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離婚しない方法は?絶対離婚したくない人が知っておくべき対処法6選

相手から離婚を切り出されて、離婚しない方法を探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時に役に立つ離婚しない方法を6つご紹介します。また、どんなに離婚をしたくないと思っていても離婚に応じざるを得ないケースもありますので、そちらもあわせてご紹介します。「配偶者から離婚を切り出されそうで怖い」「離婚を切り出されているが絶対に応じたくない」という方は必見です。

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「配偶者から離婚を切り出されているけれど、離婚したくない」
「配偶者から離婚を切り出されたわけではないが、最近仲が悪く、離婚に発展しないか不安」
というお悩みを抱えている人は、弁護士へ相談することで下記のようなことを実現できる可能性があります。

Point

・配偶者に対して、離婚を考え直してもらうよう弁護士が交渉してくれる。
・万一離婚することになってしまった場合は、できるだけあなたにとって有利な条件で離婚できるよう動いてくれる。
・その他にも、疑問点や不明点があれば丁寧に回答してくれる。

カケコムでは、あなたにあった弁護士を見つけるサービスを提供しています。

離婚したくなくても応じざるを得ないケースとは?

離婚の話が裁判まで発展した場合、離婚を請求されている側に法定離婚事由(裁判で認められる正当な離婚理由)に該当する行為があると判断できるケースだと、離婚の判決が出ることになります。

法定離婚事由の内容は、下記の民法770条の通りです。

第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

出典:民法

具体例を挙げると、肉体関係のある不倫があった場合や、DVやモラハラがあった場合、長期間の別居がありすでに夫婦関係が破綻していると認められる場合等です。

より詳しく法定離婚事由について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

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法定離婚事由に該当するような状況があなたに認められる場合は、裁判上で離婚を回避することは難しいといえますので、その際は諦めて、できるだけあなたにとって良い条件で離婚できるように行動するのが賢明かもしれません。

離婚条件について相手と交渉する際には、ぜひ弁護士にご相談ください。

離婚問題に精通している弁護士であれば、不利な状況の中でもあなたにとって極力良い離婚条件を結べるよう、尽力してくれるでしょう。

カケコムには初回の相談を無料で受け付けている弁護士も登録していますので、一度お気軽にご相談ください。

絶対に離婚したくない!離婚しないためにはまずどうしたらいいの?

旦那と離婚したくない場合、まずはどうしたらいいのか気になるところですよね。

離婚したくない!まずあなたがやるべきこと(1) 協議でしっかり拒否の意思を示す

離婚の話し合いを行う場合、まずは夫婦間のみで話し合う「協議」を行い、それでも話がつかなければ家庭裁判所で行う「調停」へ、それでも決着がつかなければ「裁判」へ移行していきます。

離婚の流れ

この内、協議には決まりごとがないため、どのような理由でも相手が同意すれば離婚が成立しますし、反対にどのような理由であっても(裁判上で認められる程度の正当な理由があっても)離婚を拒否すれば協議離婚は成立しません

そのため、協議の段階ではしっかりと拒否の意思を示すようにし、離婚に合意しないようにしましょう。

「離婚したい」といわれ、ショックを受けたとは思いますが、この知識を踏まえて冷静に対処していきましょう。

離婚したくない!まずあなたがやるべきこと(2) 離婚届不受理申出

先ほど相手から一方的に離婚はできないと説明しました。

しかし、離婚届はどちらか一人でも提出することはできます。

そのため、配偶者が勝手に署名捺印して離婚届を提出し、知らないうちに受理されてしまうことがあるのです。

離婚届の偽造は犯罪になる可能性がある行為ですが、偽造された離婚届であっても受理はされてしまい、形式的には離婚が成立してしまうので、そのような事態を防ぐため、念のために市区町村役場で「離婚届不受理申出」を提出しておきましょう。

離婚したくない!まずあなたがやるべきこと(3) なぜ相手が離婚したいのかを考える

「離婚したい」と言われるまで、離婚について考えていたなんて気づかなかった…という人は意外と多いのではないでしょうか。

これを機になぜ相手が離婚したいのか、自分に反省するところはないのかを考えてみましょう。相手が話に応じてくれるのであれば、直接原因を聞いてみるのも一つの手です。

「これかも」と思うような原因があれば、「悪いところを改善するための猶予期間がほしい」と相手に伝え、意識的に直していき、それを相手にもしっかりと見てもらいましょう。

