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別居と離婚はどちらが得?実際の体験談を交えて後悔しない選択方法を解説

別居と離婚はどちらが得なのでしょうか。結婚をしたものの、配偶者とうまくいかずに、別々の生活を望む場合には別居か離婚どちらかを選ぶことになりますよね。今回はそれぞれのメリット・デメリットをまとめ、別居と離婚どちらが得かを比較して考えてみましょう。

離婚と別居どちらを選んだかのアンケート結果

離婚と別居はどちらが得か

夫や妻と一緒に暮らせないと思ったら、離婚か別居をする選択肢を迫られます。

そのとき、離婚と別居ではどちらが得なのか悩みますよね。

別居と離婚には、どちらもメリットとデメリットがあります。

なので、まずは別居と離婚のメリットとデメリットを理解し、どちらが得なのか考えてみましょう。

記事の後半では、実際に別居か離婚を選択した方の体験談を掲載しています。

あなた自身が後悔のない選択をできるよう、参考にしてみてください。

離婚より別居を選んだ方が良いケース5選


離婚より別居を選んだ方が良いケースをご紹介します。
 

離婚より別居を選んだ方が良いケース(1) 離婚に必要となる面倒な手間を省きたい場合

離婚より別居を選んだ方が良いケースは、離婚に必要となる面倒な手間を省きたい場合です。
 
というのも、離婚には面倒な手続きや話し合いが多く、別居を選ぶことでその面倒を回避することができるからです
 
面倒な手続きとは、例えば協議で離婚の話がまとまらず、調停や裁判へ移行した際に必要となる申し立てなどです。
離婚には配偶者と別れることができるメリットはあるものの、そこにたどり着くまでは時間も苦労もかかります
 
そのため、一緒には住みたくないけれど離婚するほどでもない場合は、まず別居からする方が良いでしょう
 

離婚より別居を選んだ方が良いケース(2) 離婚に必要となる費用を省きたい場合

離婚より別居を選んだ方が良いケースの3つ目は、離婚に必要となる費用を省きたい場合です。

というのも、別居で新居を借りる場合は引っ越し費用等がかかりますが、離婚はその費用に加えて離婚に関する手続きにかかる費用や、場合によっては弁護士費用がかかってくるのです。

そのため、一緒には住みたくないけれどそこまで費用が潤沢にあるわけではない場合は、一旦別居を選び、費用が貯まってから離婚請求をするなどの手段に出るのが良いでしょう。

離婚より別居を選んだ方が良いケース(3) 冷静に考えるチャンスが欲しい場合

離婚より別居を選んだ方が良いケースの3つ目は、冷静に考えるチャンスが欲しい場合です。
 
というのも、離婚や別居で悩むほど夫婦仲が悪い状態で同居しているとより相手の嫌な部分が目についてしまう可能性が高いですが、別居で相手と離れることで相手のありがたみや良さを思い出す機会を作ることができるからです。
 
別居をして冷却期間を置くことで、配偶者への気持ちが変わるかもしれません。

離婚より別居を選んだ方が良いケース(4) 世間の目が気になる場合

離婚より別居を選んだ方が良いケースの4つ目は、世間の目が気になる場合です。
 
というのも、別居であれば苗字が変わらないため職場の人などに察されにくいですが、離婚してしまうと苗字の変化などから察され、離婚したことを質問攻めされる可能性もあるからです。
 
ただ、下記通り、民法第767条により、離婚したとしても手続きをすれば苗字を変えずに生活することも可能です。
第七百六十七条 婚姻によって氏を改めた夫又は妻は、協議上の離婚によって婚姻前の氏に復する。
2 前項の規定により婚姻前の氏に復した夫又は妻は、離婚の日から三箇月以内に戸籍法の定めるところにより届け出ることによって、離婚の際に称していた氏を称することができる。

