・無料見積もりを受け付けています。

調査報告書は弁護士監修で作成されるため、裁判や慰謝料請求で有効な証拠として使える質の高さが特徴です。弁護士法人運営のため、調査後すぐに弁護士に相談でき、離婚調停や慰謝料請求の手続きを一貫してサポートしてもらえます。カウンセラーも在籍しており、精神面でのケアも受けられます。

響・Agent(ひびき・エージェント) 公式HPはこちら

あい探偵|全国88拠点の広域対応

あい探偵公式LP画像

あい探偵 基本情報
拠点・支店数74拠点
対応可能な調査内容浮気調査専門
特徴創業以来30万件超の相談
料金体系時間制:1時間2,500円〜
完全後払い / 成功報酬制
相談方法電話 / メール / LINE / 出張
アフターフォロー低料金、成功報酬、弁護士推奨、全国出張面談
対応エリア全国

あい探偵は、東京都公安委員会届出番号第30200030号を持ち、全国88拠点という業界最多のネットワークを持つ探偵事務所です。地方在住の方や、対象者が全国各地に移動する可能性がある場合に特に便利です。

料金体系は調査員1名1時間2,500円からという業界最安値級の設定で、完全成功報酬制も選択できます。後払い制で追加料金がなく、費用負担を抑えたい方に向いています。24時間365日対応で、無料相談・無料見積もりを受け付けています。

調査報告書は写真付きで、写真・動画などの証拠が含まれます。弁護士・カウンセラーとの連携体制があり、調査後の法律相談や精神的サポートを受けられます。女性相談員も在籍しており、女性の依頼者が相談しやすい環境が整っています。全国88拠点のネットワークを活かした広域調査が可能で、対象者が頻繁に移動する場合でも対応できるのが強みです。

あい探偵 公式HPはこちら

初回面談で確認すべき5つのチェックポイント

初回面談は、探偵事務所の信頼性や調査能力を見極める重要な機会です。契約前に以下の5つのポイントを必ず確認し、納得したうえで契約を進めましょう。面談時に質問をためらわず、不明点はすべてクリアにすることが大切です。

探偵業届出証明書の原本を見せてもらう

探偵業法では、探偵業を営む者は都道府県公安委員会への届出が義務付けられており、探偵業届出証明書を事務所内に掲示する必要があります。初回面談では、必ず原本を見せてもらい、以下の項目を確認しましょう。

  • 届出番号が記載されているか
  • 届出年月日が明記されているか
  • 届出を行った都道府県公安委員会名が正しいか
  • 事務所の所在地と一致しているか
  • 公式サイトの届出番号と一致しているか

さらに、都道府県公安委員会のWebサイトで届出番号を照合し、実際に登録されているかを確認することをおすすめします。原本の提示を拒む、コピーしか見せない、届出番号が不明確といった事務所は避けるべきです。

出典: 警察庁:探偵業について

調査方法の具体的な説明を受ける

調査の成功には、具体的で適切な調査方法の提案が不可欠です。初回面談では、依頼内容に基づいてどのような調査を行うのか、具体的な説明を求めましょう。

確認すべき調査方法の詳細
  • 調査員の人数と配置
  • 尾行・張り込み・聞き込みなどの具体的な手法
  • 使用する機材(カメラ、車両など)
  • 調査時間帯と期間の目安
  • リアルタイム報告の有無

誠実な事務所は、依頼者の状況を詳しくヒアリングしたうえで、最適な調査プランを提案してくれます。

探偵業法で禁止されている違法な調査方法(盗聴器設置、GPS無断取り付け、不正アクセスなど)を提案する事務所は避けてください。違法調査は探偵業法違反となり、依頼者も法的責任を問われる可能性があります。

合法的な範囲での調査方法を明確に説明してくれる事務所を選びましょう。

見積もりの内訳を詳しく確認する

料金トラブルを避けるには、見積もりの内訳を詳細に確認することが重要です。初回面談では、以下の項目について明確な説明を求めましょう。

見積もりで確認すべき項目
  • 基本料金(調査員の人件費)
  • 車両費・交通費などの経費
  • 機材使用料
  • 報告書作成費用
  • 深夜・早朝の割増料金の有無
  • 追加費用が発生する条件

