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いつの間にかとんでもない額に?!楽天カードのリボ払いで損しない方法を弁護士が解説

一般的に「リボ払いはやばい」と聞くことが多いですが、楽天カードのリボ払いもやばいのでしょうか?実は、自分では忘れていても、楽天カードに入会申込みをする際、「自動リボ」に登録している可能性があります。この「自動リボ」に登録していることで、支払いがすべて自動的にリボ払いになってしまうため、「結構お金を使ったつもりだったけど毎月の支払い金額は少ないな」と思っていても、実はそれは「自動リボ」になっているだけで、知らずしらずのうちに多くの利息を抱えてしまっているかもしれません。今回は、そんな楽天カードの自動リボの確認方法や解除方法、リボ払いをしすぎて返済しきれなくなった場合の対処法等について、弁護士が解説します。

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「利息を考えず、リボ払いを使いすぎてしまった」
「リボ払いの残高が一向に減らず、借金が一向に減らずに困っている」
という方は、ぜひ一度弁護士にご相談ください。
弁護士にご相談いただくことで、下記のようなメリットを得られる可能性があります。

Point

弁護士に相談するメリット
・返済不能な状況でも、あなたの場合、どのような返済手段が取れるのか教えてくれる。
それぞれの返済手段のデメリットについても詳しく教えてくれる。
家族等に知られずに借金を返済したい場合も、サポートしてくれる。

カケコムでは、あなたにあった弁護士を見つけるサービスを提供しています。

リボ払いがやばいって本当?

リボ払いは「利用するとやばい」と言われることが多いですが、やばい仕組みであることは本当なのでしょうか?

そもそもリボ払いの仕組み自体が「やばい」と言われている

そもそもリボ払いは年利が分割払い等の支払い方法よりも高かったり、返済回数が無制限で利息のみの返済が可能となっているためいつまで経っても元本(利息以外の元の借金)が減らない…等、「やばい」と言われる要素があります。

リボ払いの仕組みや「やばい」と言われている理由については、別の以下記事で詳しく弁護士が解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事はこちら

>>【関連記事】リボ払いがやばいと言われるのはなぜ?リボ地獄に陥らない方法を弁護士が解説

楽天カードに入会すると同時に「自動リボ」にも登録しているケースがある

自分では忘れていても、楽天カードに入会申込みをする際、「自動リボ」に登録している可能性があります。

これは、楽天カードに入会申し込みをする際に、自動リボサービスの利用を登録することができるためです。

楽天カードでは、申込みの「自動リボサービス申し込み」欄の「申し込む」にチェックを入れてカードの作成を申し込むと、「自動リボ」に登録されてカードの発行がなされます。

そしてこの「自動リボ」とは、ネットショッピングや店頭での支払いの際に1回払いとしたとしても、その支払いが自動的にリボ払いになるサービスです。

また、自動リボになった支払いを、一括払いなどのもとの支払方法に戻すことはできないという注意書きもあります。

「自動リボ」を利用すると毎月の支払額が一定になるというメリットはありますが、基本的には高めの利率の手数料がかかります。

申込みの際の内容について、あまり覚えていない場合もあるため、利用には注意が必要です。

楽天カードでリボ払いを極力利用しないようにするためには?

続いて、楽天カードでリボ払いを極力利用しないようにするための方法をご紹介します。

カード入会時に「自動リボ」が登録されていないか確認する

「自動リボ」に登録したかどうか覚えていなくても、慌てる必要はありません。

楽天カードでは、「楽天e-NAVI」という会員サイトに楽天会員のユーザIDとパスワードでログインすれば、現在の契約状態を確認することができるためです。

楽天カード自動リボ登録確認方法図解

「楽天e-NAVI」へのログイン後、「リボ・分割・キャッシング」→「リボ払い」→「自動リボの登録・解除」のボタンを押すと、現在自動リボサービスに登録しているかどうか確認することができます。

