不倫が奥さんにバレても別れない男性心理や理由5選と離婚する場合の注意点を解説
不倫が奥さんにバレても別れない男性っていますよね。どういう神経をしているのでしょうか。夫に別れるつもりがないのか、不倫相手が拒否しているのか理由はいろいろ考えられますが、このまま放っておくわけにはいきません。この記事では奥さんにバレても別れない夫の心理と対処法をまとめました。
不倫されている側で、「夫が不倫していることを知ってしまったが、どう対処すれば良いかわからない」「離婚や慰謝料の請求をしたい」という人は、弁護士へ相談することで下記のようなことを実現できる可能性があります。
Point
・配偶者や配偶者の不倫相手になんと話を切り出せば良いのか?どう話を進めればいいのか?どんな証拠が有効か?等について、豊富な弁護経験を元にアドバイスや代理交渉をしてくれる。
・あなたのケースの場合、相手に請求すべき妥当な慰謝料がどの程度の額なのか?自分が請求しようと考えている額では損してしまわないのか?をチェックしてくれる。
・離婚する場合、離婚後の生活設計についてもアドバイスしてくれる。
また、不倫している側で、「不倫が相手の奥さんにばれたかもしれない」「不倫相手の奥さんから慰謝料請求されないか不安」という人は、弁護士へ相談することで下記のようなことを実現できる可能性があります。
Point
・相手からの連絡にどう対応するのが適切なのか?慰謝料請求されている場合、そもそも支払わなければならないのか?等を、豊富な弁護経験を元にアドバイスや代理交渉をしてくれる。
・あなたのケースの場合、相手から請求されている慰謝料が本当に適正な額なのか?減額できる余地はないのか?をアドバイス、サポートしてくれる。
・慰謝料の支払い方法について、一括で支払う能力がない場合は分割支払いにできないか等、あなたの資力に合わせた交渉を行ってくれる。
慰謝料請求をされていても、場合によっては支払わなくて良い場合があります。
相手の提示を鵜呑みにして大きな損をしてしまわないよう、できるだけ早めに弁護士へ相談することが重要です。
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不倫が奥さんにバレても別れない男性心理5選
不倫が相手の奥さんにバレることを、「奥バレ」といいます。
「夫の不倫が発覚して反省させたし、これでようやく関係解消してくれる」と思っていたのに、奥バレしても今まで通り不倫関係を続ける男性はどんなことを考えているのでしょうか。
ここでは、不倫が奥さんにバレても別れない男性の心理を7つご紹介します。
不倫が奥さんにバレても別れない男性心理(1) 不倫が許されていると勘違いしている
夫の不倫に気付いていても問い詰めることができなかったり、あえて触れない奥さんの場合は、不倫行為を許されていると勘違いし、奥さんにバレても別れていない可能性があります。
その場合は、きちんと不倫関係を終わらせて欲しいことを相手に伝えることが重要です。
夫婦という間柄だからといって、思っているだけで伝わることはないことを念頭に置き、行動してみましょう。
不倫が奥さんにバレても別れない男性心理(2) 不倫相手と別れる決定的な理由がない
不倫相手と別れる決定的な理由がないため、裏でコソコソと関係を続けているケースもあります。
というのも、奥さんから離婚や慰謝料請求がない等の状況があり、「自分が何をしても奥さんは離れていかない」「家庭を失うことはない」と考えている可能性があるからです。
その場合は、「不倫相手と別れないのであれば離婚も考えている」など、相手にリスクが生じることを伝えると良いかもしれません。
不倫が奥さんにバレても別れない男性心理(3) 奥さんと離婚したい
奥さんと離婚したいと考えており、あえて不倫がバレていても不倫相手と別れていない可能性もあります。
その場合、元々離婚したかったけれど奥さんが離婚を了承してくれないから不倫相手と別れないパターンと、不倫相手に本気になったから奥さんと離婚をしたくなったパターンと2種類が考えられます。
どちらにしても夫が離婚を希望しているのであれば、再構築は難しいかもしれません。
不倫が奥さんにバレても別れない男性心理(4) 不倫がバレたことで自暴自棄になっている
奥さんに不倫関係がバレるということは、離婚や慰謝料を支払う可能性もあるということです。
そのため、自暴自棄になり、「もうどうにでもなれ」という思いから別れを選ばずに関係を続けることを選んだの可能性があります。
もしあなたが夫婦仲の再構築を望んでいるのなら、「離婚する気はないし、もう一度前の関係に戻りたい」とあなたから声をかけてあげることが重要かもしれません。
不倫が奥さんにバレても別れない男性心理(5) 不倫相手が別れてくれない
不倫が奥さんにバレても別れない理由として、不倫相手が別れてくれないという場合があります。
例えばあなたの夫と不倫相手が同じ会社だった場合、「会社の人に不倫のことを言いふらして居づらくする」と言っていたり、「別れたら自殺する」などと言って繋ぎ止めている可能性が考えられます。
そういう時は時間をかけて、夫に強い意思を持って不倫相手に別れ話をしてもらう必要があります。
ストーカー行為があるなど、事態が深刻な場合には警察や弁護士に相談しましょう。
弁護士は相談者に変わって相手方と交渉を行ってくれることもあるため、もし相手から「別れるなら慰謝料を請求する」と言われても、弁護士が専門知識を用いて説得してくれるでしょう。
カケコムでは、1分で入力できる簡単なご相談内容を入力いただき、待つだけであなたのご相談内容に強い弁護士から連絡が届きます。
