騙されて離婚した…|離婚の取消しはできる?

離婚詐欺ってご存知ですか?「もう離婚届を出してしまったし...」と諦めかけていませんか?それは離婚詐欺かも!?実は騙されてしてしまった離婚は取り消すことができます。また騙されたせいで受けとれなかった慰謝料や共有財産も請求することが可能です。離婚詐欺の取り消し方、離婚詐欺はどのようなケースなのか、ご紹介いたします。

男女の事故・トラブル(1315)離婚(655)
目次
 

騙されて離婚したから取り消したい!

「離婚したくなかったけどしぶしぶしてしまった…でも実は騙されてたなんて!」
 
こんな離婚詐欺にあってしまい途方にくれていませんか?
 
その離婚取り消すことができるかもしれません。
 
離婚詐欺の取り消し方と対処法についてご紹介させていただきます。
 
取り消さなくてもいいって人も、本来もらえるはずだったお金を請求する方法もお伝えするので参考にしてください。

無料の電話相談で探偵を見つけてもらう

簡単な質問に答えて弁護士に相談する

 

騙されて離婚してしまう離婚詐欺ってなに?

離婚詐欺って耳慣れないワードですよね。
 
まずは離婚詐欺ってどういう意味なのか確認していきましょう!

離婚詐欺とは?取消しできる?

「離婚詐欺」は造語で、「結婚詐欺」ほどの定義が定まっているわけではありません。
 
(※そもそも「詐欺」という言葉自体が法律上かなり複雑な意味を持つことも理由です。)
 
そこで本記事では「離婚の意思のない配偶者を騙して離婚に合意させる行為」と定義します。
 
結論からいえば、騙されている状態での合意は法律上取り消すことができるので、離婚の取消しも可能です。
 
また、離婚時の経済的な不利な条件をくつがえし金銭の返還請求ができます。 

離婚詐欺はよくあるの?

離婚詐欺の訴訟件数はそこまで多いわけではありません。
 
理由としては、どうしても離婚したい際に、通常は調停等を利用するため、離婚詐欺をする人が多くないことが考えられます。
 
また、離婚詐欺を取り消すことができることを知っている人が少ないからという理由も考えられます。
 
離婚詐欺に気付いても泣き寝入りするケースが多いため、離婚詐欺というのが取り沙汰されないのでしょう。
この記事を読んだ人はぜひ覚えておいてくださいね!

離婚詐欺の例|これって離婚詐欺?

離婚詐欺はどのようなケースがあてはまるのでしょうか?
 
具体例をあげてご紹介したいと思います。

これって離婚詐欺?(1) 借金があるから形だけ…は離婚詐欺の可能性が高い

借金があるから形だけ離婚しようといい、財産分与などについて特に決めることもなしに離婚した。
 
形だけなので、もちろんすぐに戻ってくると思った。
 
しかしそれ以降戻ってくることはなかった、、
 
これは離婚詐欺になります。
 
請求すれば離婚を取り消せる可能性が高いです。
 
また離婚を取り消さず、受け取れるはずだった財産分与分の金銭や慰謝料を請求することもできます。

これって離婚詐欺?(2) 不倫中の「絶対離婚する」は離婚詐欺とはいえない

不倫関係のときに、「絶対離婚する」といわれるものの、離婚せずに結局不倫関係が終わってしまったということはよくある話です。
 
この場合は、残念ながら離婚詐欺にはあたりません。
 
離婚詐欺とは結婚した人が離婚するときに問題になるものだからです。
 
文句を言って相手に迫ったら逆に相手の配偶者にバレて慰謝料請求をされる場合があります。
 
ただし、離婚するし、離婚したら絶対に結婚する!というのは
 
嘘の婚約で慰謝料を請求できる可能性があります
参考:離婚する気がない男性の特徴7つ|不倫を続けてもリスクだけ?

離婚詐欺をされた場合できることは?

離婚詐欺としてようやく認められたとして具体的にどういった取り消しの手続きがあるのでしょうか?
 
警察にいくの?役所にいくの?裁判所に行くの?
 
