結婚しても苗字を変えたくない人のための3つの方法とは?
結婚をしても苗字を変えたくない!という女性はとても多いようです。結婚をすると、一般的に多くの女性は苗字を変える必要があるので、仕事などに影響が出るという意見が少なくありません。結婚をしても、苗字を変えないでいい方法はあるのでしょうか。結婚後の苗字について詳しく解説していきます。

結婚しても苗字を変えたくない!
結婚して苗字が変わったら必要になること

結婚して苗字が変わったら必要なこと(1) 印鑑を新しく作る
結婚して苗字が変わったら必要なこと(2) 免許証の名義変更
結婚して苗字が変わったら必要なこと(3) 銀行口座の名義変更
結婚して苗字が変わったら必要なこと(4) パスポートの名義変更
結婚して苗字が変わったら必要なこと(5) クレジットカードの名義変更
結婚して苗字が変わったら必要なこと(6) 公的医療保険関連の名義変更
結婚して苗字が変わったら、公的医療保険関連の名義変更も行う必要があります。
たとえば国民健康保険証や、持病がある場合にはそれに伴う医療証なども含まれます。
これらは手続きを行う機関が異なることがありますので、まずは役所に問い合わせてみるのが良いでしょう。
結婚して苗字が変わったら必要なこと(7) 仕事での使い分け
結婚して苗字が変わったら、仕事での使い分けを行う必要があります。
職場で結婚後の苗字変更に伴い姓を変えるのか、旧姓のまま使用するのかなどを考えなければなりません。
また、結婚後には名刺などの苗字変更が必要な場合もあるでしょう。
夫婦別姓は認められていない

日本では夫婦別姓は認められていない
日本では、現在のところ残念ながら夫婦別姓が認められていません。
そのため、結婚してから苗字を変更しないという選択肢はできないのです。
結婚後に苗字を変えると仕事で不便だとしても、夫婦別姓はできないのが現状です。
海外では認められている国も多い
日本では結婚後の苗字を変える必要がありますが、海外では夫婦別姓が認められている国が多くあります。
たとえば韓国や中国、オランダ、スウェーデン、オランダなどは夫婦別姓を選ぶ人が多いようです。
他にもフランス、イギリス、カナダ、アメリカなどでも夫婦別姓が認められています。
いずれ日本でも認められる可能性もある
日本では現在のところ結婚後に苗字を変えない夫婦別姓が認められていませんが、実際には多くの「結婚しても名前を変更したくない」という声が集まっています。
実際に男女平等に伴い夫婦別姓を取り入れようとする動きもあるので、日本でもいずれ認められる可能性があるといえます。
結婚しても苗字を変えたくない場合は?

結婚しても苗字を変えないという選択肢(1) 事実婚にする
結婚して苗字を変更したくないのなら、事実婚を選ぶのも良いでしょう。
結婚後に私生活だけでなく戸籍上も苗字を変えなくても良いのは事実婚の大きなメリットといえます。
ただし、
- 周囲の理解を得にくい、
- 子供ができたら非嫡外子になる、
- 配偶者控除などが受けられない
というデメリットもあるので把握しておきましょう。
結婚しても苗字を変えないという選択肢(2) 通称を使用する
結婚後に仕事などの理由で苗字変更をしないのなら、通称を使用する方法もあります。
通称を使用するメリットは、
- 子供が非嫡外子にならない、
- 配偶者控除などが受けられる
という点です。
反対に、結婚後に通称を使用すると
- 公的な書類やホテルの予約、
- クレジットカードのサインな
どの際トラブルになる可能性がある点はデメリットです。
結婚しても苗字を変えないという選択肢(3) 国際結婚をする
結婚語に苗字を変えたくない場合には、国際結婚をするのもひとつの手段です。
国際結婚では大きなメリットとして、法律婚で夫婦別姓を実現できます。
反対にデメリットは、日本人同士での結婚においては実現できないので、結婚相手が外国人である必要があります。
結婚後の苗字についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめ
結婚しても苗字を変えたくない人のための3つの方法とは?のまとめ

結婚後に苗字を変えたくないという人は、事実婚を選んだり、通称を選ぶなどの工夫をしてみると良いでしょう。
ただし、事実婚は法律婚と違い、様々な手続きが複雑となることが多いようです。
結婚後の夫婦別姓において、法律問題で困った際にはトラブルが大きくなる前に弁護士に相談することをおすすめします。