口頭での説明だけでなく、必ず書面で見積もりを受け取り、各項目の金額と条件を確認しましょう。

「見積もり以外の追加費用は一切発生しない」という明確な説明があるか、追加費用が発生する場合は事前承認が必要かどうかも確認すべきポイントです。曖昧な説明や、口頭でしか説明しない事務所は避けた方が無難です。

契約書の重要条項を確認する

契約書には、調査の内容や費用、キャンセル条件などの重要事項が記載されています。初回面談で契約書のひな型を見せてもらい、以下の項目を確認しましょう。

  • 調査の目的と範囲
  • 調査期間と調査時間
  • 調査員の人数
  • 料金の総額と支払い条件
  • 成功の定義(成功報酬制の場合)
  • キャンセル条件と返金ポリシー
  • 個人情報保護に関する条項
  • 調査失敗時の対応

契約書を「その場で読む時間がない」「持ち帰って検討したい」と伝えた際に、快く応じてくれる事務所は信頼できます。逆に、契約を急かす、契約書を事前に見せない、重要事項の説明を省略するといった対応をする事務所は避けるべきです。不明点があれば必ず質問し、納得したうえで契約しましょう。

調査失敗時の対応を聞いておく

調査は対象者の行動や状況によって結果が左右されるため、必ずしも証拠が得られるとは限りません。初回面談では、調査が失敗した場合の対応について確認しておきましょう。

失敗時に確認すべき対応
  • 証拠が得られなかった場合の返金ポリシー
  • 再調査の可否と追加費用
  • 調査失敗の判断基準
  • 失敗時のリスク説明

誠実な事務所は、調査のリスクや限界を正直に説明し、失敗時の対応も明確に示してくれます。

「必ず証拠が取れる」「失敗することはない」といった断定的な表現をする事務所は、逆に注意が必要です。調査結果は個別の状況により異なるため、誠実な事務所はこうした保証をしません。

リスクを正直に説明し、失敗時の対応も明確にしてくれる事務所を選びましょう。

契約前に確認すべき契約書のチェックポイント

契約書には、調査の内容や費用、キャンセル条件、個人情報保護など重要な事項が記載されています。契約後のトラブルを避けるため、以下の4つのポイントを契約前に必ず確認しましょう。不明点があれば納得するまで質問し、書面で確認することが大切です。

成功の定義が明確に記載されているか

成功報酬制の契約では、「成功」の定義が曖昧だとトラブルの原因になります。契約書に「成功」とみなされる条件が具体的に記載されているかを確認しましょう。

浮気調査の場合、一般的には「対象者と浮気相手が密会している写真や動画を撮影できた」「ホテルへの出入りを記録できた」といった具体的な証拠の取得が成功の条件となります。しかし、事務所によっては「対象者を尾行できた」「対象者と浮気相手の接触を確認できた」といった不十分な条件でも成功とみなすケースがあるんです。

成功定義で確認すべき項目
  • どのような証拠が得られれば成功とみなされるのか
  • 裁判で有効な証拠レベルまで求められるのか
  • 写真や動画の画質や内容の基準はどうか

契約書には、どのような証拠が得られれば成功とみなされるのか、裁判で有効な証拠レベルまで求められるのか、写真や動画の画質や内容の基準はどうかなどを明記してもらいましょう。口頭での約束だけでなく、必ず書面で確認することが重要です。

キャンセル条件と返金ポリシー

契約後に調査をキャンセルする場合や、調査が失敗した場合の返金条件を確認しておくことは、リスク管理の観点から重要です。契約書には以下の項目が明記されているべきです。

  • 契約後のキャンセル可能期限
  • キャンセル料の金額と計算方法
  • 調査開始後のキャンセル条件
  • 調査が失敗した場合の返金額
  • 未使用分の調査時間の返金の有無

誠実な事務所は、クーリングオフ制度の適用範囲や、契約後8日以内のキャンセル権について説明してくれます。また、パック制の契約で調査が早期に終了した場合、未使用分の調査時間の費用を返金する返金保証制度がある事務所もあります。

