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働かない妻と離婚できる?どうしたら離婚できるかお教えします。

最近は共働き夫婦が多くなっていますが、中には働かない妻と離婚したい、と考える男性もいるでしょう。妻が専業主婦で働いて欲しいのに働かないという場合、それを理由に離婚することはできるのでしょうか?妻は働かない理由や、働かない妻と離婚したいという状況を回避する方法など、詳しく見てみましょう。 

妻が働いてくれない場合の対処法

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働かない妻の心理とは

働かない妻と離婚する前に、なぜ妻は働こうとしないのかを考えてみましょう。離婚よりも妻が働き始めて生活が安定することのほうが良いはずです。妻に働いてもらう可能性を上げるために、まずは働かない理由を考えてみましょう。

働かない妻の心理(1) 単に働きたくない

シンプルに働きたくない、という方も多いのではないかと思います。特にしばらく専業主婦として生活していた場合、働くことへのハードルが高まっていることもあるでしょう。また、もし結婚当初は専業主婦としての生活を約束していた場合はそもそも選択肢にないこともありえます。
もしこのような状況の場合、具体的に現在の支出と収入を数字で示し、現在の生活を維持したり、子供に希望する学習環境を提供したい場合、妻が働く必要性を実感して貰う必要があるかもしれません。

働かない妻の心理(2) 周りの奥さんも働いていない

妻だけでなく、周りにも専業主婦が多くて、働かないことが当たり前だと思っているという状況も考えられます。普段付き合う相手が専業主婦ばかりなら、働きたくないと思っても不思議ではありません。
そうだとすれば自分の周りの共働き夫婦の話をしたり、それによって奥さんの生活がどれくらい楽しそうか、というメリットを話したり、「働かないのがもったいない」など、褒めて意欲を持ってもらうことも考えましょう。

働かない妻の心理(3) 家事・育児との両立ができない

子供がまだ小さい、家が広いなど、家事・育児との両立ができないと思い、働かないという女性は多いでしょう。
働かない妻と離婚したいと思っても、子供の世話や家事で忙しくしているうちは、実際に働く余裕がありませんので、なかなかこちらを向いてくれないかもしれません。

働かない妻の心理(4) 就職先を選びすぎている

働く気はあるものの、妻が就職先を選び過ぎていては、なかなか仕事は見つからないでしょう。探す条件が厳しすぎたり、ある特定の職場にこだわっているなどの場合には、希望の場所で採用になるまで時間がかかるのは当然かもしれないですね。
専業主婦であれば会社の事情や、職場環境の見立てなどをひとりでやること自体が難しいかも知れません、可能であれば一緒に仕事を探してあげるようにしましょう。

働かない妻との離婚は可能なのか

働かない妻というだけの理由で、離婚は認められるのでしょうか。

合意があれば離婚理由は何でもよい

夫婦同士のみで離婚協議をする場合、双方の合意さえあれば離婚は可能です。日本の離婚の9割はこの夫婦同士の協議離婚であり、かつ迅速で費用もかかりません。

合意がなくても離婚事由があれば離婚可能

働かない妻と離婚したいと思っても、相手の合意がない場合、以下のような法律で離婚が認められた離婚事由があれば、調停や裁判等で離婚できる可能性があります。働かない妻に離婚を請求しても断られたと諦めず、離婚事由をまずは確認してみましょう。

民法770条

  1. 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

    一 配偶者に不貞な行為があったとき。
    二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
    三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
    四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
    五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

離婚事由があるか分からない場合、弁護士に相談して、離婚できる理由があるかどうかを確認しましょう。

協力義務違反を証明できれば

働かない妻と離婚をする場合、夫婦の協力義務に違反している、といえれば離婚できることがあります。例えば、下記のような条件があるのなら、離婚できる可能性があるかもしれません。ただし、下記の原因が病気等にあるのであれば、離婚することは難しくなります。

  • 仕事だけでなく家事も育児もしない
  • 働かないだけでなく浪費癖がある

働かない妻との離婚を考えたら

働かない妻との離婚、やっぱり避けることはできない。働かない妻と離婚したいと本気で考えているのなら、何からするべきでしょうか。

離婚のメリット、デメリットを比較

働かない妻との離婚を考えている場合、離婚のメリットとデメリットを比較してみましょう。離婚のメリットは、下記のようなものがあると思います。

  • 妻の浪費に悩まされない
  • 生活レベルが上がる可能性がある
  • 仕事のできる女性との再婚を考えられる

反対にデメリットは、下記のようなものが挙げられるでしょう。

  • 家事や育児の負担が増える可能性がある
  • 心の支えがなくなる可能性

離婚ですべて解決できるわけではありません。なのできちんとどうなるのかを考えながら、自分の中で結論を出していきましょう。

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働かない妻と離婚したい場合のまとめ

働かない妻と離婚したいなら、まずは妻側の気持ちも考え、働かない妻との離婚を回避する方法も探ってみると良いでしょう。
 
色々と考えても、やはり働かない妻と離婚したいのなら、専門家である弁護士に相談することをおすすめします。妻が専業主婦で働かないなどの相談にも乗ってくれますし、いざ離婚する際の手続きもスムーズに行えるでしょう。
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