離婚後子供に会えない!離婚後に子供に会うためにすべきこととは?

離婚後、子供に会えないことで辛い思いをしている人は少なくありません。養育費だけ払っているのに会えない…、子供の成長を見ることができない…など、辛い思いをしていませんか?ここでは、どうして子供に会うことができないのか、どうすれば子供に会えるのかについて、解説していきたいと思います。

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離婚後子供に会えない!どうすれば会えるの?

離婚後に、子供に会えないことで辛い思いをしている人が多いことをご存知でしたか?

養育費は支払っていても面会はできていないという人がたくさんいるのです。

特に、浮気を理由に別れた場合などは、相手の顔も見たくないし子供にも会わせたくないというのが心情です。

しかし、どうしたら子供と会うことができるのでしょう?

離婚後子供に会えない父親がいる?

離婚後、子供の親権は母親が持つことが多く、子供に会えなくて辛い思いをするのは父親が少なくないようです。

離婚後に子供に会えない?(1) 離婚後に子供に会えない父親の体験談

とある男性は、離婚の際に子供との面会について取り決めていましたので、しばらくは定期的に子供と面会することができていました。

しかし、妻が再婚することになったのをきっかけに、子供と面会することができなくなったそうです。

離婚後に子供に会えない?(2) 面会交流は子供の都合優先

平成24年4月に改正された民法766条には、協議離婚にあたっては“父又は母と子との面会及びその他の交流”について協議で定め子の利益を最も優先して考慮しなければならないとあります。

子との面会交流は、子供が親に会う権利ですので、子供が拒否しているなどを理由に会えていないケースもあるのです。

離婚後に子供に会えない?(3) 調停・裁判で決める必要がある

前述の民法766条1項は協議離婚の場合についての定めであり、調停・裁判になった場合は、子供の面会についても争う必要があります。

離婚調停や裁判になっている場合は、養育費などの離婚条件と一緒に面会交流についても取り決めます。

離婚後子供に会えない理由5選

子供との面会交流について取り決めたにもかかわらず、離婚後に子供に会えないのはどうしてなのでしょう?

離婚後子供に会えない理由(1) 母親が面会させたがらない

まず、母親が面会させたがらないというのが一番の理由でしょう。

特に浮気などで離婚に至り、顔も見たくない相手に自分の大事な子供を会わせたくないというのは考えられます。

離婚後子供に会えない理由(2) 離婚理由がDVなど

離婚理由がDV、つまりは夫の妻や子供への暴力によるものだった場合はなおさらです。

面会交流によってまた暴力をふるう可能性があったり子供のストレスになったりする場合には、調停や裁判でも面会交流が認められない可能性があります。

離婚後子供に会えない理由(3) 保護命令が出されている

保護命令が出されているケースでの面会交流は認められません

これは、保護命令制度といって、夫からの暴力から逃れるために妻が裁判所に申し立て、裁判所がつきまとい等をしてはいけないとを命じるものです。

離婚後子供に会えない理由(4) 子供が会いたがらない

そもそも面会交流は子が親に会うための権利ですので、子供が会いたがらないのであれば会うことはできないでしょう。

特に10歳以上の子供の場合には、まず子供の意思が尊重されるのが普通です。

離婚後子供に会えない理由(5) 母親が再婚して…

そして、母親が再婚するというケースがあります。

再婚することで面会交流をさせなくていいわけではありません

しかし、新しい家庭に気兼ねしてしまうなど、母親の再婚により父親との面会が子供のストレスになる場合に中断することがあります。

離婚後に子供に会えない!法律上の権利は?

離婚後に子供に会えないというのは法律的にはどうなのでしょうか?会える権利は保障されていないのでしょうか。

子供に会う権利(1) 親権と監護権

たとえ父親に親権があったとしても、監護権がないと子供と会えなかったり一緒に暮らせないことがあります。

実際、子供の世話をするのは母親の方が適しているという場合、親権が父親にあっても財産的管理のみで、実際に子供の世話をしたりする監護権は母親が持つと取り決めるケースがこれに当たります。

ただ、取り決めがない場合は親権者と監護権者は同一人物になります。

監護権者って何?親権者とどう違うの?