キャンセル条件が不明確、返金に関する記載がない、クーリングオフの説明がないといった契約書は避けるべきです。

契約前に必ずキャンセル条件と返金ポリシーを確認し、納得したうえで契約しましょう。

個人情報保護条項の確認

浮気調査では、依頼者や対象者の個人情報を探偵事務所に提供する必要があります。これらの情報が適切に管理され、目的外に使用されないことを確認するため、契約書の個人情報保護条項をチェックしましょう。

個人情報保護で確認すべき項目
  • 個人情報の利用目的
  • 個人情報の管理方法と保管期限
  • 第三者への提供の有無と条件
  • 調査終了後の個人情報の取り扱い
  • 情報漏洩時の責任と対応

探偵業法では、探偵業者に対して個人情報の適正な管理が義務付けられています。誠実な事務所は、個人情報保護方針を公式サイトに掲載し、契約書にも明確に記載しています。個人情報保護に関する記載が不十分な契約書は避けるべきです。

調査期間と延長時の費用

契約書には、調査期間と調査時間が明記されているはずです。また、当初の契約期間内で証拠が得られなかった場合の延長条件と費用についても確認しておきましょう。

  • 契約時の調査期間(開始日と終了日)
  • 調査時間の総時間数
  • 調査の延長が必要になる条件
  • 延長時の時間単価と費用の計算方法
  • 延長の判断を誰が行うか(依頼者の承認が必要か)

調査の延長は追加費用が発生する重要な場面です。延長の必要性が生じた際に、探偵事務所が一方的に判断するのではなく、依頼者に状況を説明し、承認を得てから延長するという手順が契約書に明記されているかを確認しましょう。延長に関する記載が曖昧な契約書は、後々のトラブルの原因になります。

悪質な探偵事務所の見分け方と注意点

探偵業界には、残念ながら悪質な業者も存在します。こうした業者に依頼すると、高額な費用を払っても証拠が得られなかったり、契約トラブルに巻き込まれたりするリスクがあります。ここでは、悪質な探偵事務所の典型的な特徴を4つ解説しますので、事務所選びの際の参考にしてください。

高額な前払いを要求する

悪質な探偵事務所の典型的な手口の一つが、契約時に高額な前払いを要求することです。一般的な探偵事務所では、着手金として調査費用の一部を前払いすることはありますが、全額前払いや、過度に高額な着手金を要求する事務所は注意が必要です。

高額な前払いを受け取った後、十分な調査を行わずに適当な報告書を提出したり、契約後に連絡が取れなくなったりする悪質なケースがあります。また、調査が失敗した場合でも「調査は実施した」として返金に応じないこともあるんです。

信頼できる事務所は、調査の進捗に応じて段階的に支払う方式や、調査終了後の後払い制を採用していることが多いです。契約時に全額前払いを求められた場合は、その理由を詳しく聞き、他の事務所と比較検討することをおすすめします。

成功率100%を保証する

「成功率100%」「必ず証拠が取れる」といった断定的な表現をする探偵事務所は避けるべきです。浮気調査の結果は、対象者の行動パターンや警戒心の強さ、調査環境など多くの要因に左右されるため、どんなに優秀な探偵でも100%の成功を保証することはできません。

こうした表現をする事務所は、契約を取るために誇大広告を行っている可能性が高く、実際の調査能力が伴っていないケースが多いです。また、「成功」の定義を極めて低く設定し、不十分な証拠でも「成功した」として成功報酬を請求することもあります。

誠実な探偵事務所は、調査のリスクや限界を正直に説明し、「状況によっては証拠が得られない可能性もある」と率直に伝えてくれます。

過度な成功保証をする事務所ではなく、リスクも含めて誠実に説明してくれる事務所を選びましょう。

契約を急かす、強引な勧誘をする

初回相談時に契約を急かしたり、高額なプランを強引に勧めたりする探偵事務所は、依頼者の利益よりも自社の利益を優先している可能性があります。こうした事務所の典型的な行動パターンは以下のとおりです。

悪質業者の典型的な行動パターン
  • 「今日契約すれば割引する」と即決を迫る
  • 複数の事務所を比較検討することを妨げる
  • 質問に明確に答えず契約を急かす
  • 不安を過度に煽って高額なプランを勧める
  • 契約書を持ち帰って検討することを拒否する

