「離婚だ、出て行け!」と言われた場合の対処法7選

離婚だ!出て行け!と言われたら家を出ていかなくてはいけないのでしょうか?旦那と喧嘩し出て行けと言われる経験をした妻は意外にも多いものです。出て行けと言われると心理的につらいですよね。離婚や出て行けと言われたことで困った場合にどう対処すべきかをご紹介します。

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旦那に出て行けと言われた!

夫から「もう離婚だ!出て行け!」と言われたら困ってしまいますよね。

出て行けと言われると心理的につらいですよね。

旦那と喧嘩し出て行けと言われる経験をした妻は意外にも多いものです。

でも実際問題、言われた通りに家を出ていかなくてはいけないのでしょうか?

離婚だとか出て行けと言われたことで困った場合にどう対処すべきかをご紹介します。

離婚前に出て行けと言われた場合の対処法7選

離婚をほのめかし出て行けと言われた場合にどう対処すればよいのでしょうか?

離婚前に出て行けと言われたら(1) 出て行く必要はない

離婚前に出て行けと言われた場合、出て行く必要はありません

たとえ住んでいる家の住宅ローンや家賃を夫名義ですべて支払っていたとしても、家は基本的に夫婦の共有している財産とされるので、出て行けと言われても出ていく必要はないのです。

また、夫婦には同居義務があるため、その意味でも夫の発言は不合理だといえるでしょう。

離婚前に出て行けと言われたら(2) 身の危険を感じるなら出て行く

離婚前に出て行けと言われた場合、身の危険を感じるなら出て行くのも大切です。

特に旦那と喧嘩してその勢いで「出て行け」と言われた場合、旦那が暴力的になっていることもありますよね。

そんなときは自分を守るために出ていくのも一つの方法です。

離婚前に出て行けと言われたら(3) 冷静になる必要がある

離婚前に出て行けと言われたら、まずは冷静になる必要があるでしょう。

旦那との喧嘩の勢いで出て行けと言われたなら、お互いに頭を冷やす必要があるので、少し距離を置くことも大事です。

また、モラハラの一環で「出て行け」と言われた場合は真に受けすぎず今後について考える必要もあるでしょう。

離婚前に出て行けと言われたら(4) 今後の生活を考えてから行動 

離婚前に出て行けと言われたら今後の生活を考えてから行動することが大切です。

特に、別居からそのまま離婚につながるケースも少なくありません。

離婚後の生活の見通しが立っていないなら安易に出て行くことは避けるべきでしょう。

また、不貞などの特別な原因がなくても別居が長引けば夫婦関係が破綻しているとして離婚が認められる(離婚原因になる)ことがあることにも注意が必要です。

離婚前に出て行けと言われたら(5) 離婚するか、しないかはよく考えるべき

離婚前に出て行けと言われたときは、離婚するか、しないかはよく考えることが大切です。

特にいま離婚をすべき状況なのか、離婚後の生活はどうなるのかなど、検討すべきことはたくさんあります。

即断をせずに周りに相談したり、自分の有利に話を運ぶにはどうすれば良いか弁護士に相談することがおすすめです。

離婚前に出て行けと言われたら(6) 子供をどうするか考えてから

離婚前に出て行けと言われたら、子供をどうするか考えてから行動しましょう。

特に、もし離婚となった場合に親権を取得したいのなら、子供を置いて出ていくのは避けるべきです。

子供を置いて出ていったという事実が親権を取るときの判断のマイナス事情になりかねません。

離婚前に出て行けと言われたら(7) 理由を考える

離婚前に出て行けと言われた場合、理由を考えるとよいでしょう。

夫が軽い喧嘩のついでに出て行けという心理の一つに、夫に浮気相手がいて、チャンスがあれば妻と離婚しようと思っているケースがあります。

もちろんモラハラとして「出て行け」という場合もありますが、怪しいところがないか証拠集めをするのがおすすめです。

離婚してもいないのに出て行けと言われたら「同居義務違反」?

離婚をほのめかされ出て行けと言われた場合、夫婦の同居義務違反が問題になることがあります。

順番に見ていきましょう。

同居義務違反とは?

民法は「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と定めています(民法752条)。

これが夫婦の同居義務です。

夫婦関係に特に問題がないのに一方的に出て行った場合などは、同居義務違反にあたる可能性があります。

「離婚だ!出て行け!」と言われたからことを理由として出ていく場合は、夫の発言の状況やあなたの状況や心理状態によって義務違反になるかどうかが変わります。

同居の義務違反にあてはまらないもの

同居の義務違反にあたらないケースとして、単身赴任があります。

また、その他にもお互いに別居に同意している場合やDVなどがある場合、親の介護の必要がある場合や夫婦関係が破綻している場合なども同居義務違反にはなりません。

同居の義務違反で刑罰を科せられるようなことはない

もっとも、同居の義務違反で刑罰を科せられるようなことはありません

ただし、不利益が生じることはあり得ます。

たとえば別居の長期化が離婚原因になったり(民法770条1項5号)、「悪意の遺棄」(民法770条1項2号)にあたると判断されることがあったり、慰謝料を支払う必要が出てきたりなどです。

離婚していないのに出て行けと言われたからと出て行くのは、場合によっては自分にとって不利益になる可能性を頭に入れておきましょう。

離婚前に出て行けと言われたから出て行くと離婚時に不利になる?