実際に改善することができたり、改善するためにあなたが努力しているところが見えれば、相手も離婚を考え直してくれるかもしれません。

離婚したくない!まずあなたがやるべきこと(4)-1 配偶者に直接話を聞く

自分の考えが固まった、もしくはどうしても離婚の原因がわからないと言う人は、配偶者に直接話を聞いてみましょう。

もしかしたら、そんな理由で?と思ってしまうような答えが返ってくるのかもしれません。

ここで大切なことは、冷静に話を聞くこと、その問題はどうしたら解決できるのかを考えることです。

離婚は人生を変えてしまうような影響を持っているので、冷静にお互いに答えが出るまで、話し合うべきです。

離婚したくない!まずあなたがやるべきこと(4)-2  配偶者の両親や友人に聞く

配偶者に直接話を聞ければ良いですが、実際には「離婚したい」と言った配偶者と冷静に話ができない、会話に応じてくれないという人もいるでしょう。

そういう方は、配偶者の周りの人に話を聞いてみましょう。

共通の友人、義両親など思いついた人に話を聞いてみると正直な配偶者の気持ちがわかるかもしれません。

離婚しない方法〜離婚に至らないために気をつけるべき3つのこと〜

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離婚しないですむなら、誰もがニコニコと生活できれば、こんなに良い事はありません。

離婚をするということはとっても労力を使うものです。

複雑な手続きや話し合いなどが長期にわたった結果、離婚することによってクタクタになっている人も少なくないのです。

離婚しない方法があればそれを参考にして夫婦生活を長続きさせたい!と思いませんか。

離婚しない方法(1) 何もかもを求めないこと

離婚しない方法には、思っているより簡単な発想の転換が有効な一つの手段になり得ることがあります。

それは自分にも相手にも、「ほどほどに」という気持ちです。

几帳面な人は、生活上のあらゆるところに完璧を求めたがりますが、自分に求めすぎても疲れますし、相手に求めるとストレスがたまります。

夫婦生活は完璧である必要は無いのです。

どちらかの足りない部分をお互いが補えあえれば良い事です。

離婚しない方法の一つとして、のんびりと二人で歩いていこうという気持ちを持ってみませんか?

自分に対しても、相手に対しても…。

離婚しない方法(2) わざわざトラブルを持ちかけない!そのもめごと必要?

離婚したいとまでは思わなくても、時には配偶者に対してイラッとする時もあるでしょう。

何か文句を言いたい気持ちはわかりますが、それはどうしても言わなくてはいけない事でしょうか。

一晩眠れば忘れてしまうようなささいな事を、いちいち文句を言って波風を立ててしまうなら、黙って眠ってしまうのが離婚しない方法の一つとして重要です。

もし、配偶者からそんな事を言われた時もムキにならずに「ごめんなさい。気をつけるわ」とサラリとかわして気にしない事も離婚しない方法として大事です。

離婚しない方法(3) 1人の時間も大切に

新婚ならいざ知らず、夫婦で何年も一緒に生活していれば、一人の時間が大切になってきます。

自分も配偶者も、個人的な趣味の時間があれば、日頃のストレスから開放されます。

ちょっとだけ、家庭の中で距離や時間を作るのも離婚しない方法のひとつです。

自分の生活が満足していれば相手に対するイライラも減り、無駄な争いも減るでしょう。

離婚しない方法として一人でいられる時間を持つ事は、こういった理由から有効なのです。

離婚しない方法〜相手から離婚を言い渡されたときやってはいけない3つのこと!〜

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離婚したくなのであれば、これだけは絶対にしないようにしましょう。

離婚しない方法(4) 別居は絶対にだめ|結果的に離婚する確率が非常に高い

冷静になる事が良いとは言っても、別居してお互いの気持ちを見つめ直そうなどという提案には極力回避しましょう。

別居は離婚をしないと決めている人には、おすすめしない方法です。

なぜなら、別居が長期間に及んでしまった場合、結果的に夫婦生活が破綻しているとみなされ、離婚原因になってしまうからなんです。

お互いの気持ちを見つめ直すにしても、同じ家に住み続ける事が大事です。

離婚しない方法としての別居は絶対にやってはいけないことです。

離婚しない方法(5) 相手の居場所を突き止める、後をつける等は危険

相手に離婚したいと言われているわけではないけれど、相手の様子が最近おかしく、「もしかして浮気しているのでは?」と思ったとしても、相手の後をつけたり、詮索したりすることは控えた方が良いでしょう。

結果的に相手が浮気も何もしておらず、あなたが詮索していたことを知った場合、元々は「離婚をしたい」と思っていなかったのに、それをきっかけに「離婚したい」と考えてしまう可能性があります。