信頼できる探偵事務所は、依頼者が納得するまで何度でも相談に応じ、複数の事務所を比較検討することを推奨してくれます。契約書を持ち帰って家族や友人に相談することも快く承諾してくれるはずです。契約を急かす事務所は避け、時間をかけて慎重に判断しましょう。

違法な調査方法を提案する

探偵業法では、探偵の調査方法は尾行・張り込み・聞き込みといった合法的な手段に限定されています。盗聴器の設置、GPS機器の無断取り付け、不正アクセス、盗撮、住居侵入などの違法な調査方法は明確に禁止されています。

こうした違法な調査方法を提案する探偵事務所は、探偵業法違反であり、依頼してはいけません。違法調査を実施した場合、探偵事務所だけでなく、依頼者自身も法的責任を問われる可能性があるんです。また、違法に取得した証拠は裁判で証拠として認められないため、調査費用が無駄になるリスクもあります。

初回相談時に調査方法の説明を受ける際、盗聴やGPS無断設置などの違法な手段を提案されたら、その事務所との契約は避けてください。誠実な探偵事務所は、探偵業法を遵守し、合法的な範囲内で最大限の調査を行います。違法調査を提案する事務所は、法令遵守の意識が低く、他の面でも問題がある可能性が高いです。

出典: 警察庁:探偵業について

浮気調査の一般的な流れと期間

浮気調査は、無料相談から調査実施、報告書提出、アフターサポートまで、いくつかの段階を経て進行します。各段階でどのようなことが行われるのかを理解しておくと、調査の全体像が把握でき、安心して依頼できます。ここでは、浮気調査の一般的な流れを4つの段階に分けて解説します。

無料相談・ヒアリング

浮気調査の第一歩は、探偵事務所への無料相談です。多くの探偵事務所は24時間365日対応の相談窓口を設けており、電話、メール、オンライン、対面などの方法で相談できます。

初回相談では、依頼者の状況を詳しくヒアリングします。パートナーの行動パターン、浮気が疑われる曜日や時間帯、対象者の勤務先や移動手段、過去の浮気歴の有無などを聞かれることが多いです。これらの情報は、効果的な調査プランを立てるために重要なんです。

誠実な探偵事務所は、この段階で調査のリスクや限界も正直に説明してくれます。また、依頼者の目的(離婚、復縁、真実の確認など)に応じて、最適な調査方法を提案してくれます。複数の事務所で無料相談を受け、対応や提案内容を比較することをおすすめします。

見積もり・契約

ヒアリング内容に基づいて、探偵事務所から具体的な見積もりが提示されます。見積もりには、調査員の人数と時間、調査期間、基本料金、経費、報告書作成費用などが含まれます。

見積もりの内訳を詳しく確認し、不明点があれば納得するまで質問しましょう。複数の事務所から見積もりを取り、調査内容と費用のバランスを比較することが大切です。料金が極端に安い、または高額すぎる場合は、その理由を確認してください。

契約時に確認すべき項目
  • 調査の目的と範囲
  • 調査期間と時間
  • 料金と支払い条件
  • キャンセル条件と返金ポリシー
  • 個人情報保護に関する条項

見積もりに納得したら、契約書の内容を詳細に確認します。調査の目的と範囲、調査期間と時間、料金と支払い条件、キャンセル条件と返金ポリシー、個人情報保護に関する条項などを必ずチェックしましょう。契約書は必ず書面で受け取り、不明点があれば契約前に解消してください。

調査実施とリアルタイム報告

契約後、探偵事務所は調査を開始します。浮気調査では、尾行・張り込み・聞き込みといった合法的な手段を用いて、対象者の行動を監視し、浮気の証拠を収集します。調査員は複数名体制で行動し、写真や動画、位置情報ログなどの証拠を記録します。

多くの探偵事務所では、調査中にリアルタイム報告を行っています。対象者が浮気相手と接触した、ホテルに入った、といった重要な場面があった際に、依頼者に電話やメールで速報を送ります。リアルタイム報告があると、調査の進捗状況が把握でき、安心できるんです。

