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性的DVって?夫婦間でも性犯罪は成立する?|性的DV5つの対処法

性的DVをご存じですか?夫婦の夜の性生活は夫婦円満の秘訣ともいわれますが嗜好が合わないなどで性的DVともなる場合があります。性的DVは、配偶者との性行為がうまくいってないことでもあたる可能性があります。DV紛いの性的暴力に悩んだときにはどう対処していいのか見ていきましょう。 

性的DVとは?

性的DVとは、配偶者からの性的暴力をいいます。
 
夫婦だから配偶者の性的趣味にも服従しなければいけないわけではなく、性的暴力に甘んじる必要はありません。
 
性的DVとは具体的にどのようなものか、夫からの性的暴力に対処する方法はどのようなものがあるかご紹介していきます。

夫婦間での性的DVといえる行為とは?性犯罪になる場合も!

DV・性的暴力を夫婦といえども我慢することはありません
 
配偶者から受ける性的なことで嫌だと感じていることが性的DVである場合もあります。
 
夫からの性的暴力にはどのようなものがあるのでしょうか?

性的DVといえる行為(1) 避妊をしてくれない

性的DVの特徴として相手のことを考えない自分勝手な性的行為があげられます。
 
特に女性と男性の立場で大きく意味が変わってくる避妊の問題は、重大な性的DVであるということができます。
 
妻が避妊をしない性行為を拒んでいるにも関わらず、何も対処せずに強引に性的行為に及ぶ夫は性的DVを行う暴力夫といえるでしょう。

性的DVといえる行為(2) 反強制的に性行為をさせる

先程の避妊の例でもあるように、片方が性的行為を拒否しているにも関わらず行為に及ぶことも性的DVと呼ぶことができます。
 
たとえ夫婦であっても同意していない性的DVであるような性行為は、強制わいせつ罪・強制性交罪になり得ます。
 
夫婦間での強姦罪の成立を認めた裁判例もあります(東京高判平成19年9月26日判タ1268号345頁)。

性的DVといえる行為(3) 性的嗜好を押し付ける

性的行為は自身の快楽を求めるあまり行動がエスカレートする人もいます。
 
配偶者の性的行為が一般的でなく、相手が嫌悪感を抱くような内容であったり、怪我を負ってしまうなどひどいときは性的DV・性的暴力といえます。
 
場合によっては強制わいせつ罪や強制性交罪にもあたります。

性的DVで悩んでいるときの対処法

夫婦でDV・性的暴力を受けているとは身内や友人にも相談しづらいことも多いでしょう
 
特に性的DVにあたるような行為ならなおさらです。

夫からの性的暴力、性的DVで悩んだときはどのように対処したらよいのかご紹介します。

性的DVで悩んでいるときの対処法(1) 本人に、行っている行為が性的DVだと伝える

配偶者が怖いと感じる場合もあるでしょうが、まずは本人に直接行っている行為が性的DVであるということを告げましょう。
 
  • 自分はそのような性的行為を求めていないこと
  • それが性的暴力であること

それらを相手にわかってもらうことが大切です。 

性的DVで悩んでいるときの対処法(2) 保護団体に相談する

身を寄せる場所が無い、先立つものも無いという場合はお住いの市町村や警察署に相談しましょう。
 
しかるべき保護団体へ相談・避難することができます。

性的DVで悩んでいるときの対処法(3) 警察に相談

警察は性的DVを受けている本人に対する保護だけでなく、性的暴力を振るう夫に対して指導、注意を促してくれます。
 
別居するほどではない、おおごとにして夫婦関係を悪化させたくないという場合は、これらの注意をしてもらうだけでもDV・性的暴力が治まる場合があります。

性的DVで悩んでいるときの対処法(4) 保護命令の申立て

性的暴力だけでなく殴る蹴るなどの身体的暴力を振るう配偶者の場合は、別居するために荷物を取りに行くのも怖い場合があります。

言っても聞き入れてくれない相手の場合は裁判所から保護命令を出してもらいます。

保護命令の中には荷物を受け取りに行く間に家をあける退去命令も含まれます。

性的DVで悩んでいるときの対処法(5) 別居・離婚する

DV・性的暴力を行う配偶者に対して夫婦間で離婚の話し合いをしてみましょう。
 
夫婦間の合意があれば離婚することができます。
 
もし配偶者との離婚の合意が見られない場合でも、別居状態が続けば夫婦間の合意がなくても一方的に離婚できます。

性的DVを理由に離婚しようと考えたら

夫婦間の性的DVで離婚したいと考えたとき、スムーズに相手の離婚の合意が得られない場合もあります。
 
そんなときにもDV・性的暴力に泣き寝入りせずできることがあります

性的DVを理由に離婚(1) できる限りの証拠を集める

夫婦間の性的DVで悩んでいるなら、事実の証拠を集めておきましょう。
  • 夫婦の会話の録音
  • 怪我をしたときの医者の診断書
  • どんなことをされたのか日記に書いておく

証拠が具体的で第三者にもわかりやすいほどDVや性的暴力の事実が認められ、離婚しやすくなります。

性的DVを理由に離婚(2) 離婚調停を申し立てる

性的DVを受けている人はなかなか夫婦の話し合いで行う協議離婚は成立しにくい場合が多いです。

家庭裁判所に夫婦関係調整調停を申し立てて第三者を入れて離婚の話し合いをすすめましょう。

調停委員を介すので直接相手と合わずに離婚の話し合いができます。

性的DVを理由に離婚(3) すぐに弁護士に相談する

DV・性的暴力をする相手と直接会いたくない場合は、弁護士に相談して代理人になってもらうのも良い手です。
 
男女問題に詳しい弁護士なら離婚問題の相談相手としても頼りになるでしょう。
 

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性的DVって?夫婦間でも性犯罪は成立する?|性的DV5つの対処法のまとめ

夫婦であると世間体や親族への対面もありパートナーのDVや性的暴力で簡単に別れるのが難しくなる人もいるでしょう。
 
やめてもらうにはまず相手に直接話をすることが大切です。
 
話し合いができないような相手なら、保護団体などを通して指導や注意を与えてもらうこともできます。
 
それでもどうしても治らない場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることも必要です。
 
会えばDVや性的暴力を振るわれるおそれがあるときには弁護士に代理人になって離婚の話し合いを進めてもらいましょう。

思い当たる状況があれば、いち早く弁護士に相談し、どのような法的問題が発生し得るか・どのように対応すべきかを確認するのも一つの手です。

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