離婚より別居を選んだ方が良いケース(5) 配偶者の扶養に入っていたい場合

離婚より別居を選んだ方が良いケースの5つ目は、配偶者の扶養に入っていたい場合です。

というのも、離婚をすると配偶者の扶養から外れ、扶養に入っているから受けられていた制度が受けられなくなってしまうからです。

特にダメージが大きいと予想できるのは、収入がない専業主婦の方や、収入はあるが配偶者より少なく、配偶者から生活費をもらっている方の場合です。

離婚をすると、子供が居る場合を除いて配偶者から生活費をもらうことは難しいため、今のご自身の収入や貯蓄で離婚後の生活が厳しいようであれば、一度別居を選んでから離婚を考えるのが良いでしょう。

別居より離婚を選んだ方が良いケース3選

 
次は、別居より離婚を選んだ方が良いケースをご紹介します。

別居より離婚を選んだ方が良いケース(1) 恋愛や再婚をしたい場合

別居より離婚を選んだ方が良いケースの1つ目は、恋愛や再婚をしたい場合です。
 
というのも、別居中に恋愛をすると不倫行為になりますし、その不倫に肉体関係があった場合は「不貞行為」という民法で定められた不法行為にあたり、離婚請求や慰謝料請求を受ける可能性もあるからです。
 
再婚に関してはもちろん、別居期間中は不可能ですし、離婚後再婚するとしても再婚禁止期間があるため、すぐの再婚はできません。
 
そのため、新しい恋愛を法に問われずしたい場合や早く再婚したいと考えている場合は、離婚をする方が良いでしょう。

別居より離婚を選んだ方が良いケース(2) 手間や費用がかかっても婚姻関係を解消したい場合

別居より離婚を選んだ方が良いケースの2つ目は、手間や費用がかかっても配偶者との婚姻関係を解消したい場合です。
 
前述したように離婚には手間や費用がかかってしまいますが、それでも婚姻関係を解消したいほど心的ストレスが大きい場合は、自分の心身の状態を健康に保つことを最優先で考え、決断しましょう。

別居より離婚を選んだ方が良いケース(3) 財産分与や慰謝料をもらいたい

別居より離婚を選んだ方が良いケースの3つ目は、財産分与や慰謝料をもらいたい場合です。
 
例えば、相手が不貞行為をしていたなど、相手に過失があった場合、慰謝料の請求が認められる可能性があります。
 
離婚をしなくても配偶者に慰謝料請求をすることはできますが、それで慰謝料請求が認められてもお金が家庭内で移動するだけですし、配偶者が要因で離婚に至った場合と至らなかった場合では精神的負担が違うとして、慰謝料額も変わってくることがあります。
 
そのため、財産分与や慰謝料請求をしたい場合は離婚をした上で請求をした方が良いかもしれません。
 
また、離婚すると財産分与も発生するため、夫婦で築いた共有財産の何割かをもらうことができます。
 
もし財産分与や慰謝料請求などに不安がある方は、一度弁護士に相談してみましょう。
 
弁護士なら、代理で交渉してくれることもあります。

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実際に離婚か別居を選んだ人の体験談

別居と離婚、どちらを選んだ人が多いのか

カケコムでは、実際に配偶者と別居か離婚をした人100名を対象に、「配偶者と別れたいと考えたとき、別居と離婚どちらを選んだか」をアンケートしました。

その結果が下記グラフです。

離婚と別居どちらを選んだかのアンケート結果

離婚を選択した人が49%、別居を選択した人が51%と、約半数ずつに分かれました。

また、男女別で見た場合 は、下記通り、男性は離婚を選んだ比率の方がやや多く、女性は別居を選んだ比率の方がやや多いです。

離婚と別居どちらを選んだかのアンケート結果(男女別)