調査期間は状況によって異なりますが、短期調査で1日〜3日程度、中期調査で1週間〜1ヶ月程度、長期調査で1ヶ月以上かかることがあります。対象者の行動パターンや警戒心の強さによって、必要な調査日数は変わります。

調査報告書の提出とアフターサポート

調査終了後、探偵事務所は調査報告書を作成して提出します。調査報告書には、調査日時と場所、対象者の行動の詳細、撮影した写真や動画、位置情報ログなどが時系列に整理されて記載されます。

裁判で有効な証拠として使用できる報告書は、日時・場所・行動が明確に記録され、鮮明な写真や動画が添付されていることが重要です。報告書を受け取ったら、内容を詳しく確認し、不明点があれば説明を求めましょう。

調査報告書の提出後、多くの探偵事務所はアフターサポートを提供しています。弁護士への紹介、法律相談、カウンセリング、離婚手続きのアドバイス、復縁支援などが含まれます。調査結果を受けて今後どうすべきか迷っている場合は、アフターサポートを積極的に活用しましょう。

信頼できる探偵事務所は、調査後も継続的にサポートしてくれるため、安心して次のステップに進めます。調査終了後も相談できる体制が整っているかを、契約前に確認しておくことをおすすめします。

浮気調査後の対応|離婚・慰謝料請求・復縁の判断

浮気調査で証拠を得た後、離婚するか、復縁を目指すか、慰謝料を請求するかなど、重要な決断が必要になります。それぞれの選択肢にはメリットとデメリットがあり、法的な手続きも異なります。ここでは、調査後の主な対応方法を3つ解説しますので、ご自身の状況に合った選択をしてください。※重要な決断の際は、必ず弁護士やカウンセラーなど専門家にご相談ください。

弁護士に相談して法的手続きを検討する

浮気調査で得た証拠をもとに離婚や慰謝料請求を検討する場合、まず弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、証拠の法的有効性を判断し、離婚調停や慰謝料請求の手続きをサポートしてくれます。

離婚を選択する場合、協議離婚、調停離婚、裁判離婚という3つの方法があります。協議離婚は夫婦の話し合いで離婚条件を決める方法で、最も早く離婚できますが、条件面で不利になる可能性もあります。調停離婚は家庭裁判所の調停委員を介して離婚条件を調整する方法で、公平な条件で離婚しやすいです。裁判離婚は、協議や調停で合意できない場合に裁判所が離婚を判断する方法で、時間と費用がかかりますが、法的に明確な判断が得られます。

慰謝料請求では、浮気の証拠の質、浮気の期間と頻度、婚姻期間、子どもの有無などが金額に影響します。一般的な慰謝料の相場は50万円〜300万円程度とされていますが、個別のケースによって大きく異なります。弁護士は、証拠をもとに適切な慰謝料額を算定し、交渉や法的手続きを代行してくれます。

探偵事務所の中には、提携弁護士を紹介してくれたり、無料法律相談を提供してくれたりするところもあります。調査後すぐに弁護士に相談できる体制が整っている事務所を選ぶと、スムーズに次のステップに進めます。

出典: 裁判所:離婚調停について

カウンセラーに相談して関係修復を検討する

浮気が発覚しても、すべてのケースで離婚を選択するわけではありません。夫婦関係の修復や復縁を希望する場合は、カウンセラーに相談することが有効です。

夫婦カウンセリングでは、浮気の原因を探り、夫婦のコミュニケーションの問題点を明らかにします。浮気は、夫婦間のすれ違いや不満が積み重なった結果として起こることも多いんです。カウンセラーは、夫婦双方の気持ちを整理し、関係修復のための具体的なアドバイスを提供してくれます。

関係修復を選択する場合でも、浮気の証拠は保管しておくことをおすすめします。再発防止のための誓約書を作成する際や、万が一将来的に離婚を選択する際に、証拠が必要になることがあります。

探偵事務所の中には、認定カウンセラーが在籍していたり、提携カウンセラーを紹介してくれたりするところもあります。調査後のカウンセリングサポートが充実している事務所を選ぶと、復縁を目指す場合にも適切なサポートを受けられます。