ぜひ一度、相談してみてください。
不倫が奥バレしても別れない夫と離婚したいなら
奥バレしているのに夫が不倫相手と別れないのなら、これからも結婚生活を続ける意味がないと思う方もいると思います。
もし離婚をしたいと考えているなら、下記のような形で離婚ができる可能性があることを知っておきましょう。
不倫がバレてる夫と離婚するためにしておくこと(1) まずは離婚の流れを知る
夫と離婚したいと考えたら、まずは離婚の流れを知ることが重要です。
離婚の流れは、下記の図のように進んでいきます。

協議離婚なら当人同士の同意で離婚できる
離婚について話し合う場合、まずは当事者である夫婦間のみで話し合う協議を行います。
この協議でお互いが納得した場合は離婚ができます。それはどんな離婚理由であってもです。
しかし、ここで話し合いの決着がつかなかった場合は、調停委員を介して話し合う「調停」へと移行していきます。
ここでもお互いが納得できなかった場合は、裁判へ移行していきます。
裁判の場合は離婚理由が法定離婚事由に当てはまる必要がある
裁判で離婚が成立するのは、離婚したい側の離婚理由が法定離婚事由に当てはまっている場合です。
具体的には、下記の民法770条 のいずれかに該当すれば、裁判でも離婚が認められます。
民法770条
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
配偶者が不倫を繰り返しており、その不倫の中に肉体関係があった場合、それは「不貞行為」となり、上記の民法770条一項に該当するため、裁判でも正式に認められます。
そのため、夫と離婚することは可能ですが、より自分に有利な条件で離婚できるようにするためには、離婚話を切り出す前に様々な事前準備をしておく必要があります。
不倫相手と別れない夫との離婚を考えている人は、下記の3つの準備をしてから離婚話を切り出すようにしましょう。
不倫がバレてる夫と離婚するためにしておくこと(2) 証拠を集める
夫に不貞行為があり、離婚する場合は、証拠を集めることが非常に重要です。
というのも、離婚時に夫の不貞行為があった場合、慰謝料を請求できるのですが、その際に証拠が必要となるからです。
素人が確実な証拠を掴むのはなかなか大変な上に、無理に証拠を掴もうとして逆に犯罪を犯して相手から訴えてしまう可能性もあるため、証拠の収集は専門家である探偵に依頼することをお勧めします。
不倫期間の長さや不倫相手の妊娠の有無などで慰謝料額は大きく変わりますが、だいたい相場は50~300万程度となりますので、できるだけ慰謝料をもらうためにも証拠は集めておきましょう。
不倫がバレてる夫と離婚するためにしておくこと(3) 離婚後の生活設計をする
不倫の事実が証明できれば、相手が拒否していても離婚できる可能性は非常に高くなりますが、離婚後の生活設計を事前にしておく必要があります。
特に子供がいる場合は養育費など、必要となるお金が多くなると思うので、夫の不貞行為を原因として離婚したとして養育費はいくらもらえそうなのか、現状の貯金や仕事で生活費をまかなえるのかを確認しておきましょう。
専業主婦の方の場合は、働ける環境を整えて、何かあったときのために両親など頼れる相手を探しておきましょう。
不倫がバレてる夫と離婚するためにしておくこと(4) 弁護士に相談する
夫の不倫が原因で離婚になり、夫に慰謝料を請求する場合、弁護士がいるかいないかでは慰謝料の金額が異なる可能性があります。
一円でも多く慰謝料を取るためには事前に弁護士に相談しておくことをおすすめします。
万が一慰謝料を巡って争うことになった場合も、一緒に争ってくれる心強い存在となるはずです。
また、夫だけでなく、夫の不倫相手にも「共同不法行為」をした責任が生じるため、慰謝料請求することができます。
共同不法行為とは、複数の人が関与した交通事故や不倫のように、複数の人が加害者となって、共同して損害を与えた場合に認められるものです。
夫だけでなく夫の不倫相手にも慰謝料請求したい場合は、その旨を弁護士に伝え、代理交渉などをお願いしてみましょう。
カケコムなら、初回相談を無料で行っている弁護士も在籍していますので、お気軽にご相談ください。
実は、カケコムが女性100名を対象に独自に行った調査によると、「自分の夫が不倫をしていたら不倫相手に慰謝料を請求する」と回答した人が60人、つまり全体の6割にも及びました。
ただし、素人では奥さんから請求されている慰謝料が妥当なものなのか高額なものなのか分かりませんし、奥さんにバレたことで冷静でいられなくなり、妥当かどうかわからないまま慌てて支払ってしまい、損をしてしまう可能性も考えられます。
このような問題に精通している弁護士にご相談いただければ、慰謝料についてだけでなく、細かなトラブルに対してもどう対処していくと良いのか等のアドバイスや精神的なサポートも行ってくれることがあります。
もしあなたが不倫相手と真剣な将来を考えていて、相手の奥さんから慰謝料請求等を受ける可能性があることを知った上で不倫関係を続ける覚悟があるのなら、不倫相手にそのことを伝え、不倫相手の意見を聞いてみることも重要でしょう。
ただし、もし相手も同じ気持ちであなたに対して真剣な将来を考えていて、現在の奥さんと離婚をしてあなたと再婚をする意思があり、実際に行動に起こしてくれたとしても、あくまでも不倫からはじまった恋愛であったことは忘れないようにしたほうが良いかもしれません。
お互いに不倫をした経験があるということは、これからも不倫する・される可能性があること、またその不安をずっと抱いて結婚生活を続けていかなければならないことが考えられるからです。