現在自動リボの登録をしている場合には、「現在、自動リボサービスにご登録いただいております。」と表示されます。

一方、登録をしていない場合には、「現在、自動リボサービスにご登録いただいておりません。」と表示されます。

「自動リボ」が登録されている場合は登録を解除する

「自動リボ」を利用するつもりがないのに登録されてしまっていることが分かった場合には、その確認画面から解除の手続きをすることができますので、すぐに解除しましょう。

なお、この「自動リボ」の登録を解除することで、それ以降に使う分については「自動リボ」での支払いにはなりませんが、それまで利用した分については、解除しただけではリボ払いから変わりません。

既に利用した分について、リボ払いをやめたい場合には、別途、繰上返済の手続きが必要となります。

電話やチャットサポートでの手続きが必要になると考えられますので、既に利用している場合で、こちらの手続きを行うようにしましょう。

「自動リボ」の登録解除手順

  1. 「楽天e-NAVI」という会員サイトに楽天会員のユーザIDとパスワードでログインします。
  2. 「リボ・分割・キャッシング」→「リボ払い」→「自動リボの登録・解除」をクリックすると、「自動リボ」の登録がある場合には、「現在、自動リボサービスにご登録いただいております。」と表示されます。
  3. そのまま画面を下にスクロールすると、”「現状 自動リボ登録済」「ご希望の「自動リボ」の設定」「解除」注意事項を必ずお読みの上、ボタンを押してください。”と表示されて、「確認画面へ」というボタンが表示されますので、押します。
  4. 次の画面で、「解除する」ボタンを押します。

一括で購入できる商品のみに楽天カードを利用するようにする

まず、上記の手順で、楽天カードで「自動リボ」の登録をしていない状態であることを確認しましょう。

そして、リボ払いをすることをやめるためには、それ以降、一括で購入できる金額の支払いにのみカードを利用するようにしましょう。

これができなければ、結局はまた支払いが厳しいときに、毎月の負担額が少なくなる「リボ払い」の誘惑に負けてリボ払いを利用するきっかけとなってしまいます。

「リボ払いにするとポイント進呈」等の甘い言葉にも揺らがない

リボ払いを利用することで、何らかのメリットを受けられる場合があります。

「●●万●●円以上の支払いをリボ払い変更にすることで●●ポイント進呈」など、随時リボ払いの勧誘をしていることがあります。

ポイント欲しさに、ついついリボ払いの利用をしてしまいやすいですが、将来、得られるポイント以上の手数料を払う可能性が潜んでいます。

楽天カードで返済しきれないリボ払いを利用してしまった場合のリスクを知る

返済しきれない金額のリボ払いを利用してしまった場合、カードの利用停止、遅延損害金の発生、督促、強制解約、信用情報への影響、最終的には財産に対する差押えをされる可能性があるなど、様々な不利益を被ることになります。

返済しきれないことに気づいてからでは、なかなか立て直すことは難しい状況となります。

カード利用の段階で、返済できる見通しがあるかどうか、しっかり把握してから利用する必要があります。

楽天カードで支払いを滞納してしまうとどうなる?

楽天カードの支払いを滞納すると、カード利用が停止されたり、催促の連絡が来たり、最悪の場合は裁判や財産の差し押さえにまで発展する可能性があります。

下記の記事では、わかりやすい図解付きで支払い滞納後の流れを弁護士が解説していますので、楽天カードの利用を検討している方や実際に利用している方はぜひご一読ください。