証拠の保管方法と二次利用の可否

浮気調査で得た証拠は、離婚調停や慰謝料請求で使用する重要な資料です。適切に保管し、必要な時に提出できるようにしておきましょう。

証拠の保管方法
  • 調査報告書の原本とコピーを複数用意
  • 写真や動画のデータをUSBメモリやクラウドにバックアップ
  • 紙の報告書は防水・防火対策を
  • 安全な場所に保管

調査報告書は原本とコピーを複数用意し、原本は安全な場所に保管してください。写真や動画のデータは、USBメモリやクラウドストレージなど複数の媒体にバックアップを取ることをおすすめします。紙の報告書は、水濡れや火災に備えて防水・防火対策をしておくと安心です。

証拠の二次利用については、探偵事務所との契約内容を確認する必要があります。一般的に、調査報告書は依頼者の個人的な目的(離婚、慰謝料請求など)のためにのみ使用でき、第三者への提供や公開は制限されていることが多いです。SNSや掲示板への投稿は、プライバシー侵害や名誉毀損に該当する可能性があるため避けてください。

証拠を法的手続きで使用する際は、弁護士に相談し、適切な提出方法を確認しましょう。裁判所への提出には、調査報告書の原本や、写真・動画の元データが必要になることがあります。

よくある質問(Q&A)