離婚前に出て行けと言われたことを理由として出て行った場合、離婚するときにどのように影響するのでしょうか?

別居は夫婦関係の破綻の証拠になる

まず、別居は夫婦関係の破綻の証拠になってしまいます。

たとえ離婚したくないと思っても、別居期間が長いと夫婦関係が破綻しているとみなされ、離婚が認められることがあるのです。

それは別居の始まりが夫から「もう離婚だ!出て行け!」と言われたことによる場合でも変わりません。

夫が「出て行けとどんな心理状態で言ったとしても、その後の別居期間が長ければ、その事実が優先されてしまうのです。

別居中の浮気が不貞行為にならない可能性

別居中の浮気は不貞行為にならない場合があります。

それが、別居により婚姻関係が破綻している場合です。

夫婦関係が破綻している場合、夫婦はお互いに貞操義務を負わなくなります。

そうなると、浮気は貞操義務違反である不貞行為にはあたらなくなり、夫が浮気をしていても慰謝料を取れなくなってしまいます。

別居が夫婦関係の破綻にはならないケース

別居期間は長期に渡らなければ夫婦関係が破綻しているとはみなされません。

婚姻期間との対比にもよりますが、だいたい3年以上の別居があってはじめて夫婦関係が破綻していると判断されるようになります。

もっとも、離婚前に出て行けと言われたからと出て行くのはその行為自体が離婚の引き金になる面があることには注意が必要です。

頻繁に出て行けと言われたらモラハラになる場合も

もしも頻繁に出て行けと言われたら心理的につらいですよね。

モラハラのひとつとして「出て行け」というケースは多々見られます。

もしも頻繁に出て行けと言われているようなら、他の事情と合わせて、相手が離婚原因をつくった有責配偶者であると主張することも考えられます。

このような主張が認められれば、離婚を回避できる可能性があります。

また、モラハラを理由に逆に離婚を請求したり、慰謝料を請求できる場合もあります。

離婚!?出て行けと言われたら弁護士に依頼を!

「離婚だ」とか「出て行け」と言われたら弁護士に相談をするようにしましょう。

弁護士に依頼すると様々なサポートをしてもらうことができます。

弁護士がしてくれること(1) 協議離婚のサポート

弁護士に相談することで、協議離婚のサポートをしてもらえます。

弁護士は、あなたの代わりに相手と話してくれたり、話し合いに同席してくれるため、相手とうまく話し合いができない場合も安心です。

弁護士がしてくれること(2) 調停・裁判のサポート

話し合いで離婚が成立しない場合は、調停に進むことになります。

弁護士に依頼すれば、調停についてきてくれたり、調停であなたの代わりに話をしてくれます。

また、調停がうまくいかない場合で裁判になったとしても、引き続き弁護士にお願いすることで自分は裁判所に行かなくても手続を進めることができます。

弁護士がしてくれること(3) 慰謝料請求

配偶者に不貞行為(性交渉など)があったような場合には、配偶者と不貞相手に慰謝料請求ができます(民法709条、710条)。

それ以外でも、配偶者からDVを受けていたなど、配偶者に離婚原因がある場合に離婚をに伴う慰謝料を請求できることもあります。

弁護士がしてくれること(4) 財産分与などの計算

離婚をするとなると、問題になるのがお金や家をどう分けるかや、今後の養育費の金額ですよね。

弁護士は離婚に関する法的問題解決のプロとして、婚姻費用や財産分与、養育費の計算をしてくれます。

※財産分与の結果、家が自分のものになる場合は離婚が決まっても家を出て行く必要はありません。また、自分の独身時代のお金で買った家だったり、相続で自分のものになった家の場合などには、財産分与の結果にかかわらず、出て行く必要はありません。

弁護士がしてくれること(5) 親権取得のサポート

子供がいる場合、親権をとれるかどうかは重要ですよね。

親権を取るためには家庭裁判所がこれまでどう判断してきたかなどの知識や、証拠の出し方などの技術が必要です。

弁護士は法的な家族問題の解決のプロとして親権取得のサポートをしてくれます。

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「離婚だ、出て行け!」と言われたらどうする?対処法7選のまとめ

夫から離婚をほのめかして出て行けと言われると心理的にとてもつらいですよね。

もしも出て行けと言われたら、本当に自分が出て行かなければいけないのか、一度冷静になって考えてみましょう。

もしも、夫と一緒に暮らすことがもう無理だと思えた場合は、離婚も視野に入ってきます。

夫から出て行けと言われたら早めに弁護士に相談することがおすすめです。

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この記事の作成者

カケコム編集部