子供に会う権利(2) 面会交流権(面接交渉権)

面会交流権というのは、子供を養育していない方の親(非監護親)が子どもを養育している親(監護親)に対し、子供と面会することを求める権利です。

面会交流権について争いがある場合、家庭裁判所に面会交流調停を申し立てることができます

ただし、裁判所に申し立てたとしても、面接交渉権を拒否されるケースもあります。

面会することが子供の利益にならない場合には、裁判所も面会を認めたりはしないということです。

しかし、子供の福祉を害することがなければ、面会を制限されたり面会の機会を奪われることはありません

子供に会う権利(3) 面会を強制する方法もある

離婚の際に面会に関する取り決めをしたにもかかわらず、約束を守らず子供に会わせようとしないということであれば、法律に基づいて面会できるようにする手続きはあります。

具体的には、後述するように、面会拒否する監護親に対しお金を払う義務を課すことで面会交流を促す、間接強制という方法があります。

離婚後子供に会えないときにすべきこと3選

では、具体的にはどのような法的手続きをとれば子供と会うことができるのでしょうか?

離婚後子供に会えないときの対処法(1)  面会交流調停申立て

また、面会交流調停申し立てをし、新しく面会交流に関する取り決めをするという方法もあります。

成長と共に生活状況が変わり、子供が当初の取り決め通りに面会できないこともあるかもしれません。

離婚後子供に会えないときの対処法(2) 履行勧告

履行勧告というのは、子供との面会交流についてきちんと取り決めたにもかかわらず、相手方が子供に会わせようとしない場合に、裁判所に「履行勧告の申出」を行って、相手方に約束通り面会をさせるよう勧告してもらうという手続きです。

といっても、これはただ勧告してもらうだけの手続きですので、残念ながら強制力はありません

離婚後子供に会えないときの対処法(3)  間接強制

間接強制というのは、期限を切って、一定の時期までに取り決めた面会交流を履行するように裁判所から勧告し、それでも履行しない場合には金銭の支払いを命じるというものです。

間接強制は、無理やり子供を連れてくるわけにはいかないため、これを行っても直接的な強制力はありません

金銭の支払いを命じることによる心理的な強制により履行が見込める場合に有効です。

離婚後子供に会えない事態を避けるために離婚前にすべきこと5選

離婚後に子供に会えないなどという事態を避けるためにやっておくべきことは何なのか、確認しましょう。

離婚後子供に会えない事態を避けるために(1) 円満離婚する

離婚後に子供に会えない事態を引き起こさないためには、円満離婚するのが一番です。

浮気などにより妻の激しい怒りがおさまらない状態で離婚をすれば、子供にも会わせたくないという事態になってしまいます。

離婚後子供に会えない事態を避けるために(2) 離婚の理由をはっきりさせる

離婚の際には離婚理由をはっきりさせておきましょう。

DVや浮気など、子供に危険がおよんだり子供にとって悪影響となるような離婚理由がない限りは、面会交流は認められるのが普通だからです。

離婚後子供に会えない事態を避けるために(3) 面会について細かく決める

離婚の際には、協議離婚であっても面会については細かく具体的に取り決めておきましょう

面会をする回数は月に何回なのか、日時はいつにするのか、どのような方法で面会をするのか、宿泊はどうするかなど、子供の年齢に応じてできるだけ明確に決めておいた方が良いでしょう。

離婚後子供に会えない事態を避けるために(4) 決定事項は書面に残す

面会交流について取り決めたら、財産分与や慰謝料、養育費などの離婚条件とともに離婚協議書を作成し、公正証書にしておきましょう。

口約束で済ませてはいけません

離婚後子供に会えない事態を避けるために(5) 弁護士に依頼する

面会交流の取り決めについては、のちのち約束を守ってもらえないなどのトラブルも起こりがちです。

協議離婚をする場合であっても、最初から弁護士に相談しながら対応することをおすすめします。

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離婚後子供に会えない!離婚後に子供に会うためにすべきこととは?のまとめ

離婚後に、子供に会えなくて辛い思いをしている人は少なくありません。

民法には、協議離婚の場合でも子供との面会交流についてはしっかり取り決めなくてはいけない旨、子供の都合を最優先に考えなくてはいけない旨が定められています。

しかし、円満離婚でない場合には、約束を取り決めたのに履行されないという事態も出てきます。

そんなことにならないよう、離婚の際には最初から弁護士に相談し、養育費の額などとともに面会交流についても詳細な取り決めをしておきましょう。

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この記事の作成者

カケコム編集部