離婚届の受理を確認する方法〜本当に受理されたか心配?
離婚届を提出後に受理を確認する方法はあるのでしょうか?離婚届を提出しても本当に受理されたのかどうか心配になりませんか?特に離婚届の提出を離婚相手に任せていると「本当に離婚届を提出したの?」と不安を覚えてしまうかも。そんな疑問を持っている方に、離婚届が受理されたかの確認方法について掘り下げていきます。

離婚届を自分で出せないと本当に受理されたか不安ですよね?

関係が破たんして「もう顔も見たくない!」という状態で離婚に至ることは決して少なくないはずです。
そうするとやはり、離婚しようとしている夫婦の片方が離婚届を提出しに行くということが多いのではないでしょうか。
結婚の時は二人で婚姻届けを提出に行ったとしても、離婚の時に仲良く離婚届を二人で提出するということは、あまり見受けられません。
自分で離婚届を提出すれば「確かに離婚届を提出した」「自分がきちんと役所の人に手渡した」という意識が残ります。
しかし離婚相手が提出したなら役所の受理を確認しないと不安感がありますよね。この不安感を解消する方法はあるのでしょうか?
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離婚届の受理を確認する方法
実は離婚相手に確認する以外にも、きちんと離婚届が受理されたかどうかを確認する方法があるのです!
特に自分で離婚届を提出していない場合は受理されたか心配になるもの。ですが心配はいりません。
確認方法はとっても簡単なのです。
それは役所から「確かに離婚届を受理しましたよ」という証明書を発行してもらう方法です。
役所発行の公的な書類ですから、信用力も抜群です。
離婚届の受理を確認する方法(1) 離婚届受理証明書
この証明書を「離婚届受理証明書」といいます。
離婚届が受理されたかどうか不安だという人はこの証明書を取得して確認ればいいですね。
離婚届の受理を確認する方法(2) 離婚届受理証明書の取得の方法は?
離婚届受理確認証明書を取得する方法は簡単です。
自治体の窓口に足を運び、手数料を支払って発行してくれるようにお願いするだけです。
- 印鑑
- 身分証明書(本人確認証)
はきっちり用意して行きましょう。
離婚届の受理を確認する方法(3) すぐに取得できる?バレない?
離婚届受理確認証明書は基本的に離婚届を提出して即日取得することができます。
ただし自治体の方の処理の関係で「数日から一週間お待ちください」と言われることもあります。
また、自治体によっては提出した相手方の委任状を求められることもあります。
自分で取得し難いということであれば専門家の力を借りるのも良いでしょう。
離婚届受理確認証明書を取得したからといって周りにバレる心配はないです。もし可能なら、離婚届を提出した本人にあらかじめ「提出したら証明書をもらってきて」ときっちり言っておくことも重要かも?
相手も離婚を望んでいるなら、お互いの将来のためにきっちり証明書を取得しましょうと離婚の協議の中で話し合っておくのもいいですね。
離婚届は不受理申請できる?

離婚に関して他に覚えておくべき書類の知識はあるのでしょうか。もちろん離婚届も立派な書類。離婚のためには覚えておきたい書類です。
離婚の手続き上特に重要といえば「離婚届不受理申出」です。
離婚届不受理申出ってなに?
離婚届不受理申出とは、「離婚届を受理しないでください」という申請のことです。この申出は、離婚届を相手に勝手に提出されることを阻止する方法です。
どうしてこの届出が離婚の中で重要な届出になるのでしょう?それは、離婚届を提出する際、受け取る側の役所に人は離婚届を提出する人に対してその理由については確認しないからです。
どういうことかというと、もしあなたが一度でも離婚届にサインをしてしまっていて、後々考えが変わりやっぱり離婚したくない!と思ったとしても役所にその離婚届さえ提出して受理されてしまえば、離婚が成立してしまいます。その決定を後から覆すのは非常に難しくなってしまいます。
意に反する離婚届で泣きを見ないためにも不受理申出はとても大切なことなのです。
申出をすることにどんな意味があるの?
離婚協議中に慰謝料や財産分与、養育費で揉めてしまい、「きちんとお金の取り決めが終わるまで離婚届に判子は押しません」と主張したとしても、相手が勝手に提出してしまうことも考えられます。
中には弁護士に相談している最中に離婚の相手方に勝手に離婚届を提出され逃げられてしまうケースも!
勝手に提出されてしまえば話し合いの余地なく「もう離婚が成立しました」と言われて話し合いが終わってしまう可能性もあります。
そこで活用できるのがこの「離婚届を受理しないでください」と自治体に申出する方法なのです。
離婚届受理証明書と同じくらい離婚において重要な離婚届不受理申出は、相手が話し合いに応じなさそうな場合、そしてお金の問題でとにかく揉めている時に有効な方法です。
相手に勝手に離婚届を提出されて逃げられてしまうことを防ぐためにも、揉めそうな時は真っ先にこの申出を提出しておくメリットがあります。
離婚届不受理申出はどうやって申請するの?
離婚届不受理申出の方法もとても簡単です。
役所の戸籍係が管轄になります。役所に足を運び手続きをするだけです。
- 印鑑
- 身分証明書(本人確認証)
を忘れずに持っていくようにしましょう。
申出のタイミングがよくわからないという時は離婚問題に強い弁護士に相談し、話し合いの進展に合わせて申出や証明書の取得を使い分けることがポイントです。
離婚届について詳しく知りたい人はこちらも合わせて読んで見てください!
離婚届の受理を確認する方法〜本当に受理されたか心配?のまとめ

離婚届が受理されたかどうかを確認する方法としては「離婚届受理証明書」を自治体に発行してもらうという方法があります。
離婚届を勝手に提出されない方法と合わせて覚えておくのがいいですね。
何より大切なのは離婚をスムーズに進めることです。
離婚届受理証明書を含め、適切な証明書の取得にも力を貸してもらえますので、離婚問題で心配事があれば専門家に相談することをお勧めします。
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離婚に強い弁護士に依頼をすることで財産分与などのお金の問題をスムーズに進めることができますよ。
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