関連記事はこちら

>>【関連記事】楽天カードの支払いを滞納すると給与を差し押さえられる?リスクや対処法を弁護士が解説

楽天カードで返済しきれないリボ払いを利用してしまった場合の対処法

楽天カードで返済しきれないリボ払いを利用してしまった場合には、下記のような対処法が可能な場合があります。ぜひ一度ご検討ください。

楽天カードのリボ払いよりも金利が低いカードローンへ乗り換える

リボ払いが返済しきれない状態となってしまった場合には、リボ払いよりも金利が低いカードローンなどへ乗り換える方法が選択肢としてあります。

リボ払いよりも金利が低ければ、状況が改善する可能性があります。

ただ、他のカードローンで借入れてリボ払い分を支払うとしても、将来の手数料分まで全額支払ってしまっては状況は悪化します。

繰上返済の手続きをして、手数料がかからない形で返済が可能かどうか、確認してから返済するようにしましょう。

また、カードローンの返済方法についても、毎月一定額を返済する形であれば、リボ払いと変わりません。

もしカードローンへの乗り換えを検討する場合には、しっかりと手数料などの利率を確認してからにしましょう。

リボ払いの借り換えをするより具体的なメリットや、借り換えをする際の注意点については、下記の記事でも弁護士が解説しています。借り換えの際には、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事はこちら

>>【関連記事】リボ払いの借り換えをするメリットは?借り換えをした方が良いケース等を弁護士が解説

債務整理を行う

リボ払いが返済しきれない状態ということは、他のカードローンで借入れをしても解決できない状態となっている可能性も高いです。

その場合には、自分で頑張ることは一旦やめ、債務整理をすることを検討しましょう。

債務整理には、大きく分けて、下記の3つの方法があります。

  1. 任意整理:将来の利息をカットして元金を分割で返済していく
  2. 個人再生:裁判所の関与のもと負債を圧縮して圧縮した負債を分割で返済していく
  3. 自己破産:裁判所の関与のもと負債を免責してもらい返済しなくてもいい状態にする

その他にも「特定調停」という種類の債務整理がありますが、その特定調停も含め、より具体的な概要や、メリット・デメリット等を知りたい方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

関連記事はこちら

>>【関連記事】債務整理の種類4つとそれぞれのメリット・デメリットを弁護士が解説

自分ができる返済方法を弁護士に相談する

借金を返すことが厳しいと感じ始めたくらいの頃は、まだまだ返済してやっていけると思うこともあるでしょうし、一方で、この先どうなってしまうかなといった不安な気持ちになることもあると思います。

一人で悩んでいると、インターネット上の都合のいい情報に影響されやすくなってしまい、最初の段階で適切に対応しておけば大きな問題にならなかったものの、良からぬ方向へ行ってしまうことがあります。

気がついたら手に負えないほどの借金の額になっていたり、違法行為、犯罪行為に関わってしまっていたという事態になりかねない問題です。

できるだけ早いタイミングで弁護士に相談することで、自分の状況や今後進むべき方向が見えてくるので、借金の返済が厳しいと感じたら早めに弁護士に相談してください。

カードの借金問題で困ったらまずは弁護士へ相談

カードの借金問題で困ったら、まずは弁護士への相談がおすすめです。

債務整理を扱う弁護士であれば、債務整理をする必要がある状態なのか、債務整理をする必要がある場合には、任意整理・個人再生・破産のどの方法が適しているのか、またそれらの手続きを取った場合にはどのようなメリットデメリットがあるのか分かります。

弁護士と話した内容を踏まえ、ご自分で方針を考えても良いですし、信頼できる弁護士であればそのアドバイスを積極的に取り入れれば良いと思います。

債務整理に関する相談は無料で対応している事務所も多いので、気軽に相談していただけると思います。

また、実際に債務整理をするとして、弁護士は、基本的には依頼を受ける案件に制限はないので、相談して話しやすく、信頼できる弁護士だったのであれば、債務整理の方針に関わらず、その弁護士に依頼して、代理人として債務整理手続きを進めることができます。

村木弁護士からのメッセージ

借金問題は、何となく恥ずかしいし、誰にも知られたくない悩みの1つだと思います。

当然、友人や家族にも相談しづらい問題だと思います。

弁護士は、守秘義務がある他人です(中には友人や家族の場合もあるかもしれませんが。)。

借金問題について相談するときに、こんなに都合のいい人はいません。 

ぜひ、借金の返済が厳しいと感じたら、お早めに弁護士に相談してみてください。

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