もし本当に相手の行動が怪しく、浮気をしているかの真実を知りたい場合は、プロの探偵に依頼するのが良いでしょう。プロであれば勘付かれる可能性もかなり少ないはずです。

離婚しない方法(6) 離婚したい理由をしつこく問いただすこともNG

離婚をしたいと切り出された時の話し合いにも、良い方法があります。

それは感情的にならない事です。

ショックなのはわかりますが、こちらが感情的になればなるほど相手も必至になって自分の意見を通そうとするでしょう。

お互い落ち着いて話し合えば解決する事かも知れません。

あなたが離婚しないと決めているなら、まずは、相手の話を良く聞いて、その不満や不平をどうしたら取り除けるのかという方法を考えてみてはいかがでしょうか。

冷静な思考は離婚しない方法として有効です。 

離婚しない方法〜それでも相手が離婚したがったら〜 

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あなたが出来るだけ冷静に対処し、相手の話を聞き出しても、相手の離婚したいという気持ちが思った以上に固まっていたら、なかなか元に戻すのも大変ですね。

そんな時に試して欲しい離婚しない方法を3つご紹介します。

離婚したくないのであれば、第三者に相談するのが効果的!

自分たち二人だけで話をするのにも限界があります。

あなたが離婚しないと決めていても、相手が離婚したいと思っていたらずっと平行線のままです。

そんな時には第三者に間に入ってもらうのが離婚しない方法として有効な手段です。

その時に間に入ってもらうのは、出来るだけ二人に平等の立場にいる人が良いでしょう。

あなたに近い人なら相手が不満でしょうし、相手に近い人なら二人がかりで離婚を進められてしまうかも知れないからです。

そんな時に良い方法として、弁護士に相談に行くのがおすすめです。

この場合には相手の離婚請求が通るのか、相手の離婚について言っていることが法的に正しいのかなどを確認することができます。

また、弁護士に相談することで、弁護士があなたの希望を汲み取って相手と代理で交渉を行ってくれ、結果的に相手を説得してくれる可能性もあります。

説得力をもって相手と交渉をするのが難しいと感じる方は、お気軽に弁護士にご相談ください。

調停を行うことも一つの手段

もし夫婦間での話し合いをしていて、それでも話がまとまっていない場合は、家庭裁判所の調停委員を交えて話し合いをする「調停」を申し立てるのも一つの手段です。

調停なら調停委員が夫婦の間に入って話を進めてくれるため、相手の顔を見ず、冷静に話し合いを進めることができます。

どうしても離婚の話し合いは感情的になってしまう部分もあるかと思いますので、その際は調停制度に頼ってみましょう。

調停についてより具体的に知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

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離婚について詳しくなろう〜協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚〜

離婚しない方法として、離婚について詳しく知っておく事も大切です。

なぜかと言うと、相手から離婚調停の申し立てをされた時に、自分が離婚したくないという意志をはっきりと伝え、調停委員にもこちらの味方になってもらいやすくなるからです。

離婚しない方法としては、こちらには円満な夫婦生活を続ける意志があるという意思表示と、そのために努力をしているという事実関係をハッキリと伝えられるようにしておく事です。

民法上の離婚事由を確認しよう

記事の冒頭で説明した通り、いくら自分が気をつけていても、法律で婚姻生活を続ける意志が見えないと思われるような行動を取っていては、相手の思うように離婚を進められてしまいます。

民法770条には

  • 配偶者の不貞行為
  • 配偶者から悪意で遺棄される
  • 配偶者の生死が3年以上明らかでない
  • 配偶者の強度の精神病にかかり、回復の見込みがない
  • その他婚姻を継続し難い重大な事由

という5つの離婚事由があります。

これに該当しないよう行動に気をつけるのが離婚しない方法となります。

離婚をしそうになったら、いち早く弁護士に相談し、どのような法的問題が発生し得るか・どのように対応すべきかを確認しましょう。

その上で、弁護士に対応を依頼すれば、心身ともに少ない負担かつ有利な条件で離婚することができます

カケコムでは、簡単な質問に答えるだけで、無料であなたにぴったりの弁護士から連絡が届きます。ぜひ連絡のあった弁護士と法律相談を重ねた上、人生の再出発に踏み出してください。

【離婚しない方法を知りたい人必見】これさえすれば離婚回避できる6つのこと

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離婚しない方法を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

相手が離婚を望む時には、円満調停(夫婦関係等調整調停)という調停の申し立てをして夫婦仲を回復するようにする事も出来ます。

調停は離婚だけで、離婚したい方しか利用できないと思われがちですが、このような制度も利用していくと良いでしょう。

どうしても自分一人で解決できない場合は、離婚問題に強い弁護士に相談するなどして、冷静に夫婦生活を回復させる話し合いを進める事も大切です。

離婚しない方法についてさらに詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧ください!

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