このような疑問が生まれると思いますので、簡単にまとめてご紹介します。

離婚詐欺の取消し請求のやり方(1) 家庭裁判所で協議離婚取消し調停をする

離婚に合意した土地を管轄する家庭裁判所で調停を申し立てます
 
詐欺という事実について家庭裁判所が調査し、審判します。

離婚詐欺の取消し請求のやり方(2) 取消し調停が不成立なら協議離婚取消し訴訟をする

取消し調停が不成立だった場合には、家庭裁判所に訴えを提起します。
 
裁判所が請求を認容すれば、離婚の取消し成立となります。

離婚詐欺の取り消し請求のやり方(3) 離婚の取消しを届け出る

判決だけで戸籍が訂正されるわけではありません
 
判決確定後に、戸籍の訂正を申請することで、離婚の取消し手続きが終了します。

詐欺による離婚取消し請求するときの注意点

 
離婚詐欺の事実が発覚して、離婚詐欺を取り消したいと思っても注意しなければならない点があります。
 
もしかしたら取り消せなくなってしまう事態にもなりかねませんので、ご紹介させていただきます。

離婚取消し請求をするときの注意点(1) 騙されたことを知った時点から3ヶ月の時効がある

騙されたこと知ってから3ヶ月以内に取り消しの手続きをしないと、時効で取り消せなくなります。
 
注意すべきは騙されたことを知った時点から3ヶ月です!

離婚取消し請求をするときの注意点(2) 追認してしまったら取り消せない

騙されたことを知ってから、再びその離婚について認めてしまった場合(「追認」した場合)には取り消すことはできません

取消請求前前に、追認しないよう言動に注意しましょう。
民法764条 …第747条の規定は、協議上の離婚について準用する
民法747条
1項 詐欺又は強迫によって婚姻をした者は、その婚姻の取り消しを家庭裁判所に請求することができる。
2項 前項の規定による取消権は、当事者が、詐欺を発見し、若しくは強迫を免れた後3箇月を経過し、又は追認をしたときは、消滅する

離婚取消し請求をするときの注意点(3) 調停・裁判離婚の結果が出てからでは基本的には取り消せない

調停・裁判離婚の場合、結果が出てからでは離婚の取り消し・無効を主張することは基本的にできません
 
ただし、特に調停の場合、離婚の前提となった事実に誤りがあった場合には訴訟で争うことが可能です。
 
離婚詐欺の場合(つまり、浪費による多額の借金や不貞行為などが、離婚したいがための嘘だったことが調停後に発覚したような場合)はこれに当たり得ます。

※判決確定後も、再審事由がある場合には例外的に結果を争うことができる場合があります

このように、一定の場合には離婚の成否を争うことができる場合があるので弁護士に相談しましょう

離婚詐欺を取り消したいけど誰に相談すればいいの?

 
離婚詐欺を取り消すために、
  • 「そもそも私の場合は離婚詐欺にあたるのか?」
  • 「様々な手続きを私1人でするの?」
といった不安があると思います。
 
離婚詐欺について心強い味方を紹介させていただききます。

不倫の証拠収集は探偵に依頼を

離婚詐欺の動機が「不倫相手と再婚するため」である場合もあります

離婚詐欺の証拠になり得る、不倫の証拠収集をするために、探偵へ相談しましょう。

直ちに弁護士に相談を!

離婚取消しの主張には3箇月の期間制限があります。 
 
取消しには法的な手続きが必要とされるので、ただちに弁護士に相談しましょう

騙されて離婚した…|離婚の取消しはできる?のまとめ

「離婚詐欺」という語は一般的ではないので、被害に遭っても泣き寝入りをしてしまいがちだと思われます。

しかし、民法は離婚詐欺の取消しという手段を用意してくれています。

法律を味方につけて、よりよい人生を勝ち取っていきましょう。

まずは、弁護士に相談してみましょう。

無料の電話相談で探偵を見つけてもらう

簡単な質問に答えて弁護士に相談する

この記事の作成者

カケコム編集部