別居を選んだ方の意見

女性が別居を選ぶ意見として多かったのは、下記のような子供に関連する理由が目立ちました。

40代女性

まだ子どもが生まれたばかりで自分で自立して生活する自信がなかったのでとりあえず自分の実家に戻ることで別居の道を選びました。

40代女性

子供もいたので離婚となると大げさになってしまうため。

40代女性

子供がまだ小さかったのでやり直せる可能性は残したかったことと、別居している間に少し時間をかけて頭を整理できると思ったので。

一方で、別居を選んだ男性の中にも子供に関連するものが一部ありましたが、下記のように、復縁をするための前向きな行為として別居を選択したという意見が目立ちました。

30代男性

嫌いになったわけではないため。

30代男性

まだお互い好きで復縁できる可能性があったため。

20代男性

好きな気持ちは変わらなかったので。

離婚を選んだ方の意見

離婚を選んだ女性の意見としては、「もうこの人とはやっていけないと思ったから」というような一般的な離婚理由も多くありましたが、金銭的な問題やモラハラなど、離婚しなければ自身に被害が及んでしまうような理由も目立ちました。

30代女性

金銭的な問題だったので、別居では解決されないと判断したため。

20代女性

生活費を無断で使われてしまうことが多かったため、これ以上一緒にいても自分が生活できなくなってしまうと考えたため。

30代女性

別居の後、離婚しました。
モラハラを受けており、心身ともに疲弊し友人や親からの助言もうけたため、離婚に踏み切りました。

20代女性

夫からの暴力が酷くて、別居してもまた会ったときに暴力を振るわれる可能性があると感じたため。

離婚を選んだ男性の意見としては、下記のように関係修復ができないからというものが目立ちました。

40代男性

別居して距離を置くことで、冷静な考え方になれる可能性もあります。しかし、夫婦関係が崩壊して会話もない状態でしたので、修復のチャンスはないと考えて離婚しました。

40代男性

別居しても関係が修復できるとは考えられなかった。あときっちりとけじめをつけたかった。

30代男性

もし、やり直せる余地があると判断すれば、別居を選んでいたと思いますが、その時点で、やり直せる余地は無いと判断したので、離婚を選択しました。

男性は、復縁したいという気持ちがある場合は別居を選び、もう復縁は難しいと判断した場合は離婚を選ぶという傾向があるようです。

実際に別居や離婚をした人は後悔していないのか

実際に別居や離婚をした方100名に対し、「別居、あるいは離婚をして後悔したか」についてアンケートを実施しました。

その結果、下記グラフの通りとなりました。

別居か離婚をして後悔したかどうかのアンケート結果

別居、あるいは離婚をして「後悔した」と答えた人は13%に留まり、「後悔していない」と回答した人が87%と圧倒的に多い結果となりました。

次に、男女別で見てみましょう。

別居か離婚をして後悔したかどうかのアンケート結果(男女別)

男女別だと、「後悔した」と回答した男性が20.8%、女性が5.8%と、男性の方が後悔する傾向にあります。

「後悔した」と回答した方

女性の中では、別居や離婚で子供に会えない状況になった方のご意見が目立ちました。

40代女性(離婚を選択)

もっと自由に子供と会えるようにしておけばよかったです。

30代女性(別居を選択)

子供と会えないのが一番辛い。

また、下記のような生活面での現実的な問題をあげている方もいました。

30代女性(別居を選択)

お金がなくなってしまった。

男性の中では、別居や離婚をした段階で「相手の良さに気づいたから」という意見や、「もっと話し合えばよかった」という意見が目立ちました。

30代男性の回答(別居を選択)

別居をして離れ離れになることで、ようやく相手の良さに気づいたから

50代男性の回答(離婚を選択)

やっぱり、パートナーが良かったと後悔した。努力して、7年後に元に戻りました。

40代男性の回答(離婚を選択)

もう少し話し合いをすればわかりあえたかなと思います。

また、夫婦関係に良い影響が出ることを期待して別居をしていた男性の方は、別居をしたことで期待とは逆の方向に行ってしまったことを後悔していました。

30代男性(別居を選択)

