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離婚時に車の名義変更はすべき?手続きに必要なものや手続きの流れについても解説

離婚時に車の名義変更手続きは必要なのでしょうか?実は、財産分与で配偶者名義の車を譲り受けた場合や、車を売却する場合には名義変更の手続きが必要になります。今回カケコムでは、自分で名義変更の手続きを行う場合に必要となる書類や、自分で手続きをする時間がない場合に誰に依頼することができるか等を解説します。

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離婚で車の名義変更が必要になるのはどんな場合?

家や車などを購入するとき「持ち主」の名前を登録する必要がありますそれが「名義」になります。

その「名義」を違う人に変更することを「名義変更」と呼びます。名義のついたものを売買するときや相続するときなど、持ち主が変わるときに名義変更が必要となります。

つまり、離婚をして財産分与で配偶者名義の車を手に入れた場合や、離婚を機に車を売却すると決めた場合等に、離婚をきっかけに車の名義変更を行うことになります。

それでは、離婚を機に車の名義変更を行う場合、どんな書類が必要になるのでしょうか?

離婚後の車の名義変更で必要なもの(自分でする場合)

では名義変更に必要なものを見ていきましょう。

ちゃんと揃えていかないと、時間を取られてしまいますのでチェックしておきましょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(1) 譲渡証明書

こちらは、軽自動車の場合は不要です。また、ローンの支払いが残っており、車の名義が元配偶者のものではない場合は該当しませんので読み飛ばしてください。

財産分与された車が普通自動車であり、名義が元配偶者のものであった場合は譲渡証明書が必要となります。

こちらは書式が決まっており、インターネットでダウンロードできますのでご活用ください。

譲渡証明書は、名義のある人が譲渡をすることを証明するものですから、旧所有者、つまり元配偶者が記入する必要があります。実印なども必要となりますから、完全に離婚して縁が切れてしまう前に書類をそろえておいた方がよいでしょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(2) 旧所有者の印鑑証明

譲渡証明書に旧所有者の実印を押してありますので、その印鑑証明が必要となります。

印鑑証明は発行されて3か月以内のものでないと有効になりませんのでご注意ください。

譲渡証明書も同じく作成して3か月以内のものでないといけませんから、同時進行で取得したほうが良いでしょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(3) 新所有者の印鑑証明

新しく車の名義人となるあなたの、つまり新所有者の実印も必要となります。

実印が必要ということで印鑑証明も必要となります。

手続きをしにいくときは実印も持参しておく方が無難です。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(4) 旧所有者の委任状

こちらは元の持ち主が手続きしない場合に必要なものとなります。これがないと誰でも勝手に名義変更ができるということになってしまいますから、提出が義務付けられています。

一緒に名義変更に行かないのであれば、委任状を書いてもらいましょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(5) 新所有者の委任状

基本的に名義変更は次の名義になる人が行う場合が多いものですが、もしも新所有者であるあなたが名義変更手続きを行わない場合あなたが委任したという証明が必要となります。

例えば旧所有者に依頼した、弁護士に依頼した、などという場合に新所有者の委任状が必要となります。

あなたが直接出向くのであれば不要です。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(6) 車検証

名義変更する車が法定点検を受けているか、期限以内のものであるかを確認するために車検証が必要です。

基本的に車に乗せたままにしてあると思いますので、ダッシュボードの中を確認してみましょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(7) 新使用者の車庫証明書

車には車庫証明の登録シールが貼られていると思いますが、新所有者ももちろん登録をしなおさないといけません。名義変更前に必ず手続きをしておくようにしましょう。

車庫証明書は発行されてから1ヶ月以内のものが必要となりますから、発効日に注意しておきましょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(8) 手数料納付書

名義変更をするのに手数料が必要です。その手数料を納付するための手数料納付書が必要となります。

こちらは陸運局で入手することができますが、名義変更自体を陸運局で行いますから事前に用意はしなくても大丈夫です。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(9) 自動車税納付書・自動車税申告書

名義変更したい車が法定点検を受けているかどうかも大事ですが、自動車税を払っているかどうかも重要です。

自動車税納付書は意外と保管場所を忘れやすいものですので、名義変更前に慌てて探すことのないように事前に手元にそろえておきましょう。

離婚後の車の名義変更で必要なもの(10) 申請書

正式には「移転登録申請書」と言いますが、こちらも陸運局で入手することができます。

陸運局に出向いて書けばよいので、事前に持ってきておく必要などはありません。

書き方の見本もありますのでご安心を。

離婚を機に車の名義変更を実際に行う場合の流れは?わからないことがある場合は?

離婚後の車の名義変更手続きを実際に行う場合、上記でご紹介した必要書類をご自身で揃えて行うこともできますが、販売店やディーラーに書類の取り寄せを依頼することも可能です。

弁護士であれば、車の名義変更に関する手続きをサポートしてくれるだけでなく、離婚をする際の条件は今取り決めを行った項目だけで十分なのか、損をしていないのか、離婚後にトラブルになる可能性はないのか等についても相談に乗ってくれます。

財産分与や親権・養育費など、離婚にまつわる法律の問題を一挙に解決してもらえば後々のトラブルを予防できますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

経済的に弁護士へ相談することが難しい場合でも、カケコムなら、初回のご相談であれば無料で受け付けている弁護士も登録しています。

もちろん相談したからといって必ず依頼をしなければならないわけではありませんので、お気軽にご連絡ください。

離婚後の車の名義変更、普通自動車と軽自動車で違いはあるのか

ここまで説明に軽自動車では書類が不要、という言葉がでてきましたが、軽自動車と普通自動車の手続きの違いを見て行きましょう。

普通自動車と軽自動車の手続きでは、手続きの窓口が違うのが大きな違いです。軽自動車の名義変更は陸運局ではなく「軽自動車検査協会」となります。

車庫証明も軽自動車の場合は、名義変更後に申請することになりますから、事前に入手する必要はありません。譲渡証明書も不要ですから、普通自動車よりは楽と言えますね。

離婚後の車の名義変更って何をすればいい?必要なものとは?のまとめ

円満離婚であれば名義変更にも協力的になってくれるかもしれませんが、円満でなかった場合は書類を揃えるだけでも大変そうですね。

いっそのこと売りに出すのも手ですし、煩雑な手続きを弁護士に依頼することもできます。

財産分与で車を入手した場合は参考にしてみてくださいね。

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