浮気調査を検討している方から寄せられる代表的な疑問にお答えします。探偵事務所選びや調査の実際について、具体的な情報を提供しますので、判断の参考にしてください。

探偵業届出証明書はどこで確認できる?
探偵業届出証明書は、探偵事務所の店舗内に掲示されているはずです。初回相談で事務所を訪問した際に、受付や相談室に掲示されているかを確認しましょう。原本を見せてもらい、届出番号、届出年月日、都道府県公安委員会名などを確認してください。 また、信頼できる探偵事務所は公式サイトにも届出番号を明記しています。さらに、都道府県公安委員会のWebサイトでは、届出番号から事務所が実際に登録されているかを照合できます。各都道府県警察のサイトで「探偵業」で検索すると、届出事業者一覧が公開されていることが多いです。 探偵業届出証明書の提示を拒む、コピーしか見せない、届出番号が不明確といった事務所は避けるべきです。探偵業法では届出証明書の掲示が義務付けられているため、適法に営業している事務所であれば必ず原本を提示できます。
浮気調査の期間はどのくらいかかる?
浮気調査の期間は、対象者の行動パターンや浮気の頻度によって大きく異なります。浮気相手と会う日時がある程度特定できている場合は、1日〜3日程度の短期調査で証拠を得られることが多いです。 対象者の行動パターンを把握する必要がある場合や、浮気の頻度が低い場合は、1週間〜1ヶ月程度の中期調査が必要になります。複数回の尾行や張り込みを行い、浮気の証拠を収集します。 対象者の警戒心が強い、浮気の頻度が非常に低い、遠方への移動が多いなどの理由で調査が難航する場合は、1ヶ月以上の長期調査になることもあります。調査期間が長引くと費用も高額になるため、探偵事務所と相談しながら調査計画を調整することが大切です。 初回相談時に、依頼者が把握している対象者の行動パターンを詳しく伝えることで、より正確な調査期間の見積もりが得られます。実際の調査期間は個別の状況により大きく変動するため、探偵事務所との詳細な相談が重要です。
調査が相手にバレる可能性はある?
プロの探偵は尾行や張り込みの技術を持っているため、基本的には調査がバレるリスクは低いです。しかし、対象者の警戒心が非常に強い、過去に浮気調査を経験している、調査環境が難しい(人通りが少ない、車両が目立つなど)といった場合は、バレるリスクが高まります。 調査がバレるリスクを最小限にするには、調査員の人数を増やす、複数の車両を使用する、調査のタイミングを慎重に選ぶなどの対策が有効です。経験豊富な探偵事務所は、リスクを事前に評価し、バレないための工夫を施してくれます。 万が一調査がバレてしまった場合、夫婦関係がさらに悪化する可能性があります。初回相談時に、調査がバレるリスクとその対策について詳しく説明してくれる事務所を選ぶことが大切です。
複数の探偵事務所に見積もりを依頼すべき?
はい、複数の探偵事務所に見積もりを依頼することを強くおすすめします。探偵事務所によって料金体系、調査方法、サービス内容が大きく異なるため、比較検討することで最適な事務所を選べます。 最低でも3社程度から見積もりを取り、料金の内訳、調査方法の具体性、調査員の人数と経験、報告書のサンプル、アフターサポートの内容などを比較しましょう。料金が極端に安い事務所や、極端に高い事務所は、その理由を確認してください。 また、初回相談での対応も重要な判断材料です。相談員が親身に話を聞いてくれるか、質問に明確に答えてくれるか、リスクも含めて誠実に説明してくれるかを確認しましょう。複数の事務所を比較することで、信頼できる事務所を見極めやすくなります。
調査失敗時は返金してもらえる?
調査失敗時の返金ポリシーは、探偵事務所によって異なります。契約前に、契約書の返金条項を必ず確認しましょう。 時間制の契約では、調査を実施した時間分の費用は返金されないのが一般的です。ただし、探偵事務所側の明らかなミス(調査員が遅刻した、対象者を見失ったなど)による失敗の場合は、返金や再調査の対象になることがあります。 パック制の契約では、未使用分の調査時間の費用を返金する返金保証制度がある事務所もあります。調査が早期に終了した場合や、調査が失敗した場合に、余った時間分の費用が返金されるんです。 成功報酬制の契約では、証拠が得られなければ成功報酬は支払わなくて済みますが、着手金は返金されないことが多いです。「成功」の定義が明確でないと、不十分な証拠でも成功報酬を請求されるリスクがあるため注意が必要です。 調査失敗時の返金条件は、契約前に書面で確認し、納得したうえで契約することが重要です。
自分で証拠を集めるのと探偵に依頼するのはどちらが良い?
自分で証拠を集めることも可能ですが、裁判で有効な証拠を得るには専門的な技術と経験が必要です。それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、判断しましょう。 自分で証拠を集めるメリットは、費用を抑えられることです。スマホの履歴確認、レシートやクレジットカードの明細チェック、SNSの投稿確認などは、自分でもできます。ただし、相手のスマホを無断で見る、GPSを無断で取り付ける、盗聴器を設置するなどの行為は違法であり、行ってはいけません。 自分で証拠を集めるデメリットは、対象者にバレやすい、証拠の質が不十分で裁判で使えない、精神的な負担が大きいといった点です。特に、尾行や張り込みは素人には非常に難しく、すぐにバレてしまう可能性が高いです。 探偵に依頼するメリットは、裁判で有効な高品質な証拠を得られる、対象者にバレるリスクが低い、精神的な負担が軽減される、弁護士やカウンセラーとの連携サポートを受けられるといった点です。費用はかかりますが、法的手続きを見据えているという場合は、探偵に依頼する方が適切です。 まずは自分でできる範囲で情報を集め、浮気の可能性が高いと判断した段階で、探偵事務所に相談するという方法もあります。自分で集めた情報を探偵に提供することで、調査期間を短縮でき、費用を抑えられることもあるんです。

まとめ

浮気調査の探偵事務所選びは、証拠の質と費用、そして調査後のサポートに大きく影響する重要な決断です。探偵業届出証明書の確認、明確な料金体系、調査実績、報告書のサンプル確認、弁護士との連携、アフターサポート、初回相談での対応という7つのポイントを押さえることで、信頼できる事務所を見極められます。

悪質な探偵事務所は、高額な前払い要求、成功率100%の保証、契約を急かす対応、違法な調査方法の提案といった特徴があります。こうした業者を避け、探偵業法を遵守し誠実に対応してくれる事務所を選ぶことが、調査成功への第一歩です。

また、浮気調査は証拠を得て終わりではありません。その後の離婚、慰謝料請求、復縁といった重要な決断と、それに伴う法的手続きや精神的サポートが必要になります。調査後も継続的にサポートしてくれる探偵事務所を選ぶことで、安心して次のステップに進めます。

複数の探偵事務所で無料相談を受け、見積もりや対応を比較検討することをおすすめします。焦らず慎重に選び、ご自身の状況に最も適した探偵事務所に依頼してください。

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