さらに心が離れてしまい、離婚までそう遠くはなさそうです。

「後悔していない」と回答した方

男性も女性も、別居を選択していて「後悔していない」と回答した方は、「別居したことで夫婦関係を見つめ直すことができた」「関係が良好になった」という意見が目立ちました。

30代女性(別居を選択)

後悔はしていません。結果的にお互い冷静になれて真剣に話し合うことができました。関係は良好になりました。

20代女性(別居を選択)

初めて大きな諍いになり、1週間ほど口を聞きませんでした。話し合えば食い違うような感覚です。あのまま一緒にいたらきっと精神的におかしくなっていたし、離婚になっていたのではないかと思うので、今の方法をとって良かったと思っています。

40代男性(別居を選択)

お互いを見つめなおせたので別居は良かった。

30代男性(別居を選択)

お互い頭を冷やす時間を作れた。

ただし、子供がいる場合は、別居や離婚の選択自体に後悔はなくとも、子供に対する罪悪感が残ったという方もいました。

40代女性(別居を選択)

後悔してはいませんが、別居の期間は子供にいろいろ心配させてしまったようなので、可哀想だったなぁと思っています。

30代女性(離婚を選択)

私自身は後悔は全くしていないが、離婚当時3歳になったばかりの子供がいたので、年齢が上がるにつれ保育園行事や出かけ先で親子連れを見た時、父親がいないことに子供自身がどう思っているかを考えると、もっと私は頑張れたんじゃないかと思ってしまうことはある。

また、離婚を選択した方の中では、夫婦間でしっかりケジメをつけられたからという方もいます。

30代男性(離婚を選択)

離婚については親権も私が持てましたし、元嫁の都合のよいふうにはさせなかったため。後悔はしていません。間に弁護士を挟み徹底的にケジメをつけたのでよかったです。しかし、子供は悲しんでいると思います。離婚に至るしかなかったこと・経緯を後悔しています。

上記のことから、夫婦間で金銭的な問題があったり、DVやモラハラ等の自身に被害が及ぶ行為を受けている場合、一度距離を置いてお互いを見つめ直したい場合は、別居や離婚に踏み切ることが重要といえるでしょう。

一方で別居や離婚をして後悔しないためには、女性の場合は別居時や離婚時に子供の親権についてしっかり話し合うこと、男性の場合は相手との話し合いを放棄せず、気が済むまで話し合ったり、相手の良い点を思い出してみるなどすることが重要といえるかもしれません。

また、離婚時には弁護士に相談することも対処の一つとして検討すると良いでしょう。

離婚か別居に悩んだり法的トラブルが発生したら

 
「別居と離婚どちらが得か」という問題は法的な部分も大きく関係するため、非常に複雑です。
 
悩んだときには、迷わず弁護士へ相談しましょう
 
別居をしているけれど、やはり離婚したい、という人も弁護士への相談が離婚への第一歩。
 
どちらのメリット、デメリットも確認しているが、決められない場合も弁護士の力を借りるのが最善です
 
特に男女問題の解決が得意な弁護士なら、知識や経験も豊富なため、あなたの要望に沿った問題の解決が可能です。
 
ぜひ一度相談してみてください。
 

離婚や別居についてお悩みの方は以下の記事もおすすめ

別居と離婚はどちらが得?離婚した方がいいケース3選と別居した方が良いケース5選のまとめ

別居と離婚どちらが得かという問題については、まず離婚と別居のメリットやデメリットを比べてみましょう
 
離婚には他人になれるメリットはありますが、様々な苦労が必要になるデメリットがあります。
 
また、別居には離れて生活できるメリットがある反面、次のステップに移れないデメリットなどがあります。
 
これらは自分で判断しにくく、難しい問題なので、専門家である弁護士の相談を受けることで一番良い選